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陸前高田市ボランティアレポート 前編 [旅行]
3ヶ月ぶりになってしまいましたが、夏休みを利用して、ボランティアツアーへ再び参加してきました。本当は月一ぐらいで参加したかったボランティアでしたが、なかなか難しいですね(汗)
というわけで、三回目となるツアーの目的地は陸前高田市です。
別の場所に行ってみたかったのとスケジュール的にこのツアーしか合わなかったのもあるのですが、今回は盛岡支店のツアーと言うことでちょい高めのツアーでしたが、決めました。
前回のツアーは1泊三日で7000円でしたが、今回は三倍以上(汗)。ま、前回のツアーが非営利団体のツアーだったので、バス代が無料で、こちらが用意するのは宿泊費その他だけだったので、7000円という値段設定が可能だったそうです。なので、今回のツアー代はたぶん平均的な料金だったと思います。
というわけで、東京駅に22時半に出発し、陸前高田へ向かいました。
今回の日程は
・8月19日 22時半東京駅出発。深夜バスで車中泊
・8月20日 10~15時 ボランティア活動 ホテル泊
・8月21日 10~15時 ボランティア活動 車中泊
・8月22日 6時頃 東京駅着
◆陸前高田の状況
さすがに5ヶ月も経過していることもあり、前回の七ヶ浜、大槌町より瓦礫が片付けられている状況でした。
ヘドロの臭いも一切なかったですしね。とはいえ、瓦礫の山はものすごい高さで、相当の量が処理されずに残っています。一見すると、だいぶ片付いたように見えますが、端に寄せられただけで、まだまだこの先はかなり長いと思わざるを得ません。
ただ、ここに訪れた方々の微力な一歩一歩が結集して、ここまで来たんだなと感慨深いものもありました。以前も思ったのですが、1泊三日のボランティア活動なんて、たかが知れてる・・・と感じてしまうこともあるのですが、こうやって時間が経過して見てみると、そんなことはなく、ちゃんと結果が出ているんだなと。初めて来た陸前高田ですが、そう思いました。
◆活動内容
今回は草刈りやってきました。
田んぼに生えてしまった草を刈って、田んぼを復活させたいとのニーズがあったようで、それに応えるべく草刈りです。テレビとかだとボランティアというと瓦礫の撤去か泥のかき出しのイメージが強いですが、草刈りなどボランティア活動の幅はとにかく広いものですね。5ヶ月も経ってるので、以前のような瓦礫や泥だしはないだろうとは思っていたのですが。ここで草刈りですよ。
では、これがスタートしたばかりの画像です。1mぐらいの雑草が生えまくってますよね?
これを鎌で刈っていきます。
自分はなかなかうまく刈れず、草刈りの才能がないんだといきなり落ち込みましたが、実は鎌が曲がっていただけでした(笑)。鎌で刈ると、それなりの早さで雑草を刈り取りできるのですが、気になることが出てきます。
草だけ刈ればいいのか?と。根っこが残るので、また雑草が生えてくるのでは?と。たぶん、生えてきますよね(汗)。というわけで、今度は土ごと掘り起こして、根っこも刈ることに。スコップで掘り起こしを始めます。最終的にはこんな感じに。
あとは熊手を使って、掘り起こした土の中にある根っこや草をかき集めるのですが、掘り起こしがなかなか大変で、予定してたより2/3ぐらいしか達成できなかった(汗)
さらに土の中には石や瓦とかの瓦礫が少し残っていたり、津波が運んできた小石なんかがたくさん埋まっていたので、掘り起こしに苦戦したせいもあるんですよね。この田んぼも草刈りができるまでは、きっとヘドロや瓦礫がすごかったと思うんですよね。現に瓦礫の残骸がまだ少し残っているんです。
なので、僕らが草刈りができるようになったのも、自衛隊やボランティアによる瓦礫撤去があったおかげ。僕ら1人1人の力は、本当に小さいし、やれることなんてたかが知れてるけど、こうやって確実に積み重なっているんですよね。
正直、今回の仕事も不安でしたよ。僕ら素人では、雑草の根っこを完全に絶つのも難しいし、仮に草刈りが完璧にできたとしても、津波による土の汚染度とか、この場所は非常に海から近い場所なので、津波対策なしに田んぼとして復活することができるのか?とか、いろいろ思いました。でも、答えは1つ。やれることをやりましょう。そう思って狂ったように草刈りしましたよ(笑)
というわけで、今回のレポートはここまで。レポートは次回に続きます。
というわけで、三回目となるツアーの目的地は陸前高田市です。
別の場所に行ってみたかったのとスケジュール的にこのツアーしか合わなかったのもあるのですが、今回は盛岡支店のツアーと言うことでちょい高めのツアーでしたが、決めました。
前回のツアーは1泊三日で7000円でしたが、今回は三倍以上(汗)。ま、前回のツアーが非営利団体のツアーだったので、バス代が無料で、こちらが用意するのは宿泊費その他だけだったので、7000円という値段設定が可能だったそうです。なので、今回のツアー代はたぶん平均的な料金だったと思います。
というわけで、東京駅に22時半に出発し、陸前高田へ向かいました。
今回の日程は
・8月19日 22時半東京駅出発。深夜バスで車中泊
・8月20日 10~15時 ボランティア活動 ホテル泊
・8月21日 10~15時 ボランティア活動 車中泊
・8月22日 6時頃 東京駅着
◆陸前高田の状況
さすがに5ヶ月も経過していることもあり、前回の七ヶ浜、大槌町より瓦礫が片付けられている状況でした。
ヘドロの臭いも一切なかったですしね。とはいえ、瓦礫の山はものすごい高さで、相当の量が処理されずに残っています。一見すると、だいぶ片付いたように見えますが、端に寄せられただけで、まだまだこの先はかなり長いと思わざるを得ません。
ただ、ここに訪れた方々の微力な一歩一歩が結集して、ここまで来たんだなと感慨深いものもありました。以前も思ったのですが、1泊三日のボランティア活動なんて、たかが知れてる・・・と感じてしまうこともあるのですが、こうやって時間が経過して見てみると、そんなことはなく、ちゃんと結果が出ているんだなと。初めて来た陸前高田ですが、そう思いました。
◆活動内容
今回は草刈りやってきました。
田んぼに生えてしまった草を刈って、田んぼを復活させたいとのニーズがあったようで、それに応えるべく草刈りです。テレビとかだとボランティアというと瓦礫の撤去か泥のかき出しのイメージが強いですが、草刈りなどボランティア活動の幅はとにかく広いものですね。5ヶ月も経ってるので、以前のような瓦礫や泥だしはないだろうとは思っていたのですが。ここで草刈りですよ。
では、これがスタートしたばかりの画像です。1mぐらいの雑草が生えまくってますよね?
これを鎌で刈っていきます。
自分はなかなかうまく刈れず、草刈りの才能がないんだといきなり落ち込みましたが、実は鎌が曲がっていただけでした(笑)。鎌で刈ると、それなりの早さで雑草を刈り取りできるのですが、気になることが出てきます。
草だけ刈ればいいのか?と。根っこが残るので、また雑草が生えてくるのでは?と。たぶん、生えてきますよね(汗)。というわけで、今度は土ごと掘り起こして、根っこも刈ることに。スコップで掘り起こしを始めます。最終的にはこんな感じに。
あとは熊手を使って、掘り起こした土の中にある根っこや草をかき集めるのですが、掘り起こしがなかなか大変で、予定してたより2/3ぐらいしか達成できなかった(汗)
さらに土の中には石や瓦とかの瓦礫が少し残っていたり、津波が運んできた小石なんかがたくさん埋まっていたので、掘り起こしに苦戦したせいもあるんですよね。この田んぼも草刈りができるまでは、きっとヘドロや瓦礫がすごかったと思うんですよね。現に瓦礫の残骸がまだ少し残っているんです。
なので、僕らが草刈りができるようになったのも、自衛隊やボランティアによる瓦礫撤去があったおかげ。僕ら1人1人の力は、本当に小さいし、やれることなんてたかが知れてるけど、こうやって確実に積み重なっているんですよね。
正直、今回の仕事も不安でしたよ。僕ら素人では、雑草の根っこを完全に絶つのも難しいし、仮に草刈りが完璧にできたとしても、津波による土の汚染度とか、この場所は非常に海から近い場所なので、津波対策なしに田んぼとして復活することができるのか?とか、いろいろ思いました。でも、答えは1つ。やれることをやりましょう。そう思って狂ったように草刈りしましたよ(笑)
というわけで、今回のレポートはここまで。レポートは次回に続きます。
お疲れ様です!
ちょっとずつ進んだ感じがありますね。
それでもやはりまだまだやることが残っているとも。
by 店員佐藤 (2011-08-24 00:56)
◆店員佐藤さんへ
少しずつですが、進んでるんだと実感しましたね。初めて被災地を見た時って、軽く絶望したんですけど、今回は道が見えたというか。それでも、先はまだまだまだまだまだまだまだまだ長いですけどね(汗)
by kozy (2011-08-25 11:11)