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BRAVIA「KDL-46XR1」レビュー２ モーションフロープロ編 [Sony]
購入してから、まともに見る機会があまりないBRAVIAですが(汗)
XR1のモーションフロープロに関して、今回はレポートしてみようと思います。
◆モーションフローって？
モーションフローというのは、液晶TVの残像感を減少するため
倍速表示を行い、補完映像を入れることにより、スムーズな映像を再現する
機能のことなんですが。
XR1だと「モーションフロープロ」となっており、従来のBRAVIAのモーションフローより
一歩進んだレベルに仕上がっていて、XR1の特色である、部分的バックライト制御を
モーションフローにも採用することにより、ちらつきを抑えることに成功しているようです。
従来の倍速表示だと、ちらつきを感じることがあったのでしょうかね？
正直、液晶テレビを持つのが初めてなので、よくわかりません（笑）
残像感ですけど、46インチというのも災い？して、やはりモーションフロープロを
もってしても、完全に残像感を消すことは出来ません。
46インチだと、画面が大きくて見やすいのは良いのですが、その分、映像のあらも
目立ちやすく、誤魔化しがきかないと感じます。
イメージ的には、映像の元解像度が高いほど、障害は少なく
SD画像など、解像度が低いと、アラが目立つに感じます。
（SD画像とはいえ、アップコンバートされてフルHDになっているとは思うのですが）
具体的に言うと、ブルーレイによるフルHD映像は、特に問題はなく
DVDやスカパー！などのSD画質だと、ちょっとテレビの設定をいじってやらないと．．．という感じです。
特に、暗闇の中で、1人の人間が行動するような映像だと、残像が目立ちます。
ドラマとかで、夜のシーンとかでありがちですね。夜景をバックに会話するシーンなど。
夜景には目がいかず、人物1人に注目するような構図になるので、
うなずいた時や瞬きなどの残像が、なっちり気になってしまうんですね。
地デジもフルHDじゃないので、気になってしまう時があります。
◆モーションエンハンサーで滑らか画像に
こういう時にモーションエンハンサーが出番です。
リモコンの「オプション」→「モーションエンハンサー」を選択すると
「標準」「スムーズ」「クリア」「なし」の4段階が設定できるようになります。
名前が変わってますが、モーションエンハンサー＝モーションフローのことです。
カタログなどでは、「モーションフロープロ」とかウリにして広告してるのに
実機だと名称が「モーションエンハンサー」になっているのは、ちょい解せませんが（汗）
4段階も設定できるけど、「クリア」「スムーズ」ってどう違うの？と説明書を見ても
差がよくわからなかったのですが、「クリア」に設定すると、若干映像が暗くなります。
なので、「クリア」は何か特別なモードだとわかります。
ソニーハイビジョンフェアで、スタッフの人に聞いてみてわかったのですが
どうやら「クリア」がモーションフロー「プロ」のモードになようで
「標準」「強」は従来通りのモーションフローになるようです。
では、実際にこの4段階に効果を感じることが出来るかというと．．．
実に微妙です（汗）
映像によるってことですかね？スポーツやライブ映像など激しい映像に関しては
若干「クリア」が有効かな？とは思いますが、体感できるほどの差はあまり感じられません。
説明書には「ノイズが気になる場合は、オフに」とは書いてあります。
モーションエンハンサーは万能ではなく、映像によっては弊害が出ることもあるんですかね？
結局、地デジを見る場合は、「クリア」に設定して見ています。
なんだかんだいって、すっきりした感じがするので。
◆SD画像は？
自分は海外ドラマが好きなので、スカパー！でHEROESやLOSTをよく見ているのですが
XR1に代わって、SD解像度の映像もばっちり綺麗だろ！と思って見たのですが．．．
なんか色の階調とかが崩れ、画像が乱れているように見えます（汗）
ずっとそうなるわけではなく、場面によって、そういった現象がはっきりと確認できるのですが。
地デジやブルーレイでは、一切なかったのに．．．
静止画で撮影しても、その状況をお伝えできないのが残念です（笑）
ブロックノイズでもなく、残像でもなく．．．残像が強くなって、映像が溶けた感じ？
とにかく衝撃的な乱れ（笑）が確認できて、ショックだったのですが
とりあえず、モーションエンハンサーの設定を変えてみる。
でも、一切変化は無し。色味を調整しても変化はないだろうな．．．
どうすればいいんだろ？SD画質のアップコンバートはするなということ？
◆最強の画質モード
あれこれやってみても、スカパー！の画質が改善されず。
どうしたものかと途方に暮れかけた、その時．．．リモコンのオレンジ色のボタンに目がいきました。
オレンジ色のボタンとは、シアターモード。
シアターモードにすると、ちょっと黄ばんだ感じになり、渋めの色合いになり
液晶の無駄な明るさを抑えて、映画など暗めのシーンの再現性も高まるのですが．．．
海外ドラマも暗いシーンが多いし、もしかしたら効果アリかも？
と期待せずにシアターボタンを押してみると．．．
効果抜群！（笑）
LOSTの画像の乱れがひどかったシーンも、何もなかったかのように普通になってます。
シアターモードって色味だけ調整してるんあじゃないのか？どうなってるの？
と思いつつ、オプションでモーションエンハンサーがどうなってるか確認。
なんと、モーションエンハンサーは「切り」（汗）
えーーーー！！！！
というわけで、画質を「スタンダード」に戻して、モーションエンハンサーを切ってみる。
画像の乱れは解消されたが、それでも若干残ってる。シアターモードの方が上。
というわけで、シアターモードとスタンダードの設定を比較。
左側がスタンダード、右側がシネマモード
こうやって見比べてみると
スタンダードモードは当たり前ですが、色味的には標準。
ノイズリダクションとかは控えめですね。
ちなみにシネマモードは．．．
まずバックライトを抑えて、色温度も落とし
ノイズリダクションとか補正は切ってますね。
ちなみにシネマ２は家庭で映画を見るのに適してるモードだそうです。
続いて、詳細
そして、詳細設定は．．．
シネマモードは、とにかくいろいろな設定が「切」になってますね。
もう、BRAVIAの描画エンジンを使ってないというか(汗)
元映像をいじることなく、まっすぐに映し出すような設定になってますね。
ソニーハイビジョンフェアで、スタッフさんに質問してみたのですが
モーションエンハンサーは万能ではなく、SD画質だと効果が得られない場合があるとのこと。
さらにブルーレイの映画とかになると、元の映像がしっかりしてるので、逆にモーションエンハンサーは
必要ない時があると。
シアターモードでモーションエンハンサーが「オフ」になってる理由がわかりました。
説明書にも「映像によっては切り替えても効果がわかりづらい場合があります」と書いてあります。
というわけで、スカパー！のLOST、HEROESなどのSD画質海外ドラマは
シアターモードで見ています。
DVDでも残像が気になる場合は、黙ってシアターモードにしています。
DVDを再生する機会は減りましたが、B'zとか音楽系はまだブルーレイ化が遅れてますし。
ライブ映像も暗い中で激しく動くシーンが多いです。
なので、シアターモードの方が良かったりします。
というわけで、BRAVIA使いの方、シアターモードはある意味最強です（笑）
試しに押してみてください。
◆ただし．．．
今までの話は、画面の大きさにも関係すると思います。
自分のは46インチなので、40インチ以下は検証してません。
46インチ以外だと、また話が変わってくるかもしれません。
BRAVIAのF1が出た時に、X5500の46インチとF1の40インチで見比べた場合
46インチのほうが画面が大きい分、ブロックノイズが目立って
40インチのほうが綺麗に見えたりしましたが．．．
ただ、画面が大きい分、46インチは迫力あります。
モーションエンハンサーとシアターモードを切り換えれば、
SD画質だろうが、フルハイビジョンだろうが万事OK。
今回学んだことは、全ての元映像に倍速の補完を掛ける必要がないって事。
ウリとされる機能があると、ついつい使ってしまいたくなりますが
どんな機能も万能じゃないし、ケースバイケースってことですね。
とにかく、店頭ではたくさんテレビが並んでいて、比較しやすいと思います。
購入前に自分の目で、見てもらうのがベストです。
自分の話を鵜呑みにすることなく、色々試してみてくださいませ（笑）
XR1のモーションフロープロに関して、今回はレポートしてみようと思います。
◆モーションフローって？
モーションフローというのは、液晶TVの残像感を減少するため
倍速表示を行い、補完映像を入れることにより、スムーズな映像を再現する
機能のことなんですが。
XR1だと「モーションフロープロ」となっており、従来のBRAVIAのモーションフローより
一歩進んだレベルに仕上がっていて、XR1の特色である、部分的バックライト制御を
モーションフローにも採用することにより、ちらつきを抑えることに成功しているようです。
従来の倍速表示だと、ちらつきを感じることがあったのでしょうかね？
正直、液晶テレビを持つのが初めてなので、よくわかりません（笑）
残像感ですけど、46インチというのも災い？して、やはりモーションフロープロを
もってしても、完全に残像感を消すことは出来ません。
46インチだと、画面が大きくて見やすいのは良いのですが、その分、映像のあらも
目立ちやすく、誤魔化しがきかないと感じます。
イメージ的には、映像の元解像度が高いほど、障害は少なく
SD画像など、解像度が低いと、アラが目立つに感じます。
（SD画像とはいえ、アップコンバートされてフルHDになっているとは思うのですが）
具体的に言うと、ブルーレイによるフルHD映像は、特に問題はなく
DVDやスカパー！などのSD画質だと、ちょっとテレビの設定をいじってやらないと．．．という感じです。
特に、暗闇の中で、1人の人間が行動するような映像だと、残像が目立ちます。
ドラマとかで、夜のシーンとかでありがちですね。夜景をバックに会話するシーンなど。
夜景には目がいかず、人物1人に注目するような構図になるので、
うなずいた時や瞬きなどの残像が、なっちり気になってしまうんですね。
地デジもフルHDじゃないので、気になってしまう時があります。
◆モーションエンハンサーで滑らか画像に
こういう時にモーションエンハンサーが出番です。
リモコンの「オプション」→「モーションエンハンサー」を選択すると
「標準」「スムーズ」「クリア」「なし」の4段階が設定できるようになります。
名前が変わってますが、モーションエンハンサー＝モーションフローのことです。
カタログなどでは、「モーションフロープロ」とかウリにして広告してるのに
実機だと名称が「モーションエンハンサー」になっているのは、ちょい解せませんが（汗）
4段階も設定できるけど、「クリア」「スムーズ」ってどう違うの？と説明書を見ても
差がよくわからなかったのですが、「クリア」に設定すると、若干映像が暗くなります。
なので、「クリア」は何か特別なモードだとわかります。
ソニーハイビジョンフェアで、スタッフの人に聞いてみてわかったのですが
どうやら「クリア」がモーションフロー「プロ」のモードになようで
「標準」「強」は従来通りのモーションフローになるようです。
では、実際にこの4段階に効果を感じることが出来るかというと．．．
実に微妙です（汗）
映像によるってことですかね？スポーツやライブ映像など激しい映像に関しては
若干「クリア」が有効かな？とは思いますが、体感できるほどの差はあまり感じられません。
説明書には「ノイズが気になる場合は、オフに」とは書いてあります。
モーションエンハンサーは万能ではなく、映像によっては弊害が出ることもあるんですかね？
結局、地デジを見る場合は、「クリア」に設定して見ています。
なんだかんだいって、すっきりした感じがするので。
◆SD画像は？
自分は海外ドラマが好きなので、スカパー！でHEROESやLOSTをよく見ているのですが
XR1に代わって、SD解像度の映像もばっちり綺麗だろ！と思って見たのですが．．．
なんか色の階調とかが崩れ、画像が乱れているように見えます（汗）
ずっとそうなるわけではなく、場面によって、そういった現象がはっきりと確認できるのですが。
地デジやブルーレイでは、一切なかったのに．．．
静止画で撮影しても、その状況をお伝えできないのが残念です（笑）
ブロックノイズでもなく、残像でもなく．．．残像が強くなって、映像が溶けた感じ？
とにかく衝撃的な乱れ（笑）が確認できて、ショックだったのですが
とりあえず、モーションエンハンサーの設定を変えてみる。
でも、一切変化は無し。色味を調整しても変化はないだろうな．．．
どうすればいいんだろ？SD画質のアップコンバートはするなということ？
◆最強の画質モード
あれこれやってみても、スカパー！の画質が改善されず。
どうしたものかと途方に暮れかけた、その時．．．リモコンのオレンジ色のボタンに目がいきました。
オレンジ色のボタンとは、シアターモード。
シアターモードにすると、ちょっと黄ばんだ感じになり、渋めの色合いになり
液晶の無駄な明るさを抑えて、映画など暗めのシーンの再現性も高まるのですが．．．
海外ドラマも暗いシーンが多いし、もしかしたら効果アリかも？
と期待せずにシアターボタンを押してみると．．．
効果抜群！（笑）
LOSTの画像の乱れがひどかったシーンも、何もなかったかのように普通になってます。
シアターモードって色味だけ調整してるんあじゃないのか？どうなってるの？
と思いつつ、オプションでモーションエンハンサーがどうなってるか確認。
なんと、モーションエンハンサーは「切り」（汗）
えーーーー！！！！
というわけで、画質を「スタンダード」に戻して、モーションエンハンサーを切ってみる。
画像の乱れは解消されたが、それでも若干残ってる。シアターモードの方が上。
というわけで、シアターモードとスタンダードの設定を比較。
左側がスタンダード、右側がシネマモード
こうやって見比べてみると
スタンダードモードは当たり前ですが、色味的には標準。
ノイズリダクションとかは控えめですね。
ちなみにシネマモードは．．．
まずバックライトを抑えて、色温度も落とし
ノイズリダクションとか補正は切ってますね。
ちなみにシネマ２は家庭で映画を見るのに適してるモードだそうです。
続いて、詳細
そして、詳細設定は．．．
シネマモードは、とにかくいろいろな設定が「切」になってますね。
もう、BRAVIAの描画エンジンを使ってないというか(汗)
元映像をいじることなく、まっすぐに映し出すような設定になってますね。
ソニーハイビジョンフェアで、スタッフさんに質問してみたのですが
モーションエンハンサーは万能ではなく、SD画質だと効果が得られない場合があるとのこと。
さらにブルーレイの映画とかになると、元の映像がしっかりしてるので、逆にモーションエンハンサーは
必要ない時があると。
シアターモードでモーションエンハンサーが「オフ」になってる理由がわかりました。
説明書にも「映像によっては切り替えても効果がわかりづらい場合があります」と書いてあります。
というわけで、スカパー！のLOST、HEROESなどのSD画質海外ドラマは
シアターモードで見ています。
DVDでも残像が気になる場合は、黙ってシアターモードにしています。
DVDを再生する機会は減りましたが、B'zとか音楽系はまだブルーレイ化が遅れてますし。
ライブ映像も暗い中で激しく動くシーンが多いです。
なので、シアターモードの方が良かったりします。
というわけで、BRAVIA使いの方、シアターモードはある意味最強です（笑）
試しに押してみてください。
◆ただし．．．
今までの話は、画面の大きさにも関係すると思います。
自分のは46インチなので、40インチ以下は検証してません。
46インチ以外だと、また話が変わってくるかもしれません。
BRAVIAのF1が出た時に、X5500の46インチとF1の40インチで見比べた場合
46インチのほうが画面が大きい分、ブロックノイズが目立って
40インチのほうが綺麗に見えたりしましたが．．．
ただ、画面が大きい分、46インチは迫力あります。
モーションエンハンサーとシアターモードを切り換えれば、
SD画質だろうが、フルハイビジョンだろうが万事OK。
今回学んだことは、全ての元映像に倍速の補完を掛ける必要がないって事。
ウリとされる機能があると、ついつい使ってしまいたくなりますが
どんな機能も万能じゃないし、ケースバイケースってことですね。
とにかく、店頭ではたくさんテレビが並んでいて、比較しやすいと思います。
購入前に自分の目で、見てもらうのがベストです。
自分の話を鵜呑みにすることなく、色々試してみてくださいませ（笑）
まだ2週間くらいしか使っていないんですがビデオ素材60iは
モーションフロー強。フィルム映画素材の24Pは標準にして
私はつかっています。
映画独特のパタパタ感が私は嫌いなので。(>_<)
かと言って、プログレッシブ時の質感の上がり方も
わかっているので、標準くらいが一番良い感じです。
映画の最後に流れるスタッフロールの流れ方をみると
モーションフローの働きがわかりやすいですよね。
強だと120コマ。標準だと60コマくらいにしかしていないのかな？
というのがわかります。
by 店員佐藤 (2008-12-20 11:21)
それより、LOSTのおっちゃんが横に間延びしてません？
アスペクト比ただしいですか？
by t98907 (2009-09-21 22:40)