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東京タテヨコマルを10年後にやってみる [α7RIV撮影の旅]

10年前の8月29日、テックスタッフさんの伝説のバスツアー「東京タテヨコマル」に参加していたようです。いろいろあって、もっと昔のように感じられましたが・・・というわけで、10年後にこのツアーをバスを使わずやってみたらどうなるか挑戦してみました(笑)。
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ちなみに10年前のブログレポートはこちらです。サービス終了していてリンク切れがたくさんあり、肝心のパノラマ画像は見れなくなっています(笑)

https://kozy06.blog.ss-blog.jp/2010-08-31-1

10年前にNEX-5というミラーレスカメラがソニーから発売されたのですが、
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カメラの歴史を語る上で絶対に外すことができないカメラで、ソニーの快進撃が始まったのがこのカメラとなります。当時、Aマウントといってすでに一眼レフカメラ「α550」などが発売されていたのですが、キヤノン、ニコンと行った二大勢力には全く相手にされてなく、正直このままだとソニーの一眼レフはかなり厳しい状態でした。理由はソニーならではの特色もなく、キヤノンやニコンのカメラで十分というか、性能も劣っている、さらにはレンズの本数が圧倒的に少ない。キヤノン、ニコン、ペンタックスといった歴代メーカーのレンズ資産には遠く及ばないわけです。

しかし、NEX-5がこの状況を打破するだけでなく、その後のカメラのトレンドすら変えてしまうような1台になってしまうのです。当時、α550というカメラを使っていたんですが、ぶっちゃけ、他人が使っているのを見たことなんてありませんでした。しかし、NEX-5は従来の一眼レフカメラと比較して小型軽量でなおかつデザインもかっこよく、ソニーならではのカメラとなっていたので、ソニーファンはもちろん、カメラ初心者にもヒットした気がします。さらにはキヤノン、ニコンユーザーにはサブカメラとして使う人も多く、観光地に行ったら、必ずNEX-5を使ってる人を見かけるぐらいでした。

しかし、NEX-5は小型計量されて問題点もいろいろありました。バッテリーが持たない、小型故にダイヤルキーやボタン類が少なく、操作がしにくい、などなど。しかし、バージョンアップでそういった問題が多少改善されるだけでなく、パノラマスイングといった新機能まで追加されるなど、驚きのバージョンアップが行われ、東京のタテ、ヨコ、マルをパノラマスイングで撮影しちょうってノリでバスツアーが開催されました。

パノラマスイングはスマホでも搭載されてますが、今ではさすがに画像の取り扱いにくさで、使われてない機能になっているかと思います。たまにiPhoneでパノラマ撮影している人、見かけますけどね。自分が使っているカメラにはさすがにパノラマスイングはないんで、10年後の今、最新のカメラで東京のタテマルヨコを撮影したらどうなるか、出かけてみました。

まず、スタート地点は10年前と同じ四谷から。
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ここにテックスタッフさんのお店があったのですが、現在は移転しており、狛犬だけが残っていました。狛犬がいなければ、この場所を発見できなかったと思います(笑)。なんで、店が変わっても狛犬は残るんだろか?(笑)。

バスは今回ないので、電車で最初の撮影地であるレインボーブリッジに向かいました。8月に何回ここにくれば気が済むの?と思いつつも、今日はイベント再現なので気分も違うのです。たぶん、ここで撮ったなぁ~と思いつつ撮影。
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では早速遊歩道を歩きます。ノースルートとサウスルートがあり、10年前と同様にサウスルートを歩いてみました。遊歩道には展望台のようなところがあり、そこからパノラマ撮影しました。サウスルートだと被写体になるようなものがフジテレビ周辺のみで、個人的には東京タワー、スカイツリーを始め、いかにも都会なビルが並ぶ景色が撮れるノースルートの方がオススメです。

ちなみにこれは台場公園でレインボーブリッジを目の前で見ることができますのでオススメです。
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遊歩道を終えるとするに、すぐに遠目ですがパレットタウンの観覧車が見えます。雷がたくさん落ちそうな形のタワーマンションも絡めて望遠で撮影すると、ちょっといい感じに見えたので撮影。
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次は六本木ヒルズなのですが、ヒルズは夕焼けを撮った方が綺麗なので、スカイツリーに向かうことにしました。しかもここから水上バスで行けば楽しいかも!という軽いノリで10年前のバスツアーの再現どころか勝手にアレンジする方向に進むことに(笑)。
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この日もとても暑かったですが、水上バスは風が気持ちよかったですね。レインボーブリッジを下から仰いで撮るのは水上バスでしかできないのでついつい何回もシャッターを押してしまいます。
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浅草に到着して歩いてスカイツリーに向かいました。スカイツリーはさすがにもうだいぶ撮っているのでささっと撮って次の場所に向かいます。まずは十間橋近くのミラーを撮影。
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10年前もこれを撮影してますが、そのときはスカイツリーがまだ未完成。懐かしいです。

そしてお約束の撮影スポット十間橋から。20mmの広角レンズでぎりぎりリフレクションも含めて、スカイツリー全身を納めることができます。構図的には微妙ですが(笑)。
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しかし、コロナで何かもが抑制されたこの夏。この超有名な撮影スポットの真下の川沿いで中学生が昼間から堂々とチューしまくってるじゃありませんか!これもコロナの反動でしょう。おっさんの撮影ごときで、一夏の思い出を中断してはいけません。さらには中学生のスカイツリーが広角20mmレンズに入らないよう注意しなければなりません。川に映り込んだスカイツリーは納めながらも中学生と息子ツリーが映り込まないよう気配を消して撮影しました。

その後は東京タワーへ向かいました。増上寺で記念撮影をしたみたいですが、もうまったく覚えてません(笑)。増上寺で撮影したあと、赤羽橋交差点でも撮影しました。ぼくがよく会社帰りに撮影する場所ですね(笑)。
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赤羽橋駅から出て、すぐに飛び込んでくる巨大な東京タワーは感動するかと思います。特に夜はライトアップで綺麗なので、オススメです。さて、東京タテヨコマルツアー最後の目的地である六本木ヒルズへ向かいます。10年前はヒルズ→東京タワー→スカイツリーでしたが、逆に回ってしまいました。

だって、六本木ヒルズの夕方からの景色が素敵ですからね~。しかも8月いっぱいはスカイデッキの追加料金が無料だったので得しちゃいました。久しぶりにスカイデッキに登ってみると、何やら東京タワーは人気なく、新宿方面に人が集まってます。何だろ?と思って見てみると・・・
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巨大なかなとこ雲でした。これはもうスカイネットが第3次世界大戦を始めたか、フォースインパクトが始まったようにしか見えず、雲の異常な形に度肝を抜かれました。これはCGで描き足したんじゃないかってぐらい、違和感がある。や~、最後にここに来て良かったです。

さらに飛行機がバンバン飛んでいて絵になりました。
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夜になって首都高と渋谷方面を撮影。渋谷ストリーム、スクランブルスクエアといった新名所を首都高が通り抜け、めっちゃ都会チックな絵になります(笑)。
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スカイデッキは当然ながら三脚は禁止ですが、柵の上に置いて簡単に固定できるので、夜景もバッチリ撮影できます。渋谷スカイもとてもいい眺めですが、やはり六本木ヒルズのスカイデッキが最高です。東京タワーもしっかり撮れるので、感動すること間違いなし。
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というわけで、ちょっとアレンジしてしまいましたが、10年ぶりに東京タテヨコマルを再現してみました。10年前はミラーレスが始まったばかりで10年後の今はフルサイズミラーレスで世界が広がり、非常に多くの人に使われるようになりました。そしてコンパクトなフルサイズミラーレスの登場が噂され、また多くの仲間が増えるんじゃないかと期待しております。



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