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ソニー新BDレコーダー「BDZ-AX1000」レビュー6 マルチタスク&大容量HDD編 [Sony]
久しぶりにブルーレイレコーダーのレポートでも書きたいと思います。
以前、みんぽす経由でBDZ-AX2000をレンタルしたのですが、自分でAX1000を
買ってしまったので(笑)、AX1000のレポートになります。
AX1000と2000の差はHDDの容量と、音、映像に微妙な差がありますが・・・
今回は、進化したマルチタスクについてと、HDDの容量がBDZ-X90に比べて
倍増して良くなった点と改善点について書いてみたいと思います。
◆マルチタスクについて
今回の新ブルーレイレコーダーのウリの1つが、マルチタスクが改善された事だと
思います。X90だと、録画中にブルーレイを再生出来ないなど、厳しい制限がありました。
今回はその点は大きく改善されて・・・
・W録画中にチャプター編集が可能に
・W録画中にブルーレイの再生が可能に
・W録画中にブルーレイを焼きが可能に
と、ブルーレイ周りとW録画のマルチタスクが大幅に改善されました。
意外なところで、W録画中にDVDは焼けないので注意です。
ま、さすがに今更DVDを焼く必要は少ないと思いますが・・・
BDZ-X90だと、ユーザーがややこしい制限を覚えないとブルーレイの再生や
ダビングが難しかったのですが、今回は特に意識することなく、ブルーレイを
扱えるようになりました。
◆HDD容量が増えた事は想像以上に便利
瞬間起動やマルチタスクも便利さが大きく向上したポイントになってますが、実は
それ以外にもありまして・・・個人的にはHDD容量が1TBになったことが
非常に便利になったと感じられます。
BDZ-X90だと500GBだったので、ドラマとかを録画しまくると、1クールの
途中で消去したりダビングするなどして、HDDの空き容量を調整する必要がありました。
BDZ-X90だと、W録画すると片方は圧縮なしのDRモードで録画しないといけないので
余計に容量食いますし、自分はWOWOWで映画を高画質録画してたので、頻繁に
HDDの残り容量を気にする必要がありました。
だから、焦って録画した番組を見たり、ダビングしたりする感じでした(笑)
しかし、1TBになることで、大きく変化が訪れます。
HDDが倍増すると、もうドラマや映画を録画しまくっても、あまり残り容量を気にしなくても
平気になりました。BDZ-X90が2台あるようなものですからね(笑)
おまかせ・まる録は賢い分、ちょっと余計な物を録画するイメージがあったのですが
「余計」と感じたのは、HDDの残り容量を圧迫したからで、1TBと余裕があると
「余計」と感じることなく、「賢い」と感じる余裕が出来ました(笑)
というわけで、便利になったというか、ゆとりを持って録画、再生出来るようになる1TB。
500GBと1TBとでは、ここまで差が出るとは思いませんでした。
◆大容量時代に合わないXMB
1TBになって、大量の録画をしてしまうのですが、そこで障害が出るのがXMBです。
もうXMBが考案されたのもかなり昔。まだ容量が少ない時代でもあり、
使い勝手より、見た目のわかりやすさが指示されていた気がしますが、大容量コンテンツには
向かないUIだと思います。
XMBは見た目がシンプルでわかりやすいのは良いのですが、
・メニュー構造に階層があること
・一覧性が低い事
この2点の理由で、XMBで録り貯めた数多くのコンテンツを見る、再生する時に
・探しているコンテンツに到達するまでのステップが多い(階層があるから)
・コンテンツを探しにくい(一覧性が低いから)
といった障害が起きます。
録画したら、「ドラマ」、「映画」、「アニメ」などジャンル別け出来るのは良いのですが
「映画」に100本ほど録画しているものがあったら、探すのが大変になります。
画面内には最大10本ぐらいしか表示されないので、上下スクロールして探さないといけません。
1TBになると、おまかせ・まる録で適当に録りためる機能も威力を発揮するし
録画して見てないコンテンツがゆとりのせいで、だらだら溜まっていきます(笑)
というわけで、XMBだと大容量コンテンツへのアクセス、消化に不向きかなと。
◆大容量を活かしたUIと試聴スタイルが課題か?
今はBDZ-AX2000の2TBがMAX容量ですが、今後はもっと増えるでしょう。
というわけで、もっともっと録画しまくる事になると思います。
となると、たくさん録画したコンテンツをどう消化するかが課題となります。
まずは一覧性をあげること。録画したコンテンツを数多く同時に見れるようにする。
見たいコンテンツを探しやすくなるかも知れませんしね。
あとはダイジェスト再生。今でもダイジェスト再生はありますが、
これからのダイジェスト再生はすべてのコンテンツをまとめて
ダイジェスト再生する必要があるかな?と。
以前、ウォークマンでZAPPIN再生と言って、曲の一部を次々と連続再生する機能が
あったのですが、まさしくコレです、次世代ダイジェスト再生は(笑)
ブルーレイレコーダーの大容量コンテンツを消費するための新しい手段かなと(笑)
このようにまとめてダイジェスト再生して、気に入った番組が流れたら
ダイジェスト再生を止めてちゃんと見る、といった視聴スタイルで。
今までは、録画量も少なかったから、こういう発想は持てませんでしたが
把握出来ないほど録画したコンテンツをつまみ食い感覚で連続再生するのも
大容量を活かした新しい視聴スタイルでアリかな?とも思いました。
他は、削除か圧縮をオススメする機能。
しばらくアクセスすらされてないコンテンツがあれば、それを教えて削除するかどうか
聞く機能です。
メーラーでも、メールを圧縮すると空き容量が増えます、みたいな催促ありますよね?
「しばらく見ていないコンテンツがあります。コンテンツを圧縮するか削除すると、
空き容量が増えます。実行しますか?」
みたいな感じで(笑)
とにかく、とっくに大容量時代に突入してるので、それに合わせたUIなどが
必要だなと感じました。
でも、1TBはホント良い感じです。大容量って正義ですね(笑)
また間が空くと思いますが(笑)、次回もブルーレイレコーダーのレビューを書きたいと思います。
以前、みんぽす経由でBDZ-AX2000をレンタルしたのですが、自分でAX1000を
買ってしまったので(笑)、AX1000のレポートになります。
AX1000と2000の差はHDDの容量と、音、映像に微妙な差がありますが・・・
今回は、進化したマルチタスクについてと、HDDの容量がBDZ-X90に比べて
倍増して良くなった点と改善点について書いてみたいと思います。
◆マルチタスクについて
今回の新ブルーレイレコーダーのウリの1つが、マルチタスクが改善された事だと
思います。X90だと、録画中にブルーレイを再生出来ないなど、厳しい制限がありました。
今回はその点は大きく改善されて・・・
・W録画中にチャプター編集が可能に
・W録画中にブルーレイの再生が可能に
・W録画中にブルーレイを焼きが可能に
と、ブルーレイ周りとW録画のマルチタスクが大幅に改善されました。
意外なところで、W録画中にDVDは焼けないので注意です。
ま、さすがに今更DVDを焼く必要は少ないと思いますが・・・
BDZ-X90だと、ユーザーがややこしい制限を覚えないとブルーレイの再生や
ダビングが難しかったのですが、今回は特に意識することなく、ブルーレイを
扱えるようになりました。
◆HDD容量が増えた事は想像以上に便利
瞬間起動やマルチタスクも便利さが大きく向上したポイントになってますが、実は
それ以外にもありまして・・・個人的にはHDD容量が1TBになったことが
非常に便利になったと感じられます。
BDZ-X90だと500GBだったので、ドラマとかを録画しまくると、1クールの
途中で消去したりダビングするなどして、HDDの空き容量を調整する必要がありました。
BDZ-X90だと、W録画すると片方は圧縮なしのDRモードで録画しないといけないので
余計に容量食いますし、自分はWOWOWで映画を高画質録画してたので、頻繁に
HDDの残り容量を気にする必要がありました。
だから、焦って録画した番組を見たり、ダビングしたりする感じでした(笑)
しかし、1TBになることで、大きく変化が訪れます。
HDDが倍増すると、もうドラマや映画を録画しまくっても、あまり残り容量を気にしなくても
平気になりました。BDZ-X90が2台あるようなものですからね(笑)
おまかせ・まる録は賢い分、ちょっと余計な物を録画するイメージがあったのですが
「余計」と感じたのは、HDDの残り容量を圧迫したからで、1TBと余裕があると
「余計」と感じることなく、「賢い」と感じる余裕が出来ました(笑)
というわけで、便利になったというか、ゆとりを持って録画、再生出来るようになる1TB。
500GBと1TBとでは、ここまで差が出るとは思いませんでした。
◆大容量時代に合わないXMB
1TBになって、大量の録画をしてしまうのですが、そこで障害が出るのがXMBです。
もうXMBが考案されたのもかなり昔。まだ容量が少ない時代でもあり、
使い勝手より、見た目のわかりやすさが指示されていた気がしますが、大容量コンテンツには
向かないUIだと思います。
XMBは見た目がシンプルでわかりやすいのは良いのですが、
・メニュー構造に階層があること
・一覧性が低い事
この2点の理由で、XMBで録り貯めた数多くのコンテンツを見る、再生する時に
・探しているコンテンツに到達するまでのステップが多い(階層があるから)
・コンテンツを探しにくい(一覧性が低いから)
といった障害が起きます。
録画したら、「ドラマ」、「映画」、「アニメ」などジャンル別け出来るのは良いのですが
「映画」に100本ほど録画しているものがあったら、探すのが大変になります。
画面内には最大10本ぐらいしか表示されないので、上下スクロールして探さないといけません。
1TBになると、おまかせ・まる録で適当に録りためる機能も威力を発揮するし
録画して見てないコンテンツがゆとりのせいで、だらだら溜まっていきます(笑)
というわけで、XMBだと大容量コンテンツへのアクセス、消化に不向きかなと。
◆大容量を活かしたUIと試聴スタイルが課題か?
今はBDZ-AX2000の2TBがMAX容量ですが、今後はもっと増えるでしょう。
というわけで、もっともっと録画しまくる事になると思います。
となると、たくさん録画したコンテンツをどう消化するかが課題となります。
まずは一覧性をあげること。録画したコンテンツを数多く同時に見れるようにする。
見たいコンテンツを探しやすくなるかも知れませんしね。
あとはダイジェスト再生。今でもダイジェスト再生はありますが、
これからのダイジェスト再生はすべてのコンテンツをまとめて
ダイジェスト再生する必要があるかな?と。
以前、ウォークマンでZAPPIN再生と言って、曲の一部を次々と連続再生する機能が
あったのですが、まさしくコレです、次世代ダイジェスト再生は(笑)
ブルーレイレコーダーの大容量コンテンツを消費するための新しい手段かなと(笑)
このようにまとめてダイジェスト再生して、気に入った番組が流れたら
ダイジェスト再生を止めてちゃんと見る、といった視聴スタイルで。
今までは、録画量も少なかったから、こういう発想は持てませんでしたが
把握出来ないほど録画したコンテンツをつまみ食い感覚で連続再生するのも
大容量を活かした新しい視聴スタイルでアリかな?とも思いました。
他は、削除か圧縮をオススメする機能。
しばらくアクセスすらされてないコンテンツがあれば、それを教えて削除するかどうか
聞く機能です。
メーラーでも、メールを圧縮すると空き容量が増えます、みたいな催促ありますよね?
「しばらく見ていないコンテンツがあります。コンテンツを圧縮するか削除すると、
空き容量が増えます。実行しますか?」
みたいな感じで(笑)
とにかく、とっくに大容量時代に突入してるので、それに合わせたUIなどが
必要だなと感じました。
でも、1TBはホント良い感じです。大容量って正義ですね(笑)
また間が空くと思いますが(笑)、次回もブルーレイレコーダーのレビューを書きたいと思います。
タグ:BDZ-AX1000 ZAPPIN
私の様に用途に応じて500Gサイズのレコーダーを複数台買うのも馬鹿ですしねぇ、みんなでUIの進化を望みましょう。
by Virgo (2011-02-05 11:16)
◆Virgoさんへ
そうですね、まずはUIですね。今のニーズにあった物にして欲しいですね。
by kozy (2011-02-08 09:17)