SSブログ

エジプト灼熱45℃紀行 現地3日目 アブシンベル神殿他編 [旅行]

H.I.S.エジプト夢紀行7日間、現地3日目のレポートです。(2010年8月1日)
今日は深夜の2時半起床で3時出発!どこへ向かったかというと・・・
アブシンベル神殿です!
DSC07190.JPG


◆オプショナルツアー:アブシンベル神殿(おすすめ度:★★★)

もう、誰もが教科書で見たことある!みたいな超メジャー級の神殿についに
向かうわけでありますが、なぜかオプショナルツアー。
こんなメジャーな神殿がなぜオプション?

実は、バスで片道3時間もかかる場所にあるんですね。
しかも、午後までに戻らないといけないので、深夜3時出発という超ハードツアー(汗)
というわけでオプションなんでしょうね。でも、人気のあるツアーなので
20人中16人が参加してました。

さて、無事に2時半に起床し、暗い中、出発しました。
DSC07137.JPG


まずはいつものようにGPSでルートを取ったのですが、見てください。
距離感とかつかみにくくて申し訳ないのですが、今回は移動した距離はどうでもいい(笑)
アブシンベル.jpg


ルートの周りがすべて茶色いところに注目。はい、すべて砂漠なんです(汗)
最初は暗いので、何も見えませんでしたが、夜が明けた頃、窓の外を見ると
どこまで行っても砂漠、砂漠、砂漠!そういえば、人生初体験かも?>砂漠

代わり映えのない景色を見てもなぁ・・・と思っていたのですが、日の出を運良く
撮影できてラッキー!
DSC07147.JPG


でも、砂漠といえど砂ばかりでなく、何かの施設があったり
DSC07155.JPG


検問もあったりします。
DSC07292.JPG

ルクソール事件の影響でしょうか、ちゃんとした検問もあれば
観光バスのみで砂漠を走ることは禁止されているようで、警察の車の先導があって
僕らの観光バスも走っています。


そういえば、ホテルの朝食が深夜の3時には間に合わず、弁当で支給されたのですが
これがまたケーキが入ってるかと思えるぐらいの大きさで、何が入ってるか
期待して開けてみたら・・・
DSC07143.JPG

ま、エジプトで飯に期待は禁物と言うことです(笑)

3時間半ぐらいかかって、ようやくアブシンベル神殿に到着!
入り口は神殿の裏口にあり、いきなり対面するのがこの裏側。
DSC07173.JPG

ここから横をぐるっと回って、正面に向かいます。
巨大なナセル湖に面しています。

裏口から徒歩5分ぐらいですかね?いよいよ巨像が見えてきました。
DSC07253.JPG


しかし、45℃という灼熱の元、ガイドさんからの説明を受けます。
その後は、神殿の前で記念撮影。10ドルとぼったくりですが、写真を買うことも出来ます。

諸々の儀式が終わったら自由行動。まずは大神殿のパノラマ画像でも。

パノラマ


教科書の写真とかだと、巨大な4体の像が並んでいるように見えますが、
実は細かな像も並んでいたりして、足下には娘たちの像など、周辺にも。

この4体の巨像はすべてラムセス2世で、左から少年期、右が92歳の最後の顔になっています。
左から2番目の座像の顔は紀元前27年の地震で崩れたようです。
しかし、崩れた顔や冠は足下に置いてあります。
DSC07249.JPG


そして足下には、大きな立像と小さな立像が彫られていて、大きな立像は奥さん、小さな立像は
お気に入りの娘だそうです。ちなみに娘さんは100人ぐらいいたとか(汗)
DSC07194.JPG


さらに足の前に数体の立像が並んでいますが、これはラムセス2世の家族の像だそうです。
DSC07237.JPG


さらに座像の上にも22体のマントヒヒの像が並んでいます。でも今は16体のみ。
日の出と同時に叫ぶ動物なので、神聖な動物として扱われていたようです。

そして、入り口の上にも立像が彫り込んでありますが、これはラー・ホルアクティ神です。
ね?写真で見るより、かなりの数の像が並んでいるでしょ?
DSC07197.JPG


今まではネタバレになるので、ガイドさんの説明は書かなかったのですが、今回は
ちょっぴり書かせてもらいました(笑)

外観の撮影が終わったので、今度は神殿内部に入ります。あまり広くないですが、やはりここも
撮影禁止。ま、仕方ないです。

では、となりのアブシンベル小神殿へ向かいます。
DSC07207.JPG

6体の巨大な立像が並んでますが、ラムセス2世×4体+ネフェルタリ王妃×2体という構成。
こちらのほうが幅があるので、パノラマのやりがいがある(笑)

パノラマ


小神殿と大神殿を同時にパノラマで撮影してみました。パノラマならではの画像ですね!

パノラマ


神殿の入り口で、門番の人から命の鍵を渡されます。「ホンモノ!」とか言われて(笑)
写真を撮って良いと言われたので、まずは、手に持って撮影。
DSC07202.JPG


その後、地面に置いて撮っても良いと言われたのですが、神聖な物を地面に置くと
呪われそうなので(笑)、それはやめて返しました。

すると、鍵と一緒に撮影してやると言われたので、オチが見えました(笑)
ボクは断ったのですが、これを撮影されてしまうと、10ドルも取られるようなので
ご注意くださいませ(汗)

最後にまとめ動画など




◆切りかけのオベリスク(おすすめ度:★★☆)

アブシンベルからバスで戻ってきて、再び全員集合して観光再開!
もうすでに6時間以上もバスに乗ってるので、これ以上はバスに乗りたくないと思いつつ
切りかけのオベリスクへ。
DSC07333.JPG


ここは花崗岩の石切場です。文字通りに切りかけのオベリスクがあるのですが
現存するオベリスクが最長30mにたいし、この切りかけは40m。
もし、これが完成していれば、世界最長だったのに残念!という場所です(笑)
DSC07328.JPG


またしても、あまり広くない場所ですが、高低差があるので、若干ハード。
しかも45℃ですからね。
頂上付近に切りかけのオベリスクがあります。よーく見ないと見逃すかも?

さらに上って頂上からの眺めをパノラマで。

パノラマ


◆アスワンハイダム(おすすめ度:★☆☆)

ナイル川にあるアスワンハイダムをちょこっとだけ見てきました。
軍事機密もあるようで、望遠レンズやズームを使っての撮影は不可。動画もNG。
警備の人もいて、厳しくチェックされています。
DSC07346.JPG

なので、ちょっとだけ見てすぐ撤収。


◆ヌビア砂漠(おすすめ度:★☆☆)

こちらはもっと短時間。きれいな砂が取れるようで、砂を取ったら、すぐ撤収(笑)
こういう時でも女性陣はしっかりしていて、みんな砂を取るだけでなく記念撮影も(笑)
DSC07356.JPG

自分は砂の使い道が思いつかなかったので、撮影だけ。
確かに綺麗な砂でしたが・・・何に使えばいいのか?(汗)


◆イシス神殿(おすすめ度:★★★)

本日最後の観光はイシス神殿!ナイル川からボートに乗って、神殿に向かいます。
画像の上の方が船乗り場で、下部にイシス神殿があります。
イシス.jpg

アスワンハイダムの建設により、半水没状態だったイシス神殿ですが、ユネスコにより
移築されました。アブシンベル神殿も同様です。

と言うわけで島にある神殿に向かいます。
ボートではさすがに前回のようなイベントはありませんが、徐々に神殿が見えてくると
なんかドキドキします(笑)

ゼルダで新しいダンジョンを発見したような(笑)

愛の神、イシス女神の小さな神殿。またしてもあまり大きくないです。
レリーフは、いつものように捧げ物をしている絵なんですが、他のと比べて
足が上がっていて、ちょっと躍動感を感じる?(笑) 漫画みたいな。
DSC07419.JPG


では、神殿内部など、いつものテキトー編集の動画で。


キリスト教信者によって、十字架が付けられたり、イシス女神の顔がえぐられたりしています。
十字架探しもいいかも?

あと、神殿自体は小さいですが、となりにまた神殿があったり、撮影する場所は意外と
あります。ガイドさんは時間の関係上、メイン処の案内がメインですが、他の神殿にも
言えますが、歩ける範囲は意外なところにありますので、自由時間ではあちこち歩くことを
オススメします。
DSC07398.JPG


DSC07404.JPG


あと、エジプトでは野良犬も野良猫もいますが、不衛生で危険なので触らないようにとのこと。
DSC07447.JPG



◆香水おみやげ屋(おすすめ度:★★★)

今日はたくさん回ったなぁと思っていたら、最後は香水のおみやげ屋。
昨日のおみやげ屋は興味もてなかったけど、香水なら女性陣の心を鷲掴み?

香水瓶を作るところを見せてくれましたので、まず動画を。



そして、ここのスタッフがまた優秀で、香水の売り方が旨いです。
巧みな笑えるトークで包み込まれ、テンション上がった状態で実際に香水が試せるので、
余計に欲しくなっちゃうんでしょうね(笑)

可愛い香水瓶も多いですしね。
DSC07478.JPG

自分は香水にあまり興味ないですが、なかなか楽しめました。
香水の値段はそれなりだったような気がしますが、ディスカウント戦略がすごいので
ついつい多めに買わないように気をつけてください(笑)




さて、盛りだくさんだった3日目ですが・・・なんと夜はホテルに泊まりません!
どこに泊まったかというと・・・引っ張りつつ4日目に続きます(笑)

nice!(13)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 13

コメント 2

店員佐藤

遺跡はどれも綺麗に飾られているんですね。
撮影禁止のところが多いのがちょっと不思議です。
観光地なのに、ねぇ。
by 店員佐藤 (2010-08-13 11:26) 

kozy

◆店員佐藤さんへ

ミイラ系がNGっぽいですね。ま、王への敬意とか撮影で道が混雑して邪魔になるとかいろいろ撮影NGの理由は考えられますね。

王家の谷とかピラミッドの内部って、ホントに狭いですからね。あんなところで立ち止まって撮影したら超迷惑ですから。
by kozy (2010-08-18 01:49) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。