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キヤノン デジタルビデオカメラ「iVIS HF21」開発者セミナーレポートその1 [みんぽす]
去年、ニコンのセミナーに参加して、初めてソニー以外のデジタル一眼レフに
触れたのですが、そこでニコンの歴史の重みを思い知ったのですが
ここまでくると、もちろんキヤノンのセミナーも受けてみたかったんですね。
というわけで、本日(8/1)はちょっと違った方向ですが(笑)
念願かなってキヤノンのセミナーに参加できました!
いつものモノフェローズセミナーで、今回はデジタルビデオカメラの
「iVIS HF21」のセミナーです。
◆ivis HF21って、どんなビデオカメラ?
まずはカンタンにHF21の特徴を。
・ハイスピードAFで素早くピント合わせ
・手ぶれ補正が強力
・横顔でも顔認識
・内蔵メモリ大容量64GB+フラッシュメモリーも利用可能
・小型軽量400gのハイビジョンカメラ
こんな所です。小型なのにばっちりハイビジョンな訳です。
HPはこちら→http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hivision/hf21/index.html
では、セミナーのレポートをお届け。
◆キヤノンという会社
まずは、キヤノンがどんな会社かの説明からスタート。
それは1933年のこと。
日本で世界一のカメラを作れないか?という志を持った技術者たちが集まり
キヤノンがスタートしたようです。
デビュー作のカメラ機「KWANON」(観音)が後のCANONに
なったようです。全然知りませんでした(汗)
でも、さらに知らないことがあって、キヤノンは画質にこだわるメーカーで
あることはカメラとか販売してるし、わかることですが
キヤノン=一眼レフのイメージがありますが、どうやらカメラより
レンズに。レンズを核とした事業展開をしているらしいです。
画質もカメラもレンズなくして成立しないですからね。
では、レンズが核になってることを覚えておいてくださいね。
ちなみに日本でムービーに最も長く取り組んでるのもキヤノンだそうです。
ちなみに「キャノン」ではなく「キヤノン」ですよ。間違いないように(笑)
◆高画質を実現する三要素と社内開発環境
本日のセミナーはまず部長の清水さんからです。
ちょっと緊張気味でしたかね?(笑)
まず、キヤノンの強みですが、高画質を実現する三要素を全て自社開発で
行ってる点にあるようです。
その三要素はレンズ、センサー、描画チップ。社内開発だから連携が取れて
相乗効果アップ。画質のこだわり環境は社内で整ってるわけです。
コストを下げるために一部の部品を外注に出すのもアリだとは思いますが
社内で緊密な社内連携を取って、キヤノンの歴史が築かれたんでしょうね。
そのすごさはお台場のガンダムを見に行けばわかります(笑)
どれだけキヤノンの一眼レフを使ってる人が多いことか。
ちなみにレンズは宇都宮、その他の開発は東京で行われていて
離れているけど大丈夫?と思いましたが、映像部隊がシミュレーターを
作っていて、レンズと映像エンジンでどんな絵になるかわかるように
していたようです。
だから距離はあっても開発はスムーズに行えたんでしょうね。
たまには宇都宮と東京で意見のぶつかりもあったと思いますが(笑)
◆ハイビジョンこそレンズの性能差が光る
そして時代はハイビジョン。SD時代と違い、高画質で情報量が多い時代。
キヤノンの核となるレンズの性能差が発揮できる時代になってるわけです。
ぶちゃけSD時代は情報量が少ないので、レンズの差が余りよくわからなかった
ようですが、HDだとレンズの差は一目瞭然。キヤノンのレンズの歴史が
活かされてくるわけです。
レンズだけでなく、カメラのノウハウも活かし、CMOSセンサーは
一眼レフのCMOSセンサーを参考にさせてもらったようです。
キヤノンのもっとも大事なレンズの資産を活かすだけでなく
ちゃんとカメラのノウハウも活かされてるんですね。
どこ行ってもキヤノンの一眼レフは見かけますからね~。
そうこうして、時間とノウハウを生かし、AVCHDの最高ビットレートの
24Mbpsという最高画質を実現したのです。
同時期に発売されたソニーのハンディカムは16Mbpsですからね。
24と16でどれだけ差があるか比較したいですね。
これで清水さんのセミナーは終了です。
◆レンズの大きさ=キヤノンの意気込み
セミナーの途中で、お約束の歴代機種や部品などのお披露目もありました。
コレが初代のビデオカメラ。ビデオカメラというより、一眼レフのカタチですね(汗)
アイビスHF21とレンズの比較。
こんなに本体が小さいのに、レンズは大きいですね。
こっちのほうが本体が大きいのに、レンズはHF21のレンズより小さいですよね。
この比較でも、どれだけレンズに命をかけてるか伺えます。
まさにレンズの大きさ=キヤノンのレンズへの意気込みですね。
◆サンプル動画 ハイスピードAF
さて、最後にちょっとだけ動画サンプルをアップします。
HF21で撮影した動画です。
HF21のウリの1つであるハイスピードAFの破壊力をご覧アレ!
一瞬でオートフォーカスします!
というわけで次回は室長の大川原さんのお話をレポートします。
技術よりな話です。
この超絶ハイスピードAFをどのように実現したのか?
次回に続きます。
触れたのですが、そこでニコンの歴史の重みを思い知ったのですが
ここまでくると、もちろんキヤノンのセミナーも受けてみたかったんですね。
というわけで、本日(8/1)はちょっと違った方向ですが(笑)
念願かなってキヤノンのセミナーに参加できました!
いつものモノフェローズセミナーで、今回はデジタルビデオカメラの
「iVIS HF21」のセミナーです。
このレビューは「みんぽす」の無償セミナーに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
◆ivis HF21って、どんなビデオカメラ?
まずはカンタンにHF21の特徴を。
・ハイスピードAFで素早くピント合わせ
・手ぶれ補正が強力
・横顔でも顔認識
・内蔵メモリ大容量64GB+フラッシュメモリーも利用可能
・小型軽量400gのハイビジョンカメラ
こんな所です。小型なのにばっちりハイビジョンな訳です。
HPはこちら→http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hivision/hf21/index.html
では、セミナーのレポートをお届け。
◆キヤノンという会社
まずは、キヤノンがどんな会社かの説明からスタート。
それは1933年のこと。
日本で世界一のカメラを作れないか?という志を持った技術者たちが集まり
キヤノンがスタートしたようです。
デビュー作のカメラ機「KWANON」(観音)が後のCANONに
なったようです。全然知りませんでした(汗)
でも、さらに知らないことがあって、キヤノンは画質にこだわるメーカーで
あることはカメラとか販売してるし、わかることですが
キヤノン=一眼レフのイメージがありますが、どうやらカメラより
レンズに。レンズを核とした事業展開をしているらしいです。
画質もカメラもレンズなくして成立しないですからね。
では、レンズが核になってることを覚えておいてくださいね。
ちなみに日本でムービーに最も長く取り組んでるのもキヤノンだそうです。
ちなみに「キャノン」ではなく「キヤノン」ですよ。間違いないように(笑)
◆高画質を実現する三要素と社内開発環境
本日のセミナーはまず部長の清水さんからです。
ちょっと緊張気味でしたかね?(笑)
まず、キヤノンの強みですが、高画質を実現する三要素を全て自社開発で
行ってる点にあるようです。
その三要素はレンズ、センサー、描画チップ。社内開発だから連携が取れて
相乗効果アップ。画質のこだわり環境は社内で整ってるわけです。
コストを下げるために一部の部品を外注に出すのもアリだとは思いますが
社内で緊密な社内連携を取って、キヤノンの歴史が築かれたんでしょうね。
そのすごさはお台場のガンダムを見に行けばわかります(笑)
どれだけキヤノンの一眼レフを使ってる人が多いことか。
ちなみにレンズは宇都宮、その他の開発は東京で行われていて
離れているけど大丈夫?と思いましたが、映像部隊がシミュレーターを
作っていて、レンズと映像エンジンでどんな絵になるかわかるように
していたようです。
だから距離はあっても開発はスムーズに行えたんでしょうね。
たまには宇都宮と東京で意見のぶつかりもあったと思いますが(笑)
◆ハイビジョンこそレンズの性能差が光る
そして時代はハイビジョン。SD時代と違い、高画質で情報量が多い時代。
キヤノンの核となるレンズの性能差が発揮できる時代になってるわけです。
ぶちゃけSD時代は情報量が少ないので、レンズの差が余りよくわからなかった
ようですが、HDだとレンズの差は一目瞭然。キヤノンのレンズの歴史が
活かされてくるわけです。
レンズだけでなく、カメラのノウハウも活かし、CMOSセンサーは
一眼レフのCMOSセンサーを参考にさせてもらったようです。
キヤノンのもっとも大事なレンズの資産を活かすだけでなく
ちゃんとカメラのノウハウも活かされてるんですね。
どこ行ってもキヤノンの一眼レフは見かけますからね~。
そうこうして、時間とノウハウを生かし、AVCHDの最高ビットレートの
24Mbpsという最高画質を実現したのです。
同時期に発売されたソニーのハンディカムは16Mbpsですからね。
24と16でどれだけ差があるか比較したいですね。
これで清水さんのセミナーは終了です。
◆レンズの大きさ=キヤノンの意気込み
セミナーの途中で、お約束の歴代機種や部品などのお披露目もありました。
コレが初代のビデオカメラ。ビデオカメラというより、一眼レフのカタチですね(汗)
アイビスHF21とレンズの比較。
こんなに本体が小さいのに、レンズは大きいですね。
こっちのほうが本体が大きいのに、レンズはHF21のレンズより小さいですよね。
この比較でも、どれだけレンズに命をかけてるか伺えます。
まさにレンズの大きさ=キヤノンのレンズへの意気込みですね。
◆サンプル動画 ハイスピードAF
さて、最後にちょっとだけ動画サンプルをアップします。
HF21で撮影した動画です。
HF21のウリの1つであるハイスピードAFの破壊力をご覧アレ!
一瞬でオートフォーカスします!
というわけで次回は室長の大川原さんのお話をレポートします。
技術よりな話です。
この超絶ハイスピードAFをどのように実現したのか?
次回に続きます。
このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。 本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)本セミナーに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillViii株式会社みんぽす運営事務局)
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