映画「スカイ・クロラ」：ZERO SPIRITS：SSブログ

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映画「スカイ・クロラ」　[映画] [編集]

まったく内容を知らずに映画「スカイ・クロラ」を見てきました。

以前、押井監督の「攻殻機動隊」を先輩に連れて行かれ見に行ったのですが
15分ぐらいで寝てしまったので(汗)、それのリベンジ？

本当は、新宿の新しい映画館に行きたかったのですが
上映してなかったので、としまえんへ。

映画の内容はといいますと．．．
平和な世界で、とある理由で戦争を続けている。
しかし、その戦争は、世界を滅ぼしてしまうような世界大戦というわけでもなく
一種のショーやスポーツに似た戦争。

そんな戦場でのパイロットたちのお話です。

最初は、淡々と話が展開し、戦争も普通の戦争に見えます。
なんといっても、飛行機での空中戦が格好良くて、プロペラが着いた戦闘機による
一昔前の戦争といった感じですが。

背景や飛行機はリアルなCGで、見た目はアニメというより実写に近く
カメラも激しく揺れたりして、戦場の臨場感があり、かなり迫力ある映像になっています。
飛行機好きな人には、たまらないかも？

だけど、そういった戦闘シーンがメインではないんですね。ウリではありますが。
兵士たちの淡々とした日常が、淡々と続くわけで．．．途中で眠たくなりました(汗)

最初にあれ？と思うところがあるのですが、それ以降は淡々と進み
普通の戦争で、普通の兵士の日常を見せられて、普通の戦争映画かな？
と思うのですが．．．

謎が解けていくと、今まで「普通」に見えていた日常のシーンも
実は意味ありな台詞やシーンが散りばめられていて、なるほど！と後で気づくのですが。

やはり、淡々としたシーンやキャラが多いため、感情移入が最後まで出来なかったのが
もやもやする原因なんでしょうかね？

空中戦は、綺麗な映像だけど、スターウォーズ並みにドキドキするかというと
そうでもないし、パイロットたちの特殊な愛は．．．やっぱり突っ込みどころがあって
共感できずで。

とあるシーンの一言なんですが
繰り返しの日常生活も、過ごし方によっては違うように見えてくる、って点は
唯一共感できましたね。

というわけで、押井監督好きな人以外は、ちょっとオススメできないかも？
ただ、戦闘機はカッコイイので、ゲームとして遊ぶならアリですね(笑)