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これも3D?DSi「立体隠し絵 アッタコレダ」レビュー [ゲーム]

以前から噂のあったニンテンドーDSのニューハード「3DS(仮)」が発表されました。
アナログスティックやモーションセンサーを搭載なんて、ありがちな噂はありましたが
眼鏡不要の立体映像が楽しめるようです。

眼鏡不要だけど、のぞき込まないと画面が見えないとか、昔のバーチャルボーイみたいな
オチはないと思いますが(笑)、ジジィはそんな昔のネタを思い出してしまいます(笑)

DS、DSiのソフトは使用できるようなので、2画面でタッチ入力とカメラがあるものと
思われますが、今度こそ両画面タッチが可能であって欲しいですね。
もしかしたら、片方の画面だけ3D対応だったりしてね?

ま、その前に晴天下で、もう少しまともに見える液晶にして欲しいですが。

前置きが長くなりましたが、3Dのタイミングに合わせて、DSiのダウンロードソフト
「立体隠し絵 アッタコレダ」というゲームを紹介しようかと思います。
DSC01288.JPG


このソフトは2010年3月3日にDSiウェアとして500円で発売されました。
店頭では売ってなくて、DSiかLLでないと遊べません。

さて、ゲーム内容は、DSを傾けて、飛び出す絵本のような立体絵に潜む
書くし文字や絵を発見するというゲームです。

まずは動画を見てもらった方が早いと思いますので、PVをどぞ!



と、まぁ、こんな感じです。なかなかの立体感でしょう?おもしろそうだと思ったのでは?
ああやって、各ステージの隠し文字や絵を発見し、文字をすべて発見するとクリアになります。

ところで、DSを傾けると、連動して絵が傾いてましたよね?
こんなのガラケーでもiPhoneでもモーションセンサー使えば、簡単じゃん・・・
そう思う人もいるはず。確かにその通りですが、DSにはモーションセンサーなんてないので
DS本体をいくら傾けても、ゲームにその情報を反映することが出来ません。

・・・じゃ、どうやって、この「アッタコレダ」の立体絵は傾いてるのでしょうか?

実は、カメラを使ってます。
まずは、タイトル画面。「はじめから」、「つづきから」を選ぶとゲームスタートですが
DSC01290.JPG


DSを180度に広げて・・・
DSC01295.JPG


DSC01293.JPG



スタート時に必ず「顔の位置」を撮影します。
図の黄色い四角の中に、目と口が入るように撮影します。
DSC01296.JPG


うまく撮影すると、顔が認識されて、下図のようになります。
赤い点が顔以外にも存在してますね・・・ちょっと失敗気味か?
DSC01298.JPG


DSC01297.JPG


これでカメラが顔を認識して、顔がどこにあるかを常に認識することで、立体絵の角度を
変化するようにしてます。

なんで、顔がDSを覗き込むように、下の位置にある時は、絵もこんな感じに
下から見ているようになり、天井が見えます。
DSC01302.JPG


顔を正面に持って行けば、普通の位置になり、天井は見えなくなり、
地面が見えるようになります。(画面撮影がとにかく難しい(汗))
DSC01304.jpg


こんな感じで、DSを見たい位置にずらしたり、傾けることで、画面内の立体隠し絵を
いろいろな角度から見れるようになるわけです。

ゲームの絵を、手に取るように傾けられるのも楽しいですが、カメラをこういう使い方をする
発想がしびれました。携帯のアプリでカメラを使うモノが多いですが、こういった使い方は
初めてではないでしょうか?

遙か昔、VAIOのモーションアイとかで、特定のパネルをカメラにかざすことで、
そのパネルに立体のキャラが映って、パネルを傾けることで、キャラも追従して傾く
とか、そんな仕掛けありませんでしたっけ?(笑)
あ、PS3でもこのシステム使ったゲームありますね。

とにかく、こういう発想を商品化できたのは素晴らしいなと思います。

さて、またゲームの話に戻りますが、「Y」「E」「S」と書いてありますが
実際にこの3文字が立体絵に隠されていて、それを探し出します。
DSC01308.JPG


見つけたら、この丸いカーソルを十字キーで操作して、右下に「!」アイコンをタッチして
発見します。先ほどの動画をご覧になってもらえばわかりますが、結構ハッキリと
文字が浮かび上がってきますので、わかりにくいとか、詐欺くさい隠し文字はありません。

あとは、クリアには関係ないですが、絵の中にコインが隠されていて、それを探す遊びも
あります。このコインがあると、隠し文字に関するヒントが見れるようになっています。
DSC01311.JPG

どうしてもわからない場合は、ヒントで切り抜けることも出来るわけです。

文字や絵の「隠し方」は、実はバリエーションがそんなにあるわけでなく
立体絵を傾けて、枝などのモノが重なって文字になる、とか
枝など位置で生じる隙間が文字になる、など、主にこの2種類です。

あとは、下図のように動く人など、動く絵が登場しますが、この動く絵が関与するぐらいで
隠し方のバリエーションは少ないです。
DSC01314.JPG


なので、最初は新鮮で楽しいのですが、ステージが進むと、絵が違うだけで、やることは
どのステージも同じで、ちょっと飽きてしまうこともあるかも?
逆に言うと、安心してまったり続きを遊べるといった感じ。

立体絵は見ているだけ・・・あるいは傾けているだけで楽しいですから。たぶん(笑)
影絵みたいなテイストは、最近は珍しいし、なかなか趣のある絵が出来てるかなぁと。

ちなみに他にはこういったステージがあります。

ak1.jpg


しかし、ちょっとした難点があります。
それは顔認識です(汗)

顔はきちんと認識されるのですが、顔の後ろに色々と映り込むと、それも顔と認識してしまう
ようで、たまにうまく立体絵を傾けられなくなります。隠し文字の場所はわかってるのに
立体絵をうまく傾けられないから発見できない!!なんて、理不尽な思いをすることも(汗)

こういう時は、何の模様のない壁を背にしてプレイするか、もう一度顔認識をするかなどで
修正できることもあります。
自分は、背景がいろいろと変化しそうな、電車やバスの中でプレイしましたが、
障害物が映り込んでしまったのか、たまにうまく傾けることが出来ない時がありましたが
何とかプレイは出来ました。

顔を近づけて認識させるより、ちょっとDS本体を離して顔を認識させた方が
誤動作が少ない感じでした。

あと、この顔認識ですが、プレイのたびにいちいち設定をしないといけないので、この点が
ウザイと感じる人も多そうですね。

それともう一つ。本体を傾けたりして、両手はふさがるのですが、これにカーソルを操作と
いう難解なことを求められます(汗)
隠し文字を見つけたら、タッチして発見にして!と突っ込まれそうですが、2画面使った
ゲームなので、それもできないんですよね(汗)

ま、とにかく、操作性に難を感じる人が多そうです(汗)
一番最初のステージが意外と難しいので、それも難点かな?(汗)

ステージの種類も500円にしては多い方ですし・・・安いと言うことで、難点も多いのですが
目をつぶって、一度はプレイしてもらったほうがいいかなぁと思います。
ちゃんとした環境下でないと、まともに操作できないって、携帯ゲームとしてどうなん?って
気もしますが・・・新しモノ好きな人はぜひ挑戦してみてください。

しかし、これが3DSならどうでしょう?

3D画面でさらに立体感を感じますし、モーションセンサーで、ちゃんと傾けられる。
今回の不満点を解消した、完璧なアッタコレダが出来そうですね。

iPhoneで暇つぶしアプリとしても最適な気もします(笑)

というわけで、500円としては、だいぶお得だし、この発想を潰してはいけないと
思ったので、紹介させてもらいました「アッタコレダ」。
ぜひ、3DS版と、iPhoneアプリで続編をお願いします(笑)

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