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超小型一眼「α NEX-5」 使用感レビュー [みんぽす]
今日は、ついにαの超小型一眼カメラが発表されました。
その名もNEX-3とNEX-5(エヌイーエックスと読むようです。)
そんな偉大な日にみんぽす×ソニーのモノフェローズ専用セミナーが開催され
仕事を定時に無理矢理切り上げ、参加させてもらうばかりか、
触らせてもらいました。
いつもなら、セミナーのレポートを先に挙げる自分ですが、
今回は、NEX-5の撮影サンプルを交えながら、使用感をレポートしたいと思います。
◆外見の印象
ソニーらしい一眼カメラと言えば・・・多くの人が超小型の一眼カメラを
想像する、あるいは期待すると思うんです。
自分もソニーと言えば、そういうイメージを持っていて、αもいつかは
小型化されるんだろうな・・・とは思っていたんですが、αに関しては
現状でとても満足度が高く、あまり小さくならなくても良いかな(笑)と
思ってました。
今回、まず画像が発表されて、本気で小さいNEXシリーズに、びびりました。
だって、レンズより本体が小さいし、信じられないぐらい薄いし。
しかし、NEXの本当の小ささは画像からでは伝わりません。
本当に手に持った時に「小さすぎ!!!」と衝撃が走ります(笑)
これはサイバーショットHX5Vとの比較写真ですが・・・
冷静に見ると、サイバーショットよりちょい幅がありますが
薄さはほぼ同じぐらい。
グリップがでかいので、やはり見た目はNEXのほうが大きく感じますが、
手に持つと不思議なくらい小さく軽く感じます。
しかし、薄いと握りにくいんじゃないかと心配する人もいるかと思いますが
本体の薄さに反して、グリップはガッツリ付いてるので、かなり安定感が
ありました。
初対面なのに、いきなり手に馴染みやすく。
そして、やはり質感がとても素晴らしいです。
リングがはみ出て豪快さがあふれるデザインですが、質感があるので、古き良き
ソニーのサイバー感もあって、とにかく一眼レフ顔負けの高級感が
漂いまくりです。
◆連写撮影
発売前のモデルなので、動作や画質に関するものは完成してないバージョンですので
今から書くことをすべて鵜呑みにしないでください。
まず、今回は、動画、連射、パノラマ撮影の3つのコーナーに別れて
NEX-5を体験しました。
自分は、まず連写から体感。
今使っているα550と同じ秒間7連写ですが・・・これがまたどえらい連写で。
α550で速度優先の連写を行うと、ライブビューの場合は、画像が表示されずに
連写するのですが、NEXはライブビューで撮影画像が表示されたまま
連写します。(リアルタイムに撮影した画像が全部表示されるわけではなかったと思います)
最初の1枚目のフォーカスに合わせたまま連写されるのはα550と同じです。
ピントが合ってないまま連写すると、大変なことになります。
あと、ミラーレスなので、シャッター音が2回鳴ります。
1回の撮影でα550だと「カシャ」ですが、NEXだと「カシャカシャ」です。
これが7連射になると、すさまじい早さのシャッター音で、焦ります(笑)
ものすごく早く撮影してる感があります。
画像はNEXー5で18-55mmの標準ズームレンズで撮影。きっちり撮れてると思います。
ちなみに連射しすぎると、メモリが足りなくなり、連射が止まってしまうことが
ありました。毎回ではないですが。
◆パノラマ撮影
次はパノラマ撮影。
これもまた連射しまくるので、シャッター音がすごい(笑)
サイバーショットのパノラマだと無音でしたが。
ちなみにパノラマ撮影はちょっと慣れが必要かも?サイバーショットより
難しく、早すぎても遅すぎても駄目で、振り向きが早すぎると撮影失敗に
なります。
サイバーショットのパノラマ撮影より、ゆっくりめにスイングしてあげると
成功しやすいです。これはすぐ慣れると思います。
サイバーショットはパノラマ撮影すると、画像の歪みが気になるところが
ありますが、NEXだと、きれいに撮影できますね。
その代わり、サイバーショットHX5Vのほうが画角が広く、長いパノラマが
撮影できてます。でも、この辺は、ボクの腕前が悪いのかもしれませんが。
◆動画撮影
最後は動画です。動画は撮影はOKですが、アップは禁止と言うことで
データは持ち帰りできませんでした。
動画撮影中は、自動でAFがかかりますが、これは結構ゆっくりで、たまに
AFが動作してない時がありまして、まだ調整中かな?と感じました。
ただ、撮影中にシャッターボタンを半押しして、好きなタイミングで
ピントを合わせることが出来るので、便利だと思います。
一眼の動画と言えば、ニコンのD90とD5000で悪いイメージがあるのですが
この2機種は、三脚使えばきれいに撮影できますが、手持ちでちょっとカメラを
動かすと、映像が歪んだりして、手軽に使うには難しすぎるという
印象がありました。
現在フジテレビで放送中のドラマ「東京リトル・ラブ」は
キヤノン EOS 5D Mark IIで撮影しているようで、こちらは、カメラが小刻みに
動いても全くゆがみがありませんでした。さすがです。
そして、NEXですが、ハンディカムの恩恵があるのか、ぱっと見は
あまりゆがみを感じることはありませんでした。
ただ、手ぶれ補正があまり効いてない印象で、歩きながらの撮影は
ちょい難しいかな?でも、これはレンズの種類によって変わるのかな?
◆NEXー5でαレンズ1680Zを試す
さて、最後にαのレンズで撮影させてもらいました。
マウントアダプターを装着すれば、αのレンズが使用できます。
これなら、自分のαレンズの資産が活用できる!!と言いたいのですが
残念ながら、マニュアルフォーカスのみとなってしまいます(汗)
しかもミラーレスなので、液晶画面だけでピントを合わせないといけない。
でも、画面の一部を7倍まで拡大できるので、液晶でも細かいピント合わせが
可能みたいです。自分が試したのは7倍ですが、14倍まで拡大できるみたいです。
ただ、これはαレンズだと話は別なのかもしれません。
今回は、カールツァイスレンズの1680Zで撮影してみました。
NEX+1680Z MF撮影
↓
α550+1680Z AF撮影
↓
やっぱり、NEXはMFなので、微妙なピントで撮れてますが(汗)
ぼけ味とか、α550と全く遜色がないというか、NEXのほうが
若干明るいように感じます。
◆αでもサイバーショットでもないUIに関して
最後にUIに関して。
幅広い人に一眼を楽しんでもらえるように、極力ボタンの数を減らしているようです。
なので、α550やサイバーショットHX5Vで直接操作できた撮影モード変更などが
一度メニュー画面を経由しないと変更できません。
今までモードダイヤルで、すぐ切り替えが出来た撮影モードも、NEX-5では
メニューボタンを押して、撮影モードを選択して、好みの撮影モードを選択と
数ステップ踏まないと切り替えが出来ません。
今までαを使ってきてきた人たちにとって、ちょっともどかしいUIに感じるかもしれません。
慣れの問題でもあるし、そう頻繁に切り替えるものでもないかもしれませんが
α550では、FNキーを押して、素早く画質に関する設定を切り替えることが
出来たのですが、NEX-5ではステップ数が増えていて、じれったい感じがしました(汗)
しかも、今までとメニューの区別が変わっているので、クリエイティブスタイルを
変更したいけど、どのメニューを選べばいいのか、直感的にわからなかったりして。
今回は、触ってる時間が少なかったので、別の操作方法があるかもしれません。
後で触れる機会があったら、また試してみたいと思います。
◆NEXは一眼クオリティーでありながら、αでもサイバーショットでもない!?
というわけで、画質の点では、まだ完成してないとはいえ、十分なクオリティーを
感じました。ただし、αロゴがいつものオレンジではなくシルバーです。
そこからも感じ取れるように?、操作系に関しては、αでもサイバーショットでもない
新しいモノだと感じました。
初心者向けにUIをわかりやすくかみ砕いてるのは、良いことだと思うのですが
αやサイバーショットには見慣れない言葉に置き換えられ、なおかつ
設定切り替えのステップが増えていると・・・
これが慣れで解決できるかどうか、ちょっと不安に感じました。
しかし、一眼をデジカメライクに持ち歩けるのは、非常に魅力的。
さすがにα550を毎日持ち歩くのは無理ですが、NEX-5だったら、鞄に入れても
苦ではありません(レンズ次第ではありますが)
とにかく、興味がない人もぜひ店頭などで、実物を触って欲しいですね。
触ってみたい!欲しい!と感じる高級感あふれるボディと軽さに驚くと思います。
見ないで終わってしまうのはもったいないです。
というわけで、1回目のレポートはここまで。
次回はセミナーのレポートやUIに関するレポートをお届けしたいと思います。
その名もNEX-3とNEX-5(エヌイーエックスと読むようです。)
そんな偉大な日にみんぽす×ソニーのモノフェローズ専用セミナーが開催され
仕事を定時に無理矢理切り上げ、参加させてもらうばかりか、
触らせてもらいました。
いつもなら、セミナーのレポートを先に挙げる自分ですが、
今回は、NEX-5の撮影サンプルを交えながら、使用感をレポートしたいと思います。
◆外見の印象
ソニーらしい一眼カメラと言えば・・・多くの人が超小型の一眼カメラを
想像する、あるいは期待すると思うんです。
自分もソニーと言えば、そういうイメージを持っていて、αもいつかは
小型化されるんだろうな・・・とは思っていたんですが、αに関しては
現状でとても満足度が高く、あまり小さくならなくても良いかな(笑)と
思ってました。
今回、まず画像が発表されて、本気で小さいNEXシリーズに、びびりました。
だって、レンズより本体が小さいし、信じられないぐらい薄いし。
しかし、NEXの本当の小ささは画像からでは伝わりません。
本当に手に持った時に「小さすぎ!!!」と衝撃が走ります(笑)
これはサイバーショットHX5Vとの比較写真ですが・・・
冷静に見ると、サイバーショットよりちょい幅がありますが
薄さはほぼ同じぐらい。
グリップがでかいので、やはり見た目はNEXのほうが大きく感じますが、
手に持つと不思議なくらい小さく軽く感じます。
しかし、薄いと握りにくいんじゃないかと心配する人もいるかと思いますが
本体の薄さに反して、グリップはガッツリ付いてるので、かなり安定感が
ありました。
初対面なのに、いきなり手に馴染みやすく。
そして、やはり質感がとても素晴らしいです。
リングがはみ出て豪快さがあふれるデザインですが、質感があるので、古き良き
ソニーのサイバー感もあって、とにかく一眼レフ顔負けの高級感が
漂いまくりです。
◆連写撮影
発売前のモデルなので、動作や画質に関するものは完成してないバージョンですので
今から書くことをすべて鵜呑みにしないでください。
まず、今回は、動画、連射、パノラマ撮影の3つのコーナーに別れて
NEX-5を体験しました。
自分は、まず連写から体感。
今使っているα550と同じ秒間7連写ですが・・・これがまたどえらい連写で。
α550で速度優先の連写を行うと、ライブビューの場合は、画像が表示されずに
連写するのですが、NEXはライブビューで撮影画像が表示されたまま
連写します。(リアルタイムに撮影した画像が全部表示されるわけではなかったと思います)
最初の1枚目のフォーカスに合わせたまま連写されるのはα550と同じです。
ピントが合ってないまま連写すると、大変なことになります。
あと、ミラーレスなので、シャッター音が2回鳴ります。
1回の撮影でα550だと「カシャ」ですが、NEXだと「カシャカシャ」です。
これが7連射になると、すさまじい早さのシャッター音で、焦ります(笑)
ものすごく早く撮影してる感があります。
画像はNEXー5で18-55mmの標準ズームレンズで撮影。きっちり撮れてると思います。
ちなみに連射しすぎると、メモリが足りなくなり、連射が止まってしまうことが
ありました。毎回ではないですが。
◆パノラマ撮影
次はパノラマ撮影。
これもまた連射しまくるので、シャッター音がすごい(笑)
サイバーショットのパノラマだと無音でしたが。
ちなみにパノラマ撮影はちょっと慣れが必要かも?サイバーショットより
難しく、早すぎても遅すぎても駄目で、振り向きが早すぎると撮影失敗に
なります。
サイバーショットのパノラマ撮影より、ゆっくりめにスイングしてあげると
成功しやすいです。これはすぐ慣れると思います。
サイバーショットはパノラマ撮影すると、画像の歪みが気になるところが
ありますが、NEXだと、きれいに撮影できますね。
その代わり、サイバーショットHX5Vのほうが画角が広く、長いパノラマが
撮影できてます。でも、この辺は、ボクの腕前が悪いのかもしれませんが。
◆動画撮影
最後は動画です。動画は撮影はOKですが、アップは禁止と言うことで
データは持ち帰りできませんでした。
動画撮影中は、自動でAFがかかりますが、これは結構ゆっくりで、たまに
AFが動作してない時がありまして、まだ調整中かな?と感じました。
ただ、撮影中にシャッターボタンを半押しして、好きなタイミングで
ピントを合わせることが出来るので、便利だと思います。
一眼の動画と言えば、ニコンのD90とD5000で悪いイメージがあるのですが
この2機種は、三脚使えばきれいに撮影できますが、手持ちでちょっとカメラを
動かすと、映像が歪んだりして、手軽に使うには難しすぎるという
印象がありました。
現在フジテレビで放送中のドラマ「東京リトル・ラブ」は
キヤノン EOS 5D Mark IIで撮影しているようで、こちらは、カメラが小刻みに
動いても全くゆがみがありませんでした。さすがです。
そして、NEXですが、ハンディカムの恩恵があるのか、ぱっと見は
あまりゆがみを感じることはありませんでした。
ただ、手ぶれ補正があまり効いてない印象で、歩きながらの撮影は
ちょい難しいかな?でも、これはレンズの種類によって変わるのかな?
◆NEXー5でαレンズ1680Zを試す
さて、最後にαのレンズで撮影させてもらいました。
マウントアダプターを装着すれば、αのレンズが使用できます。
これなら、自分のαレンズの資産が活用できる!!と言いたいのですが
残念ながら、マニュアルフォーカスのみとなってしまいます(汗)
しかもミラーレスなので、液晶画面だけでピントを合わせないといけない。
でも、画面の一部を7倍まで拡大できるので、液晶でも細かいピント合わせが
可能みたいです。自分が試したのは7倍ですが、14倍まで拡大できるみたいです。
ただ、これはαレンズだと話は別なのかもしれません。
今回は、カールツァイスレンズの1680Zで撮影してみました。
NEX+1680Z MF撮影
↓
α550+1680Z AF撮影
↓
やっぱり、NEXはMFなので、微妙なピントで撮れてますが(汗)
ぼけ味とか、α550と全く遜色がないというか、NEXのほうが
若干明るいように感じます。
◆αでもサイバーショットでもないUIに関して
最後にUIに関して。
幅広い人に一眼を楽しんでもらえるように、極力ボタンの数を減らしているようです。
なので、α550やサイバーショットHX5Vで直接操作できた撮影モード変更などが
一度メニュー画面を経由しないと変更できません。
今までモードダイヤルで、すぐ切り替えが出来た撮影モードも、NEX-5では
メニューボタンを押して、撮影モードを選択して、好みの撮影モードを選択と
数ステップ踏まないと切り替えが出来ません。
今までαを使ってきてきた人たちにとって、ちょっともどかしいUIに感じるかもしれません。
慣れの問題でもあるし、そう頻繁に切り替えるものでもないかもしれませんが
α550では、FNキーを押して、素早く画質に関する設定を切り替えることが
出来たのですが、NEX-5ではステップ数が増えていて、じれったい感じがしました(汗)
しかも、今までとメニューの区別が変わっているので、クリエイティブスタイルを
変更したいけど、どのメニューを選べばいいのか、直感的にわからなかったりして。
今回は、触ってる時間が少なかったので、別の操作方法があるかもしれません。
後で触れる機会があったら、また試してみたいと思います。
◆NEXは一眼クオリティーでありながら、αでもサイバーショットでもない!?
というわけで、画質の点では、まだ完成してないとはいえ、十分なクオリティーを
感じました。ただし、αロゴがいつものオレンジではなくシルバーです。
そこからも感じ取れるように?、操作系に関しては、αでもサイバーショットでもない
新しいモノだと感じました。
初心者向けにUIをわかりやすくかみ砕いてるのは、良いことだと思うのですが
αやサイバーショットには見慣れない言葉に置き換えられ、なおかつ
設定切り替えのステップが増えていると・・・
これが慣れで解決できるかどうか、ちょっと不安に感じました。
しかし、一眼をデジカメライクに持ち歩けるのは、非常に魅力的。
さすがにα550を毎日持ち歩くのは無理ですが、NEX-5だったら、鞄に入れても
苦ではありません(レンズ次第ではありますが)
とにかく、興味がない人もぜひ店頭などで、実物を触って欲しいですね。
触ってみたい!欲しい!と感じる高級感あふれるボディと軽さに驚くと思います。
見ないで終わってしまうのはもったいないです。
というわけで、1回目のレポートはここまで。
次回はセミナーのレポートやUIに関するレポートをお届けしたいと思います。
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
いいなぁ・・・まさか結婚記念日と重なるとは(;´Д`)
by かつぽん (2010-05-13 15:45)
◆かつぽんさんへ
それは仕方ないですね・・・(汗)
自分もそういう大事な記念日と重なったら、セミナーはキャンセルしたでしょう。
って、そんな記念日がないんですが(笑)
by kozy (2010-05-20 02:11)