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nav-u NV-U35 熱血開発者セミナーレポートその1「鬼のフィールドテスト」編 [みんぽす]

先週の日曜の話で、遅くなってすいません(汗)
みんぽすさんとソニーさん共同のモノフェローズセミナーに参加してきました。

今回は、自分もすでに購入したnav-uの開発者セミナーに参加してきました!
navu3.jpg
確かにnav-uのオレンジを発売日に購入したのですが、実はこのセミナーの日まで
使ったことがなかったんです。買ったものなら、すぐ試してそうなものですが
なぜ使ったことがなかったか?それは・・・

自転車に取り付けるクレードルが売り切れで入手できず。
なので、自転車に付けられなかったんです。車を持ってないので
自転車で使おうと思っていたのですが・・・まさかの展開。

そして、セミナーでもこれです(笑)

DSC04141.JPG


このような大ヒットに至った理由とは?売り上げを読み間違えたのは誰か?(笑)
冗談ですが、大ヒット中のNV-U35のセミナーのレポートでも。

HPはこちら

http://www.sony.jp/nav-u/products/NV-U35/


◆nav-u誕生秘話

まずは、nav-uの誕生秘話を商品企画担当の根岸さんから説明してもらいました。
DSC04096.JPG


カーナビって、高くて、取り付けもメンドーで、難しそうと、
とにかくめんどくさそう(笑)というイメージがあるのではないかと?

(これはnav-u開発当初の昔の話だと思いますが)

自分はカーナビが流行る前に運転をやめてしまったので、余計に馴染みがない
のですが、カーナビって、取り付け費まで入れると、とにかく高いなと
感じてしまいます。

でも、とにかくカーナビは便利。なので、もっといろいろな人に
使ってもらっても良いのでは?ボクみたいに、車を持ってない人にも。

そんな時に、海外ではPNDというパーソナルナビが流行り始め、
これなら、日本でもイケるのでは?と思ったのがキッカケ。
2005年末から開発がスタートして、nav-uが誕生したわけです。

先ほどのカーナビの悪印象を払底すべく、nav-uでは
 ・お手軽で簡単取り付け
 ・高精度
 ・小型化

を特に注意して開発したそうです。

そして、この答えとして・・・nav-uでは
 ・取り付け→吸盤で簡単に取り付け
 ・高精度→GPSを受信できない地下などは加速度センサーで補正
 ・小型化→手のひらサイズ

と、ちゃんとnav-uならではの回答を出してます。
こうして日本で・・・しかも車どころか、歩行者用にまで使えてしまう
小形ナビが日本でも誕生したわけです。
DSC04095.JPG



幅広い人に使用され、NV-U1が誕生して以来、シリーズ化して、
現在に至るわけですね。
DSC04099.JPG


でも、ここまで便利なものになると、もっと使用するシーンはないの?
もっと多くの人に使ってもらった方が幸せだよね?


ということで・・・
DSC04101.JPG


今度は自転車がターゲットになるわけです。
取り付けも簡単そうだしね?逆に最初から自転車に付けられるようにしてよって
話です(笑)


◆自転車への取り付けは茨の道

ところが自転車取り付けはそう甘くはなかった(汗)

nav-u本体の強度は問題なかったが、自転車に取り付けるクレードルに
非常に苦労したそうです。
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何と言っても、販売後に苦労してますからね、売り切れ苦情で(笑)

あと、自転車クレードルにしてはが高いとか言われてるようですが
実際には開発コストも大変だったようです。

なぜかというと、車は1~1.5Gぐらいしか加速度がないが、自転車は
なんと普通に走っても20~30G(汗)
DSC04111.JPG


自転車には相当頑丈なクレードルにしないといけないわけですね。
さらに、自転車にもスマートに付けられるクレードルというコンセプトで
開発を進めたそうです。

車には簡単に吸盤装着なのに、自転車の取り付けの方がメンドーになったら
本末転倒ですからね(笑)

さて、本格的なクレードル開発に汗と血と情熱を注いだのが
品質管理を行う関口さんです。
DSC04107.JPG


いかにもアウトドア大好きと言った外見で、nav-uのフィールドテストに
これ以上適任の人はいないんじゃないかというぐらいオーラを感じました(笑)

そして、関口さんの趣味と実益を兼ねて?、フィールドテストを行いました。
しかも休日に。趣味の時間をつぶしつつ。
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自転車でいざテストを始めると、罠だらけ。道路の穴や段差などたくさんの
困難が待ち受けます(汗)。
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自転車には様々な乗り越えないといけない壁が立ちはだかるわけです。

しかし、関口さんのフィールドテストはもっとすごい(汗)
河原や山とか、一般の人があまり走らないような激しいところも
しっかりテスト!!しかも走行時間も3,4時間と半端ない
DSC04119.JPG


雪が残っていようが、通行止めがあろうが死ぬ思いでフィールドテスト。

さらにそのテストから、もっと快適な取り付け角度もテストしたようです。
お客さんがどういう取り付けを行えば快適なのか?
画像のように20度が快適な角度だそうです。
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この角度だと、とても見やすく、日差しが強くても、液晶がちゃんと
見れる角度だそうです。

フィールドテストだけでなく、試験装置でもテストしたそうです。
自転車のハンドルを振動機に載せて強度テストや
さらに温度が加えたり・・・

自転車ナビにここまで過酷なテストが加わるわけですね。
そりゃ売り切れますって(笑)

そして、自転車クレードルの試作品が完成!!

これをフィールドテストしてみると・・・また、いろいろな問題点が見えてくる(汗)

旧タイプはちょっとしたことでフレームが落下してしまうことがあった。
スイッチが付いていて、取り外しが簡単に行えるようになっていたが、
手違いでこのスイッチが外れることが多かったようです。

自分も旧式を試してみたが、ちょっといじったぐらいでは全く取れなかったです。
これで、NGって関口さんのフィールドテストはなかなか厳しいですね。

さて、鬼のフィールドテストをくぐり抜けた商品版のクレードルはというと、
ここまでバッチリ頑丈です。動画でその様子をご覧ください。



頑丈だけでなく、nav-uなんで取り付けやすく、そして操作性も考慮されて
調整も簡単。その様子を動画でご覧ください。



ソニーの商品はモバイルモノが多いので、フィールドテストのノウハウって
かなりあると思うのですが、関口さんのような山あり谷ありと、とことん
テストしてくれる方がいるからこそ、真のモバイル商品が生まれるんですね。

このような人の血が通ったデジモノって、最新技術に昔からの伝統の
職人技術が合わさって、新たなモノが創造されたと感心しちゃいました。

ホームランを打った人のヒーローインタビューが聞けた感動に近い(笑)
あ、ウォークマンも担当されてるんですね!本当に伝説の方じゃないですか!

というわけで、関口さんの話だけで胸が熱くなったミーハーな自分ですが
次回はデジタルなお話になります。

次回へ続きます!

と、その前に・・・さんざん繰り返したクレードル売り切れですが
なんと、GW前にゲットできましたーー!!
DSC04203.JPG


・・・で、休日出勤という落ち(笑)


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コメント 2

店員佐藤

なるほど~。角度はちょっと寝かせた方が良いんですね。
なんでだろ、もしかしたら転倒したときのダメージを考えての
ことなんですかね?

直立させて使っていたんですが変更したいと思います。
by 店員佐藤 (2010-05-05 01:43) 

kozy

◆店員佐藤さんへ

日差しの影響を受けない見やすい角度とは言ってましたが、転倒時とかそういうところの配慮もある角度なんでしょうね。

いろいろと角度調整が出来るので、好みの角度で使っても良いと思いますけど。
自分はやっぱり20度に近い角度でやってます(笑)

by kozy (2010-05-08 08:59) 

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