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キヤノン デジタルビデオカメラ「iVIS HF21」開発者セミナーレポートその2 [みんぽす]
キヤノン×みんぽすの「iVIS HF21」開発者セミナーレポート第2弾!
今日は、室長の大川原さんの技術的なお話。
ハイスピードAFや光学てぶれ補正などのお話です。
iVIS HF21のオフィシャルはコチラ
↓
http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hivision/hf21/index.html
◆ハイスピードAFの話
大川原さん、セミナーだというのに、いつもの作業着を仕込みます。
気合い入ってます(笑)
では、そんな気合いの入ったセミナーを・・・
従来のAFだと、距離とコントラストで判定していたが
距離が変動すると、距離が変わったのか、コントラストが変わったのか判定できず。
コントラスト情報だけだと、フォーカスをどうすべきかわかりにくい。
ゆえにAFの精度と応答速度の両立が困難だった。
さらにHDになって、フォーカスのボケがよくわかるようになり、
より移動速度を早める必要があった。
従来のAFだとSD用だったので、情報の多いHDだと使いモノにならないぐらい
AFの速度が遅かったようです。
距離がわかれば、AFが高速化できることがわかったけど、
距離をどうやって測るか?
そこで距離を測る外側センサーを利用し、コントラストAFと併用し
驚異的なハイスピードAFを実現。
画像の右下左下にある小さな四角いレンズですね。ここで距離を測定しています。
(センサーの場所を勘違いしてました、すいません(汗))
前回、軽く動画を上げましたが、驚異的なAFの早さを実現しています。
初めて見た時は、あまりにも突然フォーカスが合うので、逆にびっくりしましたけど。
人がAFの早さに追いついてないというか(笑)
運動会とか人混みの中で、我が子だけ撮影したいんじゃ!という時に
かなり重宝するんだろうな~と思いました。
ちなみに、試作器には銀塩カメラの位相差ファームを取り入れ、
HD対応の試作器を作成したようです。
社長が気に入ったが、銀塩カメラが終了し、デジタルになってしまい
この位相差ファームは使えなくなったようです(汗)。
◆14倍!?の光学手ぶれ補正
ジャイロセンサーで補正します。
図のように小さな揺れから、車などの大きな揺れを認識し
幅広い揺れに対応し、レンズをシフトすることで、今回の手ぶれ補正を実現したとか。
しかも従来の約14倍もぶれないとか!
(ただしワイド端のみですが)
ここで、メーカーとしての認識の差が出て、ソ●ーは大型のテレビを
商品として扱ってるので、HDで大型のテレビに映像を出すことで、
手ぶれを抑えることがどれだけ大事なことか理解し、
いち早く手ぶれ補正に取り組んでいたが、キヤノンは
商品としてテレビを扱っていないんで、気が付かなかった。
メーカーによって、特色が出るモノですね。
家電というと、どこもほぼ同じ商品を取り扱っているかのように見えますが
実際は細かく大きく異なりますからね。
家電メーカーのセミナーに参加して感じることは、他のメーカーも当然ライバル視しているけど
ちゃんとよその商品の良さを理解し、研究してるんだなぁということ。
当たり前ですよね。トレンドやマーケティング把握にもなるし、商品を作る上で
KYにならないように、重要なことですよね。
キヤノンというと、自分にとっては一眼レフの覇者というイメージでしたが、
手ぶれ補正に関して、こういったことがあったなんて、意外でした。
◆設計者、たまに俳優?
ビデオカメラなので、当然画質のプレゼンを社内向けにしないといけないわけですが
設計者がモデルになって、作例を作るようです。
実際にサッカーをやってみたりと、開発以外でも苦労があるようで(笑)
手ぶれ補正のサンプル動画を見せてもらったのですが、これがすごい。
自分がすごいと思ったのは、ボケが綺麗。
レンズに命をかけているだけあって、キヤノンのレンズはかなり綺麗。
ここまで手軽に綺麗なボケで、味のある映像が取れると楽しいですよね。
自分の撮影テクニックが上がったと勘違いできますよ(笑)
セミナーで綺麗なサンプル動画を見せられ、早くも触らせろ状態に(笑)
ここで、セミナーは終了し、実際に実機を触れる体験コーナーに。
とにかくキヤノンはレンズのメーカだと言うことと、それが頷ける画質を見せてもらい
一眼レフの世界で天下を取るだけの力を見せつけられました。
ビデオカメラもレンズをベースにした商品設計で、撮影のしやすさだけでなく
画質にもそろそろこだわりたい...そんな方にキヤノンのHF21はオススメかなと思いました。
ボケが綺麗なので、特にお子さんや人物を撮る機会が多い人にオススメですかね?
というわけで、技術的な話を聞かされると、実際はどうなん?と思ってしまいます。
セミナーはここで終わりですが、そのムラムラが募ったところ?(笑)で
発売前のHF21で撮影できることに!!
次回は実機を使って、ハイスピードAFや手ぶれ補正を試してみましたので
動画を交えてレポートしたいと思います!
今日は、室長の大川原さんの技術的なお話。
ハイスピードAFや光学てぶれ補正などのお話です。
iVIS HF21のオフィシャルはコチラ
↓
http://cweb.canon.jp/ivis/lineup/hivision/hf21/index.html
このレビューは「みんぽす」の無償セミナーに参加して書かれています。(詳細は末尾で)
◆ハイスピードAFの話
大川原さん、セミナーだというのに、いつもの作業着を仕込みます。
気合い入ってます(笑)
では、そんな気合いの入ったセミナーを・・・
従来のAFだと、距離とコントラストで判定していたが
距離が変動すると、距離が変わったのか、コントラストが変わったのか判定できず。
コントラスト情報だけだと、フォーカスをどうすべきかわかりにくい。
ゆえにAFの精度と応答速度の両立が困難だった。
さらにHDになって、フォーカスのボケがよくわかるようになり、
より移動速度を早める必要があった。
従来のAFだとSD用だったので、情報の多いHDだと使いモノにならないぐらい
AFの速度が遅かったようです。
距離がわかれば、AFが高速化できることがわかったけど、
距離をどうやって測るか?
そこで距離を測る外側センサーを利用し、コントラストAFと併用し
驚異的なハイスピードAFを実現。
画像の
(センサーの場所を勘違いしてました、すいません(汗))
前回、軽く動画を上げましたが、驚異的なAFの早さを実現しています。
初めて見た時は、あまりにも突然フォーカスが合うので、逆にびっくりしましたけど。
人がAFの早さに追いついてないというか(笑)
運動会とか人混みの中で、我が子だけ撮影したいんじゃ!という時に
かなり重宝するんだろうな~と思いました。
ちなみに、試作器には銀塩カメラの位相差ファームを取り入れ、
HD対応の試作器を作成したようです。
社長が気に入ったが、銀塩カメラが終了し、デジタルになってしまい
この位相差ファームは使えなくなったようです(汗)。
◆14倍!?の光学手ぶれ補正
ジャイロセンサーで補正します。
図のように小さな揺れから、車などの大きな揺れを認識し
幅広い揺れに対応し、レンズをシフトすることで、今回の手ぶれ補正を実現したとか。
しかも従来の約14倍もぶれないとか!
(ただしワイド端のみですが)
ここで、メーカーとしての認識の差が出て、ソ●ーは大型のテレビを
商品として扱ってるので、HDで大型のテレビに映像を出すことで、
手ぶれを抑えることがどれだけ大事なことか理解し、
いち早く手ぶれ補正に取り組んでいたが、キヤノンは
商品としてテレビを扱っていないんで、気が付かなかった。
メーカーによって、特色が出るモノですね。
家電というと、どこもほぼ同じ商品を取り扱っているかのように見えますが
実際は細かく大きく異なりますからね。
家電メーカーのセミナーに参加して感じることは、他のメーカーも当然ライバル視しているけど
ちゃんとよその商品の良さを理解し、研究してるんだなぁということ。
当たり前ですよね。トレンドやマーケティング把握にもなるし、商品を作る上で
KYにならないように、重要なことですよね。
キヤノンというと、自分にとっては一眼レフの覇者というイメージでしたが、
手ぶれ補正に関して、こういったことがあったなんて、意外でした。
◆設計者、たまに俳優?
ビデオカメラなので、当然画質のプレゼンを社内向けにしないといけないわけですが
設計者がモデルになって、作例を作るようです。
実際にサッカーをやってみたりと、開発以外でも苦労があるようで(笑)
手ぶれ補正のサンプル動画を見せてもらったのですが、これがすごい。
自分がすごいと思ったのは、ボケが綺麗。
レンズに命をかけているだけあって、キヤノンのレンズはかなり綺麗。
ここまで手軽に綺麗なボケで、味のある映像が取れると楽しいですよね。
自分の撮影テクニックが上がったと勘違いできますよ(笑)
セミナーで綺麗なサンプル動画を見せられ、早くも触らせろ状態に(笑)
ここで、セミナーは終了し、実際に実機を触れる体験コーナーに。
とにかくキヤノンはレンズのメーカだと言うことと、それが頷ける画質を見せてもらい
一眼レフの世界で天下を取るだけの力を見せつけられました。
ビデオカメラもレンズをベースにした商品設計で、撮影のしやすさだけでなく
画質にもそろそろこだわりたい...そんな方にキヤノンのHF21はオススメかなと思いました。
ボケが綺麗なので、特にお子さんや人物を撮る機会が多い人にオススメですかね?
というわけで、技術的な話を聞かされると、実際はどうなん?と思ってしまいます。
セミナーはここで終わりですが、そのムラムラが募ったところ?(笑)で
発売前のHF21で撮影できることに!!
次回は実機を使って、ハイスピードAFや手ぶれ補正を試してみましたので
動画を交えてレポートしたいと思います!
このレビューはWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」から招待されたセミナーに参加して書かれています。 本セミナーへの参加及びレビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)。本セミナーに参加された他の方のレビューはこちらのみんぽすTBセンターでご覧になれます。(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
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