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FF7REMAKE レビュー [ゲーム]

FF7REMAKEをクリアしましたので軽くレビューでも。ネタバレはありません。
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体験版で概ね好評だったFF7REMAKE。製品版の方も好評だったようで海外でのレビュー評価も高かったようです。ボクの個人的な感想を言わせてもらうと・・・とても楽しく遊べて安心しました。


まずシナリオ面で良かったなと感じた点は・・・

・ジェシー、ウエッジなどのアバランチメンバーとの冒険部分もしっかり拡張されていて、全般的にリメイク度合いが半端ない
・クラウド、バレット、ティファなどメインメンバーのグラフィックがイメージを壊さず超進化している
・ボリューム的にも不満はなくむしろ長いと感じるぐらい。
・キャラの深掘りができていて、あらためて各キャラの性格などを知ることができて楽しかった

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開発コメントを見ると、何分割になるか現段階では決まってないと言われてますが、当然ながらおおよその予定は立っていると思います。リメイクに当たって、FFシリーズの最先端でのゲームハード、映像技術で最高のストーリーを体験してもらう、FFシリーズ最新作といえるほどのクオリティーとボリュームにする、を命題に今回の範囲を決めたんじゃないかと思っています。

ボクはクリアするのに寄り道含めて40時間ぐらい掛かって、ボリューム的にはむしろ長いと感じるぐらいの量でした。寄り道も全部したわけではなく召喚獣もすべて入手していません。シナリオに関しては序盤のジェシー、ウエッジなどのアバランチとの活動はかなり充実されていて、ティファが出てこなくてもゲームとして十分成り立ってしまうほどお話もキャラも立っていて、このまま彼らと冒険してもいいと思えるほどでした。

で、良くなかった点に関してですが

・新キャラ、新ダンジョンなど不要、時間稼ぎと感じるものもあり、テンポが悪いと感じたところがあった
・原作の序盤なので仕方ないですが、パーティ分離、パーティ固定が多く、パーティ編成が楽しめなかった
・街の人などのモブキャラの見た目が世界観にあってなく、FFXVを思い出して少しがっかり

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新キャラによる追加エピソードや、原作では2画面ぐらいしかなかった通路がダンジョン化されて数時間のボリュームに膨れ上がってるなど、追加具合が半端なかったのですが、もう少しテンポ良く先に進ませてくれ、と思う箇所もたびたびありました。

これは原作の序盤だから仕方ないですが、パーティー分岐も多く、せっかく合流したのに任意のパーティー編成ができないとか、もう少しパーティーメンバーをカスタムする場面を用意して欲しかったなと思いました。

あとはメインキャラ以外の街の人などの見た目です。クラウド、ティファなどのメインキャラは当然ながら原作の雰囲気を壊さず超絶なバージョンアップがされているのに、町の人とかMOBキャラに関して、原作に忠実ではあるのですが、髪型や服装が現代のそれに近く、FFの世界観に合ってなかったのが気になります。FFXVは世界観的に現代に近いモノがありましたが、スーパーやファミレスの店長からミッションを受けるとか、そこはもう少しFFらしいアレンジを・・・と残念に思ったのですが。FF7REMAKEでは設定的な問題はなかったですが、サブキャラの見た目が現代に近くて、FFXVの残念だった思い出が蘇り・・・そこは大量に町の人を作る必要があるので潔く捨てたんだなと感じました。

というわけで、ボリュームアップは歓迎しますが、もう少しテンポ感を考慮して欲しかった。アバランチの掘り下げは歓迎ですが、新キャラの魅力的ではないサブシナリオとかはあまり追加して欲しくなかったなと思いました。

次にバトルに関しての良かった点ですが

・マテリアの組み合わせとATBが戦略が意外と楽しかった
・敵や状況によって操作キャラを使い分けすると効果的だったのも良かった
・敵によってちゃんと立ち回りを理解しないと駄目など敵ごとの遊びがちゃんと用意されている

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バトルに関してですが、マテリアが本格的に装備できるようになって、やはりアクティブコマンドバトルだなと感じました。敵によってマテリアや武器を選んだり、どのキャラを操作して戦うかとか、アクション性より立ち回りを考えたりする部分が楽しく、ルールを理解すれば誰でも遊べる古き良きコマンドRPGの良さが根本にあるなと感じました。

ただ、敵の弱点をみやぶるには一度戦わなければならず、正しい装備をしたいのに「みやぶる」ができるのは戦闘後・・・せめて戦う前に「みやぶる」ができてマテリアをセットできればいいのですが、それもテンポ悪いし・・・序盤なのでマテリアの種類は少なめですが、原作ではこの時点では召喚できない召喚獣も使用することができて、マテリアの戦略を練るのは楽しかったです。

あとはキャラの切り替えも良かったですね。魔法が有効な敵にはエアリスが有効とか、飛行敵にはバレット、バースト狙いならティファ、ガードが必要な敵はクラウドとか。今後ユフィとかヴィセントが加われば遠隔物理キャラのみでパーティー組むとかパーティーのバリエーションが増えて楽しめそうです。ユフィがかっこよく手裏剣投げたり、ヴィセントの超かっこいい射撃モーションとか期待が高まりますね。

バトルの難点ですが・・・

・防御手段がわかりにくい敵の攻撃があった
・召喚獣が好きなときに召喚できない
・戦闘前にみやぶれない。マテリアのセットが無駄になることがある
・ロックオンの文字が小さく、ロックしてるかどうかわかりにくかった

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ただ、ちょっと難しかったのはガード、回避の防御手段ですかね?回避は距離が短いので回避しにくく。あと、ガード、回避では避けられないけど、走り続けることで避けられる攻撃があるとかは、ちょっとわかりにくいかなと思いました。

あとは召喚獣ですかね。使いたいときに呼び出せず、ちょっとストレスですね。

というわけで、シナリオ的にもバトル的にも大満足でした。むしろ、オリジナルキャラのシナリオ部分は減らしたりして、も少し短めにテンポ良く遊べたら良かったなと思います。ダンジョン化されボリュームアップされている部分も同じで、すべてのダンジョンをボリュームアップせず、メリハリつけて欲しかったなとは思います。ディレクターの野村さんのインタビューによると、今後はここまでボリュームアップしないかも?とのことなので、テンポ感は期待したいところです。

あとはバトルエンカウントもなんとかして欲しいですね。現状だと敵の回避が難しいので、フィールドにシンボルが表示されている意味が薄かったです。エピソード2では今回になかったフィールド要素が入ってくると思うので、接触せずに敵を回避できる、戦う前にみやぶるができるなど、敵との接触部分を見直して欲しいです。

というわけで、次回のエピソード2が楽しみなところ。最新の技術でFF7の世界を冒険できるだけでも本当に楽しかったです。もうエピソード2が待ちきれず、予習なのか復習なのかわかりませんが原作をPS4で遊び直しているところです(笑)。ネタバレ含む、エピソード2の予想など次の記事で書きたいと思います。エンディングにもばっちり触れたいと思います。




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