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超小型一眼「α NEXー5/NEX-3」 開発者セミナーレポート1 NEX完成秘話 [みんぽす]
いよいよソニースタイルで予約販売が今日から始まるNEXシリーズ。
というわけで、先日行ってきたみんぽす×ソニーのモノフェローズセミナーの
レポートをアップしたいと思います。
NHKの某番組でも、NEXがどんなカメラか理解できてなかったようなので
フォローすべく、セミナーレポートをアップしたいと思います。
だいぶ遅れてしまってすいません(汗)
◆NEXの産みの親たち
今回のセミナーのスピーカーは以下の通りです。
・手代木さん プロジェクトリーダー
・岸さん 外装設計担当
過去の担当商品:サイバーショットTシリーズ、α700、α900
・武村さん ソフト担当
過去の担当商品:サイバーショットTシリーズ、ハンディカム
・磯部さん システム担当
過去の担当商品:ハンディカム
・新津さん デザイン統括
過去の担当商品:サイバーショット、α、ハンディカム
・奥村さん GUIのデザイン担当
◆NEXシリーズの特徴
まずはプロジェクトリーダーの手代木さんからの説明。
カタログスペック的な説明でしたが、NEXシリーズの特徴を
簡単に説明してくれました。
この画像で簡単に特徴がまとめられています。
↓
今まで、ソニー初の一眼レフαを、ソニーらしくないという人のほとんどは
・カメラ本体が小さくない
・動画がない
この2点をよく指摘していたんじゃないかと感じるのですが
NEXシリーズは、やっとこの2点をカバーしてくれました。
特にサイズに関しては、遙かに予想を上回るサイズだと思います。
あの大きい一眼が、画質はそのままにデジカメサイズですからね。
マイクロフォーサーズもたくさん出て、かわいいデザインが多く
女性にもヒットしている感じですが、たしかにデザインは魅力的なのですが
撮影してみると、やっぱりデジカメの延長線の画質だなと感じました。
サイズだけでなく画質も妥協しなかったのは、ソニーの執念を感じます。
しかし、それだけでなく、質感の高さ。これも嬉しいですね。
使ってみたい、欲しい、買って良かったと感じる質感がNEXには
あると思うんですよね。この辺もソニーらしさだと自分は思ってます。
では、このソニーらしさをチーム内でどのように検討したか
手代木さんが引き続き語ってくれます。
◆ソニーらしさとは?
部長から、こんな小さい一眼を作ってくれと頼まれたそうです。
デザインは、まさにαミニ。
しかも、2010年6月に発売とまで先に世間に言ってしまったようで(汗)
開発チームはすでに後に引けない状態(笑)
というわけで、チーム内でこの小さい一眼に関して検討が始まったようです。
時間は1年もないけどどうする?ピンチ過ぎる(汗)
さて?この急ぎの仕事をどうしたかと言いますと・・・
まず、カタログを作ったそうです。
・・・え?・・・と疑問に思った人もいるでしょう。
しかし、こうやって、先にカタログや発表文を先に作ることで
商品の方向性を、チーム全員で共有出来たんですね。
大勢の人たちでモノを作ると、必ず考え方の違いで、ブレが生じ
時間がかかったり、意見の衝突があったりで、クオリティーが落ちたり
スケジュールが延びたり・・・なんてことがよくあります。よくあります(笑)
だから、そんなことがないように、最初に完成型をカタログで
バッチリ共有したんですね。これなら、仮に途中で意見がぶつかったり
スタッフが悩んでも、カタログを見れば、コンセプトをすぐ再確認出来ます。
これなら制作途中で意見や考えがブレることが少ない・・・ハズ。
チームのみんなが迷うことなく走り抜けることが出来るんですね。
途中で息切れするかもしれないけど(笑)
これは、運営としては素晴らしいですね。真似したいです(笑)
しかも、恐ろしいのは、そのカタログが、最終形とほぼ同じ本体デザイン。
これは奇跡でしょう?だって、世界に存在しない新しいジャンルと言っても
過言じゃないと思うんですよね、このNEXというカメラは。
自分の体験から、最初に設計した企画を100%実現した仕事なんて1つもないし(汗)
手代木さんが無理難題をチームに押しつけても、ゴールや、やらないといけない
ことが把握できていたため、みんな頑張れたようなんですね。
カタログ効果絶大(笑)
NEXは完成度だけでなく、チーム運営も素晴らしかったようですね?
でも、カタログ作りに時間がかかって、自らの首を絞めたらしいですが(笑)
・・・って、どこに感心してるんだって突っ込まれそうですね(汗)
「カタログチーム運営方式」に感動しまくりました(笑)
ソニーらしさというと、とにかくライフスタイルを変える商品、という人も
多いかと思います。そりゃ確かに当たってますが、すべての商品がそういう
位置付けで開発されてるわけではありません。
NEXシリーズに関しては一眼をここまで小型化したのは、史上初の出来事ですし、
十分ソニーらしさが詰まってるとは思いますが・・・
カメラに興味のない人は、ただのカメラに見えるかもしれませんが
ぜひ触って、撮影してもらいたいですね。携帯のカメラやコンパクトデジカメの
NEXの画質を比較すると、ライフスタイルを変える衝撃を受けるかも
しれません・・・
ま、たまにはユーザーの方から、ライフスタイルが変わるような使い方を
発案、提案しても良いんじゃないでしょうかね?
さて、今回のNEXセミナーレポートはここまで(汗)
次回は、外装とか操作性のお話でも。
というわけで、先日行ってきたみんぽす×ソニーのモノフェローズセミナーの
レポートをアップしたいと思います。
NHKの某番組でも、NEXがどんなカメラか理解できてなかったようなので
フォローすべく、セミナーレポートをアップしたいと思います。
だいぶ遅れてしまってすいません(汗)
◆NEXの産みの親たち
今回のセミナーのスピーカーは以下の通りです。
・手代木さん プロジェクトリーダー
・岸さん 外装設計担当
過去の担当商品:サイバーショットTシリーズ、α700、α900
・武村さん ソフト担当
過去の担当商品:サイバーショットTシリーズ、ハンディカム
・磯部さん システム担当
過去の担当商品:ハンディカム
・新津さん デザイン統括
過去の担当商品:サイバーショット、α、ハンディカム
・奥村さん GUIのデザイン担当
◆NEXシリーズの特徴
まずはプロジェクトリーダーの手代木さんからの説明。
カタログスペック的な説明でしたが、NEXシリーズの特徴を
簡単に説明してくれました。
この画像で簡単に特徴がまとめられています。
↓
今まで、ソニー初の一眼レフαを、ソニーらしくないという人のほとんどは
・カメラ本体が小さくない
・動画がない
この2点をよく指摘していたんじゃないかと感じるのですが
NEXシリーズは、やっとこの2点をカバーしてくれました。
特にサイズに関しては、遙かに予想を上回るサイズだと思います。
あの大きい一眼が、画質はそのままにデジカメサイズですからね。
マイクロフォーサーズもたくさん出て、かわいいデザインが多く
女性にもヒットしている感じですが、たしかにデザインは魅力的なのですが
撮影してみると、やっぱりデジカメの延長線の画質だなと感じました。
サイズだけでなく画質も妥協しなかったのは、ソニーの執念を感じます。
しかし、それだけでなく、質感の高さ。これも嬉しいですね。
使ってみたい、欲しい、買って良かったと感じる質感がNEXには
あると思うんですよね。この辺もソニーらしさだと自分は思ってます。
では、このソニーらしさをチーム内でどのように検討したか
手代木さんが引き続き語ってくれます。
◆ソニーらしさとは?
部長から、こんな小さい一眼を作ってくれと頼まれたそうです。
デザインは、まさにαミニ。
しかも、2010年6月に発売とまで先に世間に言ってしまったようで(汗)
開発チームはすでに後に引けない状態(笑)
というわけで、チーム内でこの小さい一眼に関して検討が始まったようです。
時間は1年もないけどどうする?ピンチ過ぎる(汗)
さて?この急ぎの仕事をどうしたかと言いますと・・・
まず、カタログを作ったそうです。
・・・え?・・・と疑問に思った人もいるでしょう。
しかし、こうやって、先にカタログや発表文を先に作ることで
商品の方向性を、チーム全員で共有出来たんですね。
大勢の人たちでモノを作ると、必ず考え方の違いで、ブレが生じ
時間がかかったり、意見の衝突があったりで、クオリティーが落ちたり
スケジュールが延びたり・・・なんてことがよくあります。よくあります(笑)
だから、そんなことがないように、最初に完成型をカタログで
バッチリ共有したんですね。これなら、仮に途中で意見がぶつかったり
スタッフが悩んでも、カタログを見れば、コンセプトをすぐ再確認出来ます。
これなら制作途中で意見や考えがブレることが少ない・・・ハズ。
チームのみんなが迷うことなく走り抜けることが出来るんですね。
途中で息切れするかもしれないけど(笑)
これは、運営としては素晴らしいですね。真似したいです(笑)
しかも、恐ろしいのは、そのカタログが、最終形とほぼ同じ本体デザイン。
これは奇跡でしょう?だって、世界に存在しない新しいジャンルと言っても
過言じゃないと思うんですよね、このNEXというカメラは。
自分の体験から、最初に設計した企画を100%実現した仕事なんて1つもないし(汗)
手代木さんが無理難題をチームに押しつけても、ゴールや、やらないといけない
ことが把握できていたため、みんな頑張れたようなんですね。
カタログ効果絶大(笑)
NEXは完成度だけでなく、チーム運営も素晴らしかったようですね?
でも、カタログ作りに時間がかかって、自らの首を絞めたらしいですが(笑)
・・・って、どこに感心してるんだって突っ込まれそうですね(汗)
「カタログチーム運営方式」に感動しまくりました(笑)
ソニーらしさというと、とにかくライフスタイルを変える商品、という人も
多いかと思います。そりゃ確かに当たってますが、すべての商品がそういう
位置付けで開発されてるわけではありません。
NEXシリーズに関しては一眼をここまで小型化したのは、史上初の出来事ですし、
十分ソニーらしさが詰まってるとは思いますが・・・
カメラに興味のない人は、ただのカメラに見えるかもしれませんが
ぜひ触って、撮影してもらいたいですね。携帯のカメラやコンパクトデジカメの
NEXの画質を比較すると、ライフスタイルを変える衝撃を受けるかも
しれません・・・
ま、たまにはユーザーの方から、ライフスタイルが変わるような使い方を
発案、提案しても良いんじゃないでしょうかね?
さて、今回のNEXセミナーレポートはここまで(汗)
次回は、外装とか操作性のお話でも。
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営する レビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
いいなぁ。セミナーの話うかがいたかったなぁ。
by 店員佐藤 (2010-06-01 10:38)
◆店員佐藤さんへ
今回のセミナーは、開発者の方がいつもより多くて、プレミアム感満載でしたね。
近いうちに続きを書かなければ!!
by kozy (2010-06-03 01:58)