映画「THIS IS IT」

すっっごく久しぶりに映画見てきました。
もしかしたら「破」以来なの？とすると4ヶ月ぶりぐらい？(汗)

と、前見た映画がいつだったか思い出せないぐらい久しぶりに見に行った映画は
マイケルの「THIS IS IT」。全世界同時上映です。

見に行きたいけど、仕事が落ち着きそうで落ち着かない、忙しくないけど、精神的に
落ち着かない不安定な時期だったのですが(笑)、友達の誘いがあって
公開初日の深夜ロードショーに行ってみました。

久しぶりの新宿ピカデリー。なぜか深夜ロードショーは初日だけだった。
深夜の席は予約の時は、さほど埋まってなかったのですが、その前の回とかは
満員だったようで、たくさんの人が出てきました。

お約束でマイケルのコスプレが(笑)
スリラーの赤ジャケットを着ていて、ファンの人の好評だったようで
記念撮影を頼む人が跡を絶たず(笑)
異様な盛り上がり(笑)

自分も記念に頼めばよかったかな？

さて、映画の内容はといいますと・・・ドキュメンタリーも混ぜたライブビデオ。
ライブというかリハーサルですけどね。

リハーサルとはいえ、曲の頭から最後まで、まるまる1曲流れる曲が多く
しかもマイケル自身がちゃんと歌ってる曲もあるし、踊りまくってるし
衣装とカメラアングルをのぞけば、本番さながら？

ファンの人が見ると、やっぱりリハーサルだから、マイケルは本気を出してないとか
思われるかもしれませんが、一般の人が見れば、もうそれは完璧で
10年前と何ら変わらぬマイケルがスクリーンで踊っています。

その姿は50歳の姿には見えず、ましてやこの数日後に急死してしまう体には見えません。

ステージや映像もフィニッシュのモノではありませんが、相当豪華なライブになる予定だったようで
ものすごく凝った演出が多かったです。これは日本でやったら、絶対に見に行きたかった。

最近の不景気の影響もあって、B'zのステージセットも例年に比べると、かなり安上がりに
なってます。こんなときにあんな豪華なステージをやろうとしていたなんて、さすがKINGです。

先ほども書きましたが、曲は通しで流れることが多く、曲の合間にドキュメンタリー部分が
挿入されて、テンポは悪い・・・とかそういうことはありませんでした。

ライブの映像も必見ですが、ドキュメンタリー部分もマイケルの貴重な場面が見れて
良かったです。

まずはダンサーのオーディション。
今回のツアーのためにオーディションで応募してきた人たちが、また異常にハイレベル。
しかも誰もがマイケルをきっかけにエンターティナーを目指したとか崇拝している人たちばかり。
泣きながらマイケルと仕事できることを喜んでる人もいるぐらい。

マイケルがいなかったら、ここまでハイレベルなダンサーとか育っただろうか？
マイケルが音楽業界に及ぼした影響の果てしなさを痛感しました。

あとは、普段見ることができないマイケルの姿。
どうしても裁判沙汰とか、普通でない肌の色を見る限り、マイケルの健康状態や精神状態は
普通でないように見えてしまいます。

しかし、リハーサルは違います。曲のアレンジや演出まで、しっかりとディレクションしてました。
私生活はちょっと問題多かったかもしれませんが(笑)、一度ステージに立てば
素晴らしいディレクターでもあり、エンターティナーなんです。

ドキュメンタリー部分でそういったマイケルの姿を確認できますので、曲が流れてない部分でも
楽しめるかと思います。

リハーサルでありながら、豪華で素晴らしいライブを楽しめた「THIS IS IT」。
ここまでマイケルが歌えて踊れたなら、本番ではどんな姿が拝めたのかと思うと
本当に残念で仕方ありません。

最後にマイケルがライブに対する考えを示すのですが、これがまた半端ない(笑)
こんなこと言えるのは、KING OF POPSならではで、マイケルしかいません。
日本のアーティストで、ここまでの思想を持ってと言うか、志の高い人はいないかも？

自分はとにかくマイケルの偉大さを思い知った映画でした。
普通のライブ映像ではありますが、知ってる曲ばかりでしょうし、たったの2週間限定公開です。
ファンでなくても記念に見に行ってみては？

映画館で見れるのは、この機会を逃したら二度とないかもしれませんし。
ちなみに映画のパンフレットも作成されていません。プレミア感あおりまくりです(笑)

といいつつ、来年ぐらいに３D映画としてまた公開しそうな気がしてなりませんが(笑)

タグ：マイケル・ジャクソン THIS IS IT