エジプト灼熱45℃紀行　現地3日目その２　ナイルエキスプレス編：ZERO SPIRITS：SSブログ

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エジプト灼熱45℃紀行　現地3日目その２　ナイルエキスプレス編　[旅行] [編集]

H.I.S.エジプト夢紀行7日間、現地4日目のレポート・・・と言いたいところですが
今回は特別というか、長くなってしまうので現地3日目の晩、どこに泊まったかを
レポートしたいと思います。

◆ナイルエキスプレス特急寝台列車（おすすめ度：★★☆）

もう、タイトルでバレバレですが、3日目の夜はナイルエキスプレス・・・
寝台列車で移動したんです！

以前、日本で痛い目にあった寝台列車ですが、懲りずにエジプトで寝台列車に
挑むことになるとは・・・ま、こんな経験は滅多にないでしょうし
ここはチャレンジしますか(笑)

では、まず、ナイルエキスプレスのルートをご覧ください。

ものすごく移動しています。アスワンからギザまで12時間掛けて移動します(汗)
出発は19時で到着が翌朝の7時半。これはハードそう(汗)
とはいえ、好奇心が勝り、ちょっとワクワクしてる自分が(汗)

香水屋を後にして、アスワンの駅には18時半に到着。
ちょっと余裕がなくて肝心の列車を撮影できなかったのですが、こんな感じです。

先頭車両まで行けなかったのが残念ですが、これディーゼルです。電車じゃないっす。
線路に電線通ってないし。

一応、客室は1等車両で、しかも自分は1人参加なんで2人部屋を1人で使える贅沢さ。
でも、ディーゼルだから、ちょっとうるさいし、揺れる？というわけで、
不安が少ない期待を飲み込みつつ、客室を覗くと・・・

画像だとわかりにくいですが、意外と広いし、洗面所も付いています。

洗面所は灯りもあるし、A,C型プラグ兼用のコンセントまであります。
でも、水はちょろちょろとしか出ないし、電力も弱いのか何も充電できなかったです。

壁には上から部屋の灯りのスイッチ、エアコンスイッチ、放送スイッチがあるのですが
灯りスイッチ以外はすべて無効でした(笑)
エアコンなんて集中管理だと思うので、個別には操作できないようです。

上には枕が２つ置いてあります。手すりがありますが、これ、たぶん、2段ベッドの上段用？

不安だった客室でしたが、日本の寝台列車のようにカプセルホテル状態じゃなかったので、
意外とイケるかも？その前に日本の寝台列車も一等車両はとんでもなく高級なんでしょうけど。

でも、最悪なのが部屋の鍵。内側からは掛けられても、外側から掛けることが出来ず。
車内でうろうろするなってことなんでしょうか？本当は車内を探検したかったのですが
鍵が掛けられなくて不安だったので、部屋で大人しくしてました。

すると、すぐ夕食が運ばれてきました。飛行機の機内食と似た感じですね。

なぜかチキンが2種類もありましたが・・・自分は機内食が意外と好きなので(笑)
この食事も美味しくいただけました。

ちなみに夕飯の果物が遅れて届きました。トレーは木製で、差し込んで使うように
なっています。誰かが床に何かをこぼしたらしく、床のカーペットが濡れていて
このトレーも湿っていたのが、ちょっとつらい(汗)

夕食が済むと、ベッドメイキング。車掌さんが来て椅子をベッドに変形してくれます。
汚い画像で申し訳ないですが、寝る前に撮影するのを忘れて、起きた後に撮影(汗)

ベッドは不安になるぐらい狭くて、寝床が埋まらないんですよね。ベッドから落ちる可能性が
あるわけです(汗)
日本の電車と違って、停車とか雑だったので、停車時にベッドから落ちないか不安でした(汗)

でも、寝てみると意外と狭くは感じなかったです。あと、毛布も暖かいし。
あ、エジプトだから暑いのでは？と思う人もいるでしょうが、それは逆です。
エジプトの冷房はなかなかすごくて、この寝台列車での冷房もガンガンでした。
だから、部屋の中では上着が必要なぐらい。エアコンの調節は例によってできないし(汗)

さて、夕飯の後、シャワーなんて付いてないので、日本から持ってきたボディーペーパーで
体を拭いてシャワー代わりに(汗)　香水店に寄った時に、10種類ぐらいの香水を試したから
香水のにおいがちゃんぽんでまとわりついていて、ちょっと気持ち悪かった(汗)
そんなわけで、シャワーが恋しかったけど、我慢。

その後はVAIO Pで写真を見て、日記でも書いてしまおうかと思ったけど、疲れで眠くなり
早めに就寝。音がうるさくて眠れないかな？と思ったけど、あっさり熟睡(笑)

目が覚めると、起床予定の6時半。車掌さんがモーニングノックにくる予定なんだけど
まだ来ない。もしかして寝てる間に来たのかも？とりあえず、車掌さんが来るのを待とう。
ボクが起きてることが伝わらなければ、朝食が運ばれて来ないですからね。

10分経っても車掌さんは来ない。30分経過・・・ちょっと不安になる。
だって、到着予定時間は7時半ですからね。もう30分もすれば到着ですよ。

・・・待てよ。日本ほど正確に到着するはずがない・・・もしかして・・・(汗)
案の定、2時間も遅れていて(汗)、モーニングノックも朝食も1時間遅れでやってきました(汗)

添乗員さんが事情説明に来てくれれば良かったのになぁ。不安の時を過ごしてしまいましたよ。
今日はメインイベントの日なのに、2時間も遅れるなんて(汗)

思ったより快適な寝台列車ではありましたが、時間には要注意(汗)
ナイルエキスプレスを使うなら、時間にゆとりのある計画を！

最後に、日本の電車と異なる注意ポイントをまとめ・・・

　・発車時に車内アナウンスや発車メロディーやアラームが一切なし
　・トイレは停車時には使用不可
　・線路を普通に人が歩く(汗)
　・列車の扉が走行中でも開いている

などなど。勝手に発車するのは、日本では考えられないことですが、おそらく推測なんですが
エジプトの列車って、ドアが開いてる場合があるんですね。
最悪、発車に気がつかなくても、飛び乗ることが可能？(汗)

これはギザ駅の画像です。ご覧の通り、線路を横断している人がいます。