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Tak Matsumoto "Bluesman" YouTube Live [B'z]

B'zのリーダーでありプロデューサーでもあり、ギタリストの松本孝弘のソロアルバム「Bluesman」の発売が迫った8月25日、いきなり、8月28日にYouTube Liveが行われることが発表されました。
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5月31日までB'zの歴代ライブ映像がYouTubeで限定公開されたのは記憶に新しいところ。テレビへの露出が少なく、ライブに行かない人にとってはB'zって謎のベールに包まれている、あるいは未だにホットパンツのイメージが強いかと思います(笑)。今は稲葉さんもまっちゃんもソロ活動に入っているのですが、稲葉さんのソロアルバムはすでに発売済み、まっちゃんのソロアルバムは9月2日に発売。当然ながら、ソロライブは来年に延期。しかし、ライブ映像の公開後にリモートでサポートメンバーと一緒に歌う動画をアップしてくれたりと、今までにないほど今時の動画コンテンツをアップしてくれて楽しませてもらいました。

ここにきて、まっちゃんの生配信です。特別感を感じることはないかもしれませんが、まっちゃんがソロでこういう企画をやるのは初めてだし、ライブでもそこまでしゃべることはありません。昔はラジオ番組があったので、トークが聞ける機会はありましたが、とっくの昔に終了しているので、まっちゃんのこういう企画は飛んでもでもなくレア!超絶期待しまくって、ちゃんと配信開始までに帰宅して夕飯も作って、しっかり配信に備えました(笑)。

配信はほぼほぼ時間通りに19時スタート。番組のロゴが表示された後、まっちゃん本人が登場。
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初めてとは思えないめっちゃ落ち着いた感じでニューアルバムの曲紹介からスタート。新曲はアルバム名のBluesから連想すると、渋くて落ち着いた曲なのか?と思ってましたが、そんなことはなく少し跳ねた感じのノリのいい曲でした。

生配信ってもしかして生演奏?と少しだけ期待しましたが、さすがにそれはだいぶ大変だから音源を流すだけかな?と思ったら、その通りでした。新曲もフルで流すことはなく、サビが流れたら終了といった感じでした。
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生演奏がないとなるとファンとしてはガッカリでは?と思われるかもしれませんが、そんなことは全くありません。生演奏はライブ行けば聞くことができますが、生トークを聞く機会はめったにありません、なので、これでいいんです。

進行役として音楽ライターの佐伯明氏を迎えて、スタートしました。
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新曲を紹介しつつ、それに交わる秘話や視聴者からの質問に返答するといったよくある流れですが、正直まっちゃんがここまでしゃべるところを見るのは初めてで、一言一言にいちいち感動してました(笑)。

まず、まっちゃんにとって「Blues」とは何か?との質問に対し、「Rock」はかっこいいもの、「Blues」は内側から出るもの、という返答でこれを聞いてなるほどと思いました。ニューアルバムの曲は渋い曲ではなく、ノリのいい曲もあれば、泣けるバラードもあり、世間の「Blues」とは違う曲が多く、内側から出る何かという定義がしっくりきました。まっちゃんはギタリストなので、ソロアルバムは必然的にボーカルがないインストゥルメンタルがメインとなります。稲葉さんのボーカルがないと興味を持てないファンの方もいるかと思いますが、ボーカルがない分、ギターが歌うというか、ギターがより染みて、メロディラインも口ずさみたくなるような、覚えやすい曲が多く。

改めて「内側から出る」サウンドだからこそ、インストゥルメンタルでも表情豊かで訴えてくる曲が多いんだなと思いました。。

あ、ここでまっちゃんのソロ曲で、知らない人はいないだろうと思える有名な曲を。


そして、視聴者からの質問が来て、「飽くなき探究心はどこから来るのか?」という質問に対し、「純粋に音楽が好きだから」というシンプルな返答。とはいえ、やはり数ある功績を残した人からの言葉は重い!説得力がありすぎる(笑)。ボクも音楽とか映像とかクリエイティブなものって好きという気持ちから来る情熱が大きいと思うんですよね。感動した映画とか音楽とかゲームとか、ガジェットでも愛が詰まってるって、何か伝わってきますよね?

まっちゃんが今回のアルバム制作で実際に使用したギターを紹介してくれたのですが、丁寧でかつギターキッズに戻って楽しげに1本1本紹介してくれて、ああ、やはりこの人のギターへの愛は格別と感じました。世界に50本しかないレアなギターとかとてもレアなギターもあるのに自慢することもなく、押しつけることもなく、静かにしかし熱く語る様は、ひたすらギター愛を感じて、聞き入ってしまいました。

これはジェフベック直筆のサイン入りで、直筆のシリアルナンバー入り。50本しか存在しないようです。
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こちらは「TAK」の文字入り。
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そして、今回のソロアルバムでは超大型ゲストが参加していて、なんと氷室京介が参加しているんですね。これ以上のコラボある?頂点コラボじゃないですか。とはいえ、20代とか若い方にはピンとこないかもしれませんが、30代以上には伝説の組み合わせかと思います(笑)。まっちゃんが氷室をイメージした曲を作り、それに歌詞と曲名を氷室京介がつけて、自ら歌ったそうです。曲の感じは渋めのロックといった感じ。従来の氷室の曲とも違うし、B'zの曲とも違います。B'zファンも氷室ファンも新鮮に聞けるのではないでしょうか?氷室がNGを出したら、すぐに違う曲を作る姿勢で取り組んだようですが、テンポとキーを調整するだけで、曲自体は1発OKをもらったとのこと。松井五郎と組んで氷室京介が作詞したようです。こういう伝説のコラボができるのもソロ活動の醍醐味ですね。
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最後の方にまた視聴者からの質問に答えるコーナーがあり、「どうすればギターがうまくなりますか?」というお約束的な質問が拾われました。まっちゃんの返答は「ギターを愛すること」でした。最初の質問と重複している感じがしますけど、やはり愛ですよ、愛(笑)。愛があれば触れたくなって練習する時間も増えるでしょうし、ギターと一体になれるのでは?と。ですよね~。その愛情からのふれあいで上達以外のかけがいのないもの、たとえば、苦労した思い出や失敗談、楽しい思い出などいろいろ生まれてきて、好きで打ち込める物があることがどれだけ生活にプラスになるかって、プライスレスですよね(笑)。というわけで、愛すること、とても重要だと思いました。
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ボクも写真とかソニーとかゲームとか・・・もちろんB'zも大好きで、どれも好きなだけでゲームがうまいとか写真がうまいとかはないですが、そんなの関係なしで愛せるものがあるだけで幸せを感じることができるわけですし。

というわけで、生演奏はなく、まっちゃんが多くを語るトーク番組で、至って普通の番組でした。しかし、まっちゃんのトークをまるっと1時間聞くことができて、改めてまっちゃんが僕らの想像した通りの人で、これからもずっとまっちゃんの音楽を愛し続けていけることを再認識できた幸せな番組でした。ボクもまっちゃんに対する愛を強く感じることができた素晴らしい番組でした。ニューアルバムの発売、そしてB'zの活動再開を楽しみにしています。
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