映画「ガリレオ 容疑者Xの献身」

やっと映画の「ガリレオ　容疑者Xの献身」を見てきました。

映画のCMって、公開前は、内容がよくわからないけどキャッチーなシーンを見せますよね？
公開後2週、3週目になると、話の内容がわかったり、重要なシーンや台詞を出したり
泣けるシーンもありますよ的なCMになっていき、どんどんネタバレしていきますよね？

ボク的には見に行く映画のネタバレは耐えきれないモノがあり、ガリレオも公開して
4週も経ち、CMで重要だと思われる台詞をバンバン流され、やめてくれと悲鳴を
上げてました(笑)

最近はちょっと仕事が忙しくて、映画のチェックが前のように行かなくなったのですが
今日は無理矢理見に行きました(笑)

ガリレオといえば、天才物理学者の福山雅治が、警察でもお手上げの奇怪な事件を
解決していく推理ドラマ？です。

物理学を応用して、難解なトリックを暴いていくのですが
トリックの謎が解くときに閃くのですが、その時に場所構わずに計算式を
書き始めるシーンが印象的で、見ていて爽快(笑)

ちゃんと実験を行い証明します。こんな感じで。
ちょっとした説得力があるというか、実験も見てるだけで楽しかったりします。

ドラマのガリレオの魅力をまとめると
・事件がとにかく奇怪
・謎解きを見るのが楽しい、実験でちゃんと検証するのが他の推理ドラマと違う
・福山雅治(笑)

福山好きな人にとっては、たまらないドラマでしょうね(笑)

ドラマの最後の方の事件が、あまり物理学が関係なくなってるのが残念でしたが
それでも結構楽しめました。

というわけで、映画のガリレオも、ドラマの延長を期待して見に行きました。
ドラマもオムニバス形式で、映画とドラマのつながりは薄いと思ってはいたのですが。

映画は、予想に反して、ドラマと全く違った雰囲気でした。

ドラマの方は、トリックの謎がポイントになるのですが、映画は違って
人間ドラマに仕上がってます。
福山雅治は、変わった物理学者で、犯人の動機とか人間関係には一切興味がなく
トリックを解く＝物理学の問題を解くことだけにしか興味がないクールな人なのですが。

映画は、当然トリックの謎解きはあるのですが、ドラマとは全く違うトリックで
さらには、福山雅治演じる湯川教授の人間性が表現される．．．ドラマにはなかった
一面を見ることが出来ます。

なので、ドラマでの謎解きの爽快感や、柴咲コウとの笑える絡みなどとはノリが違い
新しいガリレオがそこにはあります。
物理学者ではなく、一人の人間としての湯川教授。

え？じゃ、物理学者の手助けは要らないのでは？警察だけで謎が解けたのでは？
と突っ込みたくなりますが．．．トリックも良くできてるので期待して良いと思います。
ま、多少突っ込みたくなるところがありますが。

映画のキャッチコピーで「その愛は、解けない」とありますが．．．
まさにその通りですね。その愛というか、愛の形なんて人それぞれですし。
どれが正しくて、どれが不正解とか、そんなのはないんでしょうね。
それを決められる人は、本人だけで。

ただ、傷つけたり、法を犯すのだけはよくないことですし
犯罪ではないにしても、愛する人を思いやる気持ちもわすれちゃいけませんよね。
最近、自分の気持ちだけで、相手の気持ちを考えずに行動した結果、事件に繋がるとか
奇妙な不可解な事件が多いですよね。

話逸れましたが(笑)
映画館で見るような派手な映像はありませんが、お話は良く出来ていると思いますので
オススメです。

オープニングが終わって、導入のシーンから、もうテレビ版のガリレオのノリはなく
いきなり引き込まれます。ストーリー重視の人には受けが良いかと思われます。

堤真一の演技は相変わらずスゴイし。いろいろなキャラを演じられますよね。
この映画は彼が主役です。

あと、先日の東京シティサイクリングで走った場所が撮影に使われていたのが
ちょっぴり嬉しかった（笑）

ドラマのガリレオを見てなくても楽しめると思います。
ドラマとの直接的なつながりは、映画と同時にテレビで放映されたスペシャル版の
3分ぐらいですから。しかも、そのシーンはさほど重要じゃないし。

映画見てからドラマ見るのもアリだと思います。
ノリが違うので、びっくりするかも知れませんが(笑)

タグ：ガリレオ 容疑者Xの献身

コメント 1

そういえば、テレビ朝日の5分番組で東京シティサイクリングが
ほんのちょっとだけ放送されていました。残念ながら私も
kozyさんも映っていなかったようです。（笑）
by 店員佐藤 (2008-10-27 10:51)