エジプト灼熱45℃紀行　初日カルナック神殿他編：ZERO SPIRITS：SSブログ

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エジプト灼熱45℃紀行　初日カルナック神殿他編　[旅行] [編集]

H.I.S.のエジプト夢紀行7日間というツアーに参加したのですが、今後、このツアーに参加する方の
参考になるようにレポートでもしようと思います。
（もちろんツアーだけでなく、エジプト旅行の検討材料にもなるように書きます。）

旅行会社から事前に渡される資料って、意外とおおざっぱなモノで、初めて行く土地だとちょっと不安ですよね。
なので、どんな感じのツアーだったか、雰囲気が伝わるようにレポートしたいと思います。

まずは、今回のツアー初日レポートです。

◆インプレッソツアー

今回のツアーはできるだけ楽をしたかったので、インプレッソという添乗員付きのツアーを選択。
というか、日程的にこのツアーしかなかったのですが(笑)

添乗員付きのツアーって初めてだったのですが、成田から同行してくれます。
同じ飛行機に乗って、現地も一緒に回ってくれます。さらに現地では現地のガイドさんが同行して
添乗員さんも同行してくれます。もう至れり尽くせり。

今回は20名のツアーで、これも僕が参加した海外ツアーで最大参加人数。
ちなみにカンボジアは5人ぐらいで、パリは1人でした(笑)　パリはツアーというより、単独行動でしたので
ガイドさんもなし。

◆カルナック神殿（おすすめ度：★★☆）

さて、成田から関空を経由して、ドーハ空港へ。そこから乗り継いでルクソール空港へ。
合計1＋11＋3＝15時間の機内泊フライトをこなしたにも関わらず、現地到着後は
ホテルへチェックインせずに、いきなり観光開始になります(汗)

荷物はバスに載せたまま、必要な荷物だけ持って、観光地を回ります。
まず最初に訪れたのはカルナック神殿。
成田から添乗員のH.I.S.日本人スタッフが付き添ってくれたのですが、ルクソール空港から
現地のガイドさんが同行してくれます。アジールさんという方だったのですが、
日本語でわかりやすく説明してくれました。

まずは、神殿の前に博物館でガイドさんからいろいろと説明を聞き
神殿の知識をある程度入れた後に、現地の神殿に向かうルートでした。

GPSでルートを取ってみました。（赤い線がルート）

画像の左上が博物館で、そこから右に向かって進み、画像の吹き出しがあるところが
遺跡の入り口です。ここから最奥の聖者の池まで向かって、戻っています。

入り口はこんな感じ。パノラマ画像へジャンプします。
↓
正面入り口パノラマ

カルナック神殿は、もちろん初めて来たところですが、映画やゲームなどで見慣れた像が並んでいたり
とても有名な遺跡を、死ぬ前に一度でいいから生で見たい、という理由とお金と日付の都合で
エジプトを選んだので(笑)、見慣れ過ぎなものが並んでいるのは当然なんですが(笑)

有名なオベリスクが建っていたりして・・・初めてという気がしなく。
むしろ見慣れた感じもあって。

神殿に来たと言うより、立派な映画のセットに来たような・・・日光江戸村のような？(笑)

でも、本物の迫力は圧倒的で、あちこち崩れかけてますが、とても神聖な雰囲気はあり

象形文字の彫刻を見ると、ほんとにエジプトに来たんだなと実感(笑)
ガイドさんが説明しながら、徐々に内部に歩いて行きます。

カルナック神殿と言えばオベリスクでしょうか？発見当初は、オベリスクの価値に気がつかず
外国にあげてしまって、エジプトにはここにしか残って無くて・・・

しかも先端が折れてしまってるのもあったり。

オベリスクは30mほどの高さがあるにもかかわらず、パーツで構成されてるのではなく
1つの石から30m丸ごと切り出されて作られてるのがすごいです。

神殿のほぼ最奥まで行くと、20分ほどの自由時間になります。
カルナック神殿は、そんなに広くないのですが、若干分岐ルートもあるので
すべて撮影して回ろうとすると20分じゃ足りません。でも、ガイドさんの説明を
聞きながらメインルートは撮影してるので、20分という時間は短くはないかも？

◆ルクソール神殿（おすすめ度：★★☆）

カルナック神殿から近いところにあるルクソール神殿へ、バスで向かいました。
ルクソール神殿もカルナック神殿に似た感じの場所で、ガイドさんの説明に合わせつつ
奥へ移動する感じでした。
右上がバスの駐車場で、そこから神殿に入って、奥まで行って往復してます。

ルクソール神殿はさらに狭い神殿なので、あまり時間掛からずにすべてを見ることが可能です。
象形文字だとか、像とかやはりカルナック神殿に似ているのですが

ルクソール神殿のレリーフの上に最後の晩餐が描かれていたり

教会があったり・・・若干カルナック神殿との差別化が図られてます。
この教会はなかなか綺麗で、ちょい違和感を感じますが、そこがかえってアクセントに
なっていて、いい感じ。

観光地には一眼レフを持ってきている人がかなり多いですが、高級そうなカメラを持ってる人を
対象に現地の人が声を掛けてきます。撮影ポイントを案内してくれて、最後にチップを
要求してくると言う(汗)

チップは1ドルなのでたいしたことはないのですが、撮影ポイントもさほどたいしたことないので
スルーしてもらった方が良いと思います。

◆モリースホテル（おすすめ度：★☆☆）

初日は、カルナック神殿とルクソール神殿の2カ所を巡って終了です。
その後は、「モリースホテル」にチェックインします。

このホテルは外見も立派でプールもあって、1階で無線LANサービスもあるのですが
部屋がイマイチで・・・(汗)

どこがイマイチかというと
　・シャワーのお湯がぬるい
　・コンセントが１つだけ（洗面所にも１つあり）
といったところでしょうか？

あとは事前にH.I.S.からもらった情報で有線LANがあるというので、
わざわざ有線LANケーブルなどをそろえたのに、今時有線LANの設備はなく
ロビーで無線LANのサービスがちゃんとありました。

H.I.S.のホテル情報が更新されて無く、さらに見にくいので、資料等は
何とか改善して欲しいですね。

ここのホテル・・・というより、今回泊まったホテルはすべてC型のプラグで
変圧器が必要です。ただし、ドーハ空港はBF型プラグでした。

ロビーの無線LANは場所によるのかもしれませんが、回線速度は遅く
切れやすかったです。

総じて、このホテルはイマイチかな？冷蔵庫も全く効果ないし(汗)

◆オプショナルツアー：カルナック神殿　音と光のショー（おすすめ度：★★★）

初日はカルナックもルクソール神殿も似たようなところなので、ちょっと物足りなさを
感じるかもしません。それを補うかのように初日の夜に別料金でカルナック神殿の
夜のショーイベントが付いています。

オプショナルツアーというのがあって、これは自由参加のツアー。
事前に申し込むか、前日まで受け付けてるのもあるので、ものによっては、
現地に行ってから参加するかどうか決めることもできる。

全部で４つのオプショナルツアーがあって、だいたい平均して8000円ぐらいなので
今回はすべて申し込んでしまいました。
で、最初のオプショナルツアーのカルナック神殿なんですが、これはアタリでおすすめです。

まず、ショーの前に夕飯を食べて時間をつぶし、カルナック神殿に向かいます。
このオプショナルツアーは、ガイドさんが説明できないので、送迎するだけの別のガイドさんが
車などを手配してくれます。

20時からショーはスタート。このぐらいの時間にならないと暗くなりませんからね(汗)

夜の光のショーというと、遺跡をライトアップしていて、適当に見て回れるんだと
思っていたのですが、それは違ってました。

時間になると、遺跡のライトアップが始まるのですが、同時に音楽が流れ、
ナレーションが鳴り響きます。お話の内容は忘れましたが、史実に沿った内容かな？
で、その話に合わせて、ライトアップの仕方も変化します。

とりあえず、めちゃ手抜き編集動画で雰囲気でもつかんでください(笑)
↓

お話が終わったら、やっと入り口から先に進めるようになり、ある程度遺跡の中まで歩くと
またこのような光と音の演出が始まります。

こんな演出いらんから先に進ませろ！と思う人がいるかもしれませんが、お話が終わるまで
スタッフがしっかり足止めしてるので、勝手に先に進めません(汗)

しかも、お話に合わせたライトアップなので、先に進めたとしても真っ暗でしょう(笑)

この日は英語のナレーションですが曜日によっては日本語になります。
また、日本語が聞けるラジオをもらえるので、英語がわからなくても大丈夫。

とまぁ、こんな感じで遺跡最奥にある聖者の池まで進み、聖者の池に用意された
スタンドで最後の演出を見たらお終いです

奥へ行くほど、お話が長くなって、ちょい辛くなりますが、いろいろな色に変化する
ライトアップは見物です。だって、日本にはこういう神殿はないですしね。
ちょっとしたアトラクション風なライトアップもありませんし。

カルナックだけでなく、他にピラミッドなどでも光と音のショーをやっているようで、
これはすべて見たいかな？無理だけど(汗)

光と音で変化する綺麗な遺跡。個人的にはおすすめです。
ショーは約1時間ぐらいで、1日に3回ぐらいやってるそうです、
ただし20時スタートは変わらないので、最後の回とか24時を回るんじゃないかな？

あと、カルナック神殿だけでなく、他の神殿やピラミッドでもやってるそうなので
夜のツアーもおすすめです。余裕があったら、ぜひ行ってみてください。

エジプト紀行2日目に続きます。