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α7Rで見る世界遺産前・富岡製糸場 [α7R]

佐藤さんのブログを見て影響受けて、久しぶりに撮影遠足に行ってきました(笑)。世界遺産に登録されてしまう前に見てしまおうかなということで富岡製糸場に行ってきました。

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富岡製糸場といえば、だれもが産業革命とかで小学校で習ったことを思い出すと思うのですが、実際に見てこうとは当時は思いもしないわけで。世界遺産になるんだったら、これは見に行かないかとねという、いつものミーハー魂で行ってしまいました(笑)。

しかし、新宿からは遠かった(汗)。電車で2時間半ほど。しかも電車の本数も少なくて、接続が悪くて。まずは高崎まで行って、上州電鉄に乗り換えます。富岡製糸場の入場券と往復切符がセットになった特別な切符があってさらに440円ほどお得になるので、電車で行く方はこの切符がおすすめです。ただ、Suicaが使えないので注意。
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日野自動車の広告ラッピング仕様の上州電鉄。前にはHのエンブレムが入ってますね。全く知らずに撮影していて、友達に教えてもらいました(笑)。
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最寄り駅は上州富岡駅で高崎から38分ほど。駅からは徒歩10分でと横着するので、結構近いです。ちなみに最寄り駅周辺にコンビニなどは一切ありません。
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梅雨入りしてしまったのであいにくの雨だったのですが、それでもかなりの人が来ていてびっくりしました。地元の人か自分のように遠くから観光に来ているのかは不明ですが、連日テレビでも放送されているようで、世界遺産の力は偉大ですね。
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最初はふらふらと資料館などを撮影してたのですが、13時になったら無料ガイドツアーに参加して、お話を聞きました。雨が降っていたので短縮されていたかもしれませんが、ツアーは30分程度で終わるので、参加されたほうがいいと思います。何も知らずに見ると、ふ~んで終わってしまうかもしれませんが、ちゃんと説明を聞けば、感情移入できますしね(笑)
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富岡製糸場といえば、レンガつくりの建物を想起しますが、これは繭の倉庫で製糸場ではないんですね。
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習っていたけど忘れているだけかもしれませんが、ガイドに参加すれば、そういう誤解も解けるわけです。窓が異様に多いのは眉を乾燥させるための風を取り入れるためで、秋は自然の風だけで乾燥させることができたようです。


こちらが製糸場。
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機械が150+150の300台で世界最大だったようです。きちっとメカが並んでる景色が爽快ですね。
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メカ、工場、廃屋マニアにはたまらないと思います(笑)。ドロイドもこうやって並んでたよねとスター・ウォーズを思い出しつつ最新作でハリソンフォードは歳なんだから無理しないで心配しているスター・ウォーズファンも楽しめると思いますよ(笑)。

製糸場はトラス構造になっていて、支柱を置く必要がないので屋内が広々と使えます。
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日本の工場では2番目に採用したようです。広いといえど、観光客がとても多く無料ガイドツアーもいったい何グループあるんだ?というぐらいの混雑で、この中は大変なことになってましたね。

それで、外に出て乾燥庫。
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今年の2月の大雪でクラッシュしてしまったようです。確かにかなりの大雪でしたがここまで!?これは近いうちに復旧されるとのことで、そしたら見に来たいなぁとは思いますが、ここまで大破している建物を見る機会なんてめったにないので、これはこれで今のうちに見ておくのもありだと思います(笑)

資料館では座繰りの体験会があって、実際に糸をくるくるすることができます。
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それはどうでもいいのですが、繭からちゃんと糸が引いてるところに感動しました(笑)。本物の蚕の繭を利用しているので死んださなぎが目に入ってしまう時があります。ちょっとグロいので虫が苦手な人は注意です(汗)
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というわけで、久しぶりの写真遠足で楽しめました。どこの世界遺産もそうですが、セキュリティー面で公開できないと思われる建造物がたくさんあって、それが少し残念。もう少し近寄れるとか行動範囲が広くなればいいなぁ。あとは安いバスツアーとかがあれば、それを利用して行くのもありかも?乾燥庫が復活したら、また行きたいなぁと思います。

メカ、工場、錆、鉄、廃屋、レトロな建物、歴史好きな人にはオススメです(笑)
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