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PENTAX「K-5」セミナーレポート前編 ユーザー目線と安心を徹底追求したK-5 [みんぽす]

ニコン、キヤノンと一眼レフのセミナーに参加してきましたが、今回は
歴史のあるPENTAX、そして最新機種の「K-5」開発セミナーに参加してきました。
もちろん、みんぽすのモノフェローズ専用セミナーです。
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◆PENTAXが大事にしているモノ

今回はPENTAX一眼レフ商品企画の若代さんからのお話です。
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まずはPENTAXの歴史について。
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国産初の一眼レフカメラ「アサヒフレックスI」を発売した事
社名の由来となったペンタプリズムの開発など、いかに高い技術を持って
カメラ業界に貢献してきたか、PENTAXの歴史の重みを感じました。

そんな歴史のある会社も一部のプロ向けではなく、一般層に向けてのカメラ作りを
常に心がけていて、生産効率を上げ、適正な価格で商品を提供しながらも
コストパフォーマンスの高い製品を心がけたようです。

とにかく大事にしているのがユーザー目線。
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スタッフもカメラ好きが集まり白熱した議論を重ねるようですが
自分たちの考えだけでなく、実際にユーザーの意見を吸収し、反映する姿勢を
守っているようです。

ユーザー目線で便利な機能を言えるだけでなく、面白く楽しめる遊び心の入った
機能も取り入れているとか。PENTAXとかって、歴史のある会社なので
まじめなカメラを作っていると思ってましたが、これは意外でした。

そして、K-5をいじってみて、その遊び心は伝わってきました。
この辺はあとで書くとして・・・

さらにユーザーの個性を生かすべき、カスタマイズ性を重要視しているようです。
今は特にユーザーの趣味や好みが多様化している時代ですからね。
今後は、この多様化にどれだけ対応できるかって大切なポイントだと思います。

30年前に発売されたLXというカメラは、グリップを好きな形に惚れたり
いろいろなパーツを好みのモノに付け替えられるなど、今の不景気でコスト削減命時代には
考えられない代物があったようです(汗)
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カメラは性能を重視すると、とかくボディと価格が膨らみがちですが、PENTAXは
より多くの人に使ってもらいたいので、コスト、サイズ、性能のバランスを
ユーザー目線で常に注意し、小型化とパフォーマンスの両立を目指したようです。
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それはボディだけでなく、レンズも小型化とパフォーマンスを両立した
リミテッドシリーズを用意したようです。
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やはりレンズも大きいとそれなりに光を取り入れ、綺麗な画像が撮れると思ってしまいがちですが
実際に持ち運ぶとかなり疲れるので、買っても出番が少なくなったりしちゃうんですよね(汗)

今、大人気のNEX-5でも思ったのですが、ボディがとても小さくなって、レンズも小さくなった
けど、その分、レンズの性能が悪かったりして。で、もっと綺麗に!もっとズームで!とか
要望が生まれるのですが、それに応えるべく望遠レンズが出たのですが、それは画質を
重視するあまりにレンズが大きくなり、NEX-5のコンパクトさを殺していて(汗)

やはり、小型化と性能パフォーマンスのバランスって重要だよなぁと思っていた次第であります。


◆アウトドアで安心を

さて、PENTAXのもう一つのこだわりはアウトドアでの安心です。
外でも安心して使えるようにこだわっていて、それは防塵防滴機能だったりします。
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今まではハイエンドのカメラに採用されてきたアウトドア仕様ですが
何とかしてミドルクラスにも採用したいが、コストの壁がありました。

しかし、ユーザーの要望をくみ取り、上司にたたきつけ(笑)、コスト度外視で実装する事に成功。
これでK10D、K20Dは機密構造の高さに故に南極観測所にも採用されたようです。

マイナス50度できわめて細かな塵が飛び交う中、無事に帰還した。
これでマイナス10度の耐寒動作を保証する事が出来た。
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誰がマイナス10度でカメラ使うの?と思わないでもないですが、最近の異常気象はね(汗)
この夏なんて、特に異常に暑かったじゃないですか?あの炎天下で過酷な使い方をして
しまったのが原因ですが、何回もα55はオーバーヒートを起こしました(汗)

そして、レンズ交換の時に、どうしても埃って入ってしまいますよね?
自分は注意して使ったつもりで、特に出番が少なくなったNEX-5なんて、埃なんて
入ってないだろうと思っていたら、もう埃入りまくり(汗)

レンズ交換式カメラを使った事がある人なら、この防塵の機能がどれだけ重要か
理解できると思います。レンズを交換しなくても、埃がボディに進入する事が
ありますからね。

しかし、K-5は心配ご無用、アウトドア安心仕様となっています。
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画質や性能も大事ですが、この「安心」って、何気に大事ですよね。
目で見えないところも非常にこだわって作ってるなと感心しました。

自分にとっては最近起きたカメラライフでの痛い体験ばかりで
身にしみて、このアウトドアでの安心さの重要性を痛感しましたよ。

んでは、ここでいきなり防水パフォーマンスです。真似しないでくださいね(笑)
ま、まずはご覧アレ。衝撃映像です。




水がどばどばK-5に掛けられながらも、K-5は撮影し続けています(汗)
ただ、潜水が出来るわけではないので、そこは注意。(てか、水掛けも意図してやったら駄目よん(笑))
ボディが濡れた状態で、レンズを交換したり、SDカードの抜き差しもNGね。

SPコーティング。スーパープロテクトコーティング。
水も油もはじく、スーパーなコーティングだそうです。そしてまた驚愕映像流します。
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真似しちゃ駄目よ(笑)



ティッシュや布でマジックを拭き取れるってスゴイですよね(汗)
なので、こんなスーパーなコーティングがされてるので、出来ればレンズプロテクターは
使って欲しくないと。反射する要因が増えちゃいますからね。

というわけで、最後に驚きのパフォーマンスを見てもらいましたが、セミナーレポートは
次回に続きます。


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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コメント 2

yonhongi

目に毒wなレポート、ありがとうございます。
防滴防塵ボディ&レンズを手に入れると、ついついやってみたくなる実験ですが。。。
元々PENTAXレンズのコーティングはsmc(スーパーマルチコーティング)からしてかなり優秀だとは思っていましたが、防汚のSPもなかなか強力そうですね。

モデルのおねいさんが元気印っぽいので、後編も期待してますよ!
by yonhongi (2010-11-12 10:00) 

kozy

◆yonhongiさんへ

なるべく間を空けないように気をつけます(汗)
そっかぁ、こういう明るめのおねいさんが好みなんですね?(笑)
by kozy (2010-11-12 23:33) 

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