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宇多田ヒカル「WILD LIFE」ライブ・ビューイングinシアター [音楽]

過去2回ライブに行って、しかも前回は最前列のチケットが取れたのに
今回は2回も抽選に外れて、仕方なく映画館での生中継を見に行く事にした
宇多田ヒカルのライブ「WILD LIFE」。

ヒルズの2番スクリーンで見てきましたよ。

_DSC3483.JPG


ナマのアーティストが目の前にいて、生演奏してくれて、アーティストとファンの人々と
一緒になって歌って踊って、ライブを見るんじゃなくて参加する・・・この一体感が
ライブの素晴らしさだと思うのですが。

大好きなアーティストと目の前で一緒に過ごせるなんて幸せすぎです(笑)

なので、生中継で、しかも歌って踊れないだろう映画館で大人しくライブ映像見るだなんて
絶対にむなしい・・・そう思ってました。

場所は、ヒルズのTOHOシネマ2番スクリーン。宇多田ライブはこのスクリーンだけ。
2番スクリーンのキャパは300人程度で、中サイズ。もっとも大きなスクリーンは
ヤマトが放映されてました。

ヒルズなんで、2つぐらいのスクリーンは使われているだろうと思ったのですが
そうでもなく。座席は前の方であまり良くないのですが、1週間前に余裕でゲットできたぐらい。
1つのスクリーンで、席も余り気味?

しかもチケット代は3000円。ライブチケットが6000円ぐらいだったので、
それに比べて高いかどうか・・・さすがに映画館で見たいと思う人は少ないか・・・

ちなみに全国64カ所の劇場で公開されたようです。

たぶん、映画館で生中継ライブなんて、二度と経験する事はないだろうと思い、
記念に見に行こうと思い、購入に至ったのですが。

さて、実際に映画館の生中継はどうだったか?


◆映画館でのメリット
19時からスクリーンに映像が映し出されました。その時はまだ客がそろってなかったみたいで
ライブはまだ始まってなく。5分ぐらいの遅れかな?それまでは客席の映像を見て
待つわけです(笑)

衛星生中継と言う事で、実際の解像度はわかりませんが、大きな映画館のスクリーンに
写しても全く問題の無いぐらいの解像度でした。暗いシーンになると、若干ノイズが目立ったり
解像感が低く感じられる事はありましたが、通信が途切れる事はなく、全く問題なく
映像と音を堪能できました。

音に関しては、調整されたバランスの音が届いてると思うので、迫力あるスピーカーで
楽しむ事が出来ました。ブルーレイ並みの高画質、高音質で楽しめたといっても過言では
ないでしょう。

見る前は、かなりむなしいとは思っていたのですが、実際は映画館ならではのメリットが
いくつかありました。

メリットというのは・・・

 ・大画面で高画質の映像が見れる。
 ・ライブでは座席や会場によって、音の響きが悪かったりするが、映画館では一定の音質で聞ける
 ・ゆったりとしたシートで、座ってじっくりライブを鑑賞できる
 ・映画館だとさすがに大人しくしないといけないので、疲れない(笑)

といった感じでしょうか。ライブで歌ったり踊ったりが楽しいと思うので、
ライブを座って大人しく見ることは、逆に苦痛だと思う人も多いと思います。
しかし、総立ちで見ると、隣の人や前の人が邪魔になる事もあるじゃないですか?
そういうのがなく、落ち着いて見れるのは良いかもしれませんね。

それでもやはり生ライブでの一体感がたまらないので、そういったリスクを承知の上で
ライブに行くと思うんですけどね。

でも、ライブに行けない人ってたくさんいると思うんです。

たとえば、ライブ会場が遠くて行けないとか、行きたいけどチケットが取れなかったとか
ライブだとちょっと恥ずかしいし、チケット取るのもメンドーとか。
そういった人をフォローできるのが今回の映画館などのパブリックビューイングとか
USTREAMだと思うんですよね。

見てみたいけど、見に行けなかった。あまりライブに興味ないけど、タダなら見てみようかな?
そういった人たちに・・・1人でも多くの人たちに、趣味思考が多様化した人たちに対応するために
ライブの臨場感をリアルタイムで伝える素晴らしい手段だと思いました。

生中継と言われても、カメラアングルや音質は完璧。まさにライブDVDを見ている感じがします。
それでも以前なら、ライブに行けなかった場合、半年以上待たされてDVDを待つしかなかったわけで。
その間にライブ熱も冷めたり、買うのを忘れたりして、遠ざかる可能性もあるわけですよね。

しかし、ライブをリアルタイムで見れる手段を複数用意する事で、次の1歩へつながると思いました。
もしかしたら、宇多田のライブを初めて見て、次は必ずチケットを取りたいとか、
次はCD買ってみようかなとか、そういう次の一歩へ。

なので、むなしいと思った自分が情けない。これはライブDVDの映像を映画館で見たのではない。
ライブを生中継した紛れもないライブ映像。次世代のライブの形。
次世代ライブに参加できて、貴重な体験が出来たなぁと。行って良かったですよ(笑)

今後は、少しでも多くの人にリアルタイムで聞いてもらえる手段を用意するべきだと思いましたね。

ちょっと残念だったのがグッズ販売がなかったことかな?でも、最近はほとんどネットで
買えるので意味がないかも知れないですが、その場でTシャツ買って着替えてライブに参加する人って
かなり多いですよね?それを考えるとグッズ販売を映画館でもやって欲しいかも?

薄いパンフレットはもらえたんですけどね(笑)
_DSC3488.JPG



◆刷新されたセットリスト

肝心のライブの内容ですが、これがまたGREAT!
武道館で5日間だけ開催したツアー「ヒカルの5」と「UTADA UNITED 2006」に
参加した事あるのですが、彼女はライブをやる機会が少ないので、このライブ、セットリストが
被っていて、正直、同じライブを2度見たような印象で、ちょっと不満がありました。

しかし、今回のライブは、ライブで一度も演奏されてない曲や、最近の曲が多く演奏され
セットリストに関しては不満無し!

オープニング映像は宇宙船で旅するクマの映像でスタート。
宇多田ヒカルがグランパルスに落下してしまいます。その後、シ骸になって、
あのようなシ骸っぽいカラーリングのステージ衣装で登場します(笑)

オープニングは予想通り新曲の「goodbye happiness」。CDに忠実に丁寧に歌ってました。
この不思議な感じの曲が好きで、初っぱなから心捕まれました(笑)
そして、ノンストップで「traverling」。この得意な流れ、素晴らしいですね。
ライブの出だしでノリを壊さず、ファンの心を鷲掴みでしょ(笑)

そして、前回のライブ同様に「COLORS」は感動のアコースティックバージョン。
オリジナルバージョンも好きだけど、「ヒカルの5」の時にサビが高くて、
本人もちゃんと歌えてなかったので、アレンジしたのか?と勘ぐってしまいますが、まぁ
このアレンジは最高に感動するので良し(笑)

そして、前回のライブで熱望したけど、歌ってくれなかった「BLUE」をやっと
演奏してくれました!!これは嬉しいのですが、やはりサビが難しいみたいで、ちゃんと
歌えてなかったのが残念(汗)

しかし、映画「あしたのジョー」の主題歌「Show Me Love」で挽回。珍しいハードな感じの
曲は、ライブとの相性がぴったりで、ギターの迫力は生演奏に限るし、この曲は
ライブ映えしますね。

ラストはファーストアルバムから「Time will tell」。歌詞的には休止前にふさわしいけど
曲のノリ的には個人的には楽しくノリ良く終わる感じが好きなんですよ、ライブは(笑)

B'z的に言うと、「RUN」で締めるのなら「Pleasure'91」でノリ良く終わって欲しい派で(笑)

でもセットリストのバリエーションは、おなじみの曲あり、新曲多し、ビートルズのカバーあり
「ぼくはくま」ありで、かなり幅の広いセットリストになったと思います。
今まで行ったライブの中で最高のデキでした。

次回は、「Come Back To Me」や「Fight The Blues」を希望します!!

ネットで拾ったセットリスト

1.goodbye happiness
2.travelling

3.テイク5
4.prisoner of love
5.COLORS
6.letters

7.愛のアンセム
8.SAKURAドロップス

9.Eclipse(Interlude) インスト。着替えタイム

10.passion
11.BLUE
12.SHOW ME LOVE(not a dream)

13.Stay Gold
14.ぼくはくま
15.Automatic
16.First Love
17.Flavor Of Life
18.Beautiful World
19.光
20.虹色バス

アンコール

21.Across The Universe(ザ・ビートルズ)
22.Can't Wait 'Til Christmas
23.Time will tell

前回の宇多田ライブレポートはこちら

http://kozy06.blog.so-net.ne.jp/2006-07-09

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