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4年ぶりのウォークマン NW-ZX1 ファーストインプレその1 [Sony]
待ちに待った新しいウォークマンを手に入れましたので、簡単にファーストインプレッションでも。
今まで使っていたウォークマンですが、このNW-X1060になります。ソニースタイル限定モデルのアイスブラックでしたっけ?ブラッククロムカラーメッキ塗装がされているようで、通常版より少し高かった気がします。
X1060はたしか初めてウォークマンにデジタルアンプのS-Masterが搭載され、劇的に音が良くなり、大変気に入りました。もう、新しウォークマンは要らないと思うほど(笑)
X1060以降のウォークマンは少し路線が変わったと記憶しています。今までソニーファンが好むようなX1060みたいにメタルというか渋いカラーリングが多かったですが、もっと多くの人、特に若い人や女性にも使われるようにポップなカラーリングが増えて、安いモデルも増えていきました。
強敵のiPodに勝つため、より多くのユーザーを増やすための戦略・・・そんな印象を受けました。それはともかく、自分が今まで好きだったウォークマン、ソニーっぽいデザインが減ってしまって、つい4年間も新しウォークマンを買わずに時が過ぎてしまいました。
そしてスマホが流行し、いよいよAndroid搭載のウォークマンまで登場。AndroidでiPhoneのスマートな操作感に勝てるの?オリジナルOSなんてコスト高いし、汎用的なOSでコスト抑えてよりよく作るのが現状の流れ・・・というのは頭では理解できるのですがますますウォークマンから離れてしまいました。
今の時代に合わないデザインとはわかってますが、X1060のような落ち着いたカラーでサイバーな感じ?のする格好いいウォークマンが欲しい。もちろん、音質は妥協しないもので。
同じAndroidのXperiaは格好いいデザインが多いのに、なぜAndroidウォークマンは俺の琴線に触れないのか・・・と色々思っていたのですが、仕事が忙しくて音楽を聴くことことも減ってしまいました。ウォークマンではなく、音楽自体が遠のいていたのが現状です。通勤中や移動時は寝ているかXperiaをいじるかゲームするか・・・
そんな時に登場したのがNW-ZX1です。仕事が忙しいときに発表されたので、ZX1を知ったのは発表日の夜でした。初めて見て、もうびびっときました。
デザインはさほど気に入ったわけではないですが、ZX1のとんがり具合にびびっと来たわけです。
・初のハイレゾ対応
・コンデンサーとかで我外見が出っ張っても音質重視
・大容量128GB
・売る気ないのか高額の74800円
いやいやいや、もうなんか人の目を気にせず作りたいものを作ったけど買う?みたいなソニーの意気込みを色々なところから感じるわけです(笑)。これはもう4年も我慢した自分に対する挑戦状としか思えない。しかもデザインもサイバーな感じじゃないですか!しかもあの出っ張りは何!?良いもの詰め込んでますよアピールですよね(笑)
仕事で疲れていたのもありますが、もう詳細はあまり見ずにXperiaからぽちってましたよ(笑)。
個人的に絶賛の嵐ですがZX1の周りの反応は出っ張りのデザインがイマイチ、ウォークマンとしては高過ぎる、なんでAndroid?、もう少し小さく薄くならないの?有機ELはどうした?と不満もちらほら。
はいはい、同感です。
みなさんのZX1に対する不評、すべて受け止めます。自分も共感するところは大いにあります。ただ、誰も止められないです。こういうとんがったのが欲しかったんです。今年何度目でしょうか?買わないといけないという使命感を覚えたソニー商品は(笑)
これはZX1の箱ですが大事なものを作ったんだと言わんばかり・・・まるで宝箱みたいな形に見えますよ。
もちろんZX1本体も気合い入っていて、アルミフレームは高級感があり、最近のFシリーズにはなかった質感の高さを感じます。
背面はこのように出っ張ってますがここには高音質を再現する部品が詰まってるんでしょうね。背面はラバーになってますので出っ張っていても滑りやすい、持ちにくいと言ったことはないです。
さらに表も出っ張っているヘッドホンジャック。接触抵抗の低減や経年劣化を抑えて安定した音を実現するようです。見るからに音が良さそうと言う期待感が高まります(笑)
音質ですが、もうこれは期待以上です。今まで使っていたX1060でも特に不満はありませんでした。しかし、ZX1で同じ曲を聴くと、いかに音質がかなり異なります。ボーカル、ギター、ドラム・・・曲を構成するすべての楽器の音が混じりけなくくっきりはっきり聞こえて、とてもクリアに聞こえます。
たとえば、稲葉さんが高音、低音のコーラスを重ねてサビとか歌いますよね?X1060だと3人まで聞き取れますが、ZX1だと5人フルでコーラスの違いが聞き取れる・・・そんな解像感(笑)
サウンドの設定はこんな感じでシンプル。「ClearAudio+」にチェックを入れれば、良い感じの音にしてくれるようです(笑)
「各種音質設定」をいじれば、イコライザーの設定画面になり、プリセットの音質を選ぶか、自分で好みのカスタマイズが出来ます。少しイコライザーでいじってみましたが、ClearAudio+が優秀なんで音質はこちらを常にオンにしています。
ひとまずmp3とか非圧縮音源も聞いてみて、素晴らしいのはわかりました。しかし、ZX1はハイレゾウォークマン。ハイレゾの曲を聴かないともったいないのでハイレゾで欲しい曲なんてあるかな?と思ってmoraを覗いてみたら・・・おお!!!!旧FF14のオリジナルサントラとDURAN DURANのライブアルバムがハイレゾじゃないですか!!特にDURAN DURANは名曲ばかりそろっていて、もうベストアルバム状態(笑)
これは少しハンデがありますがハイレゾ未対応のX1060とZX1で聞き比べてみました。ハイレゾ未対応のウォークマンにハイレゾ楽曲を転送するとmp3に自動変換されてしまいます。それでもX1060で良い感じに聞けましたが、ギャップレス再生には対応しなくなります。
そしてZX1でハイレゾ楽曲を聴くと・・・もうバリバリの解像感。ハイハットが耳元のすぐ後ろで鳴っていて、サイドからニックのキーボードが挟み込んできて、観客の声が周りを包む・・・ライブの臨場感、空気感が半端ないです。今までセミナーとかでスピーカーアラハイレゾ体験はしましたが、ウォークマンでのヘッドホンでのハイレゾ体験も素晴らしいです。
しかし・・・自分のヘッドホンはEX1000というヘッドホンでハイレゾ未対応です。実はこのヘッドホンも素晴らしいので、二度と新しいヘッドホンは買わないと誓ったほど(笑)。しかし、繰り返しますがハイレゾ未対応。
もちろん、ハイレゾ対応のヘッドホンがいくつか販売されています。というわけで、早速ソニーストア銀座に足を運んで、ハイレゾ対応ヘッドホンを試してみたのですが・・・
こ、これはスーパーグレートハイパーアンリミテッドアルテマウエポンスペシャルローリングブーメランギャラクティカ音が良いです!!!(笑)
簡単に言うと、今までの音が2Dでハイレゾ対応ヘッドホンで聴くともう3D空間。全くの別次元です。ま、そうですよね。だって、非対応ヘッドホンと対応ヘッドホン。もう物理的に超えられない壁があるわけです。個人の好みとか感覚的なものではなく、はっきりとした違いを感じ取れます。
と、ベタ褒めしたいところが多いですが、欠点もあります。。Androidウォークマンを初めて買ったのですが、驚愕の真実がたくさんありました(笑)
かなり長くなってきたので、次回に続きます。
今まで使っていたウォークマンですが、このNW-X1060になります。ソニースタイル限定モデルのアイスブラックでしたっけ?ブラッククロムカラーメッキ塗装がされているようで、通常版より少し高かった気がします。
X1060はたしか初めてウォークマンにデジタルアンプのS-Masterが搭載され、劇的に音が良くなり、大変気に入りました。もう、新しウォークマンは要らないと思うほど(笑)
X1060以降のウォークマンは少し路線が変わったと記憶しています。今までソニーファンが好むようなX1060みたいにメタルというか渋いカラーリングが多かったですが、もっと多くの人、特に若い人や女性にも使われるようにポップなカラーリングが増えて、安いモデルも増えていきました。
強敵のiPodに勝つため、より多くのユーザーを増やすための戦略・・・そんな印象を受けました。それはともかく、自分が今まで好きだったウォークマン、ソニーっぽいデザインが減ってしまって、つい4年間も新しウォークマンを買わずに時が過ぎてしまいました。
そしてスマホが流行し、いよいよAndroid搭載のウォークマンまで登場。AndroidでiPhoneのスマートな操作感に勝てるの?オリジナルOSなんてコスト高いし、汎用的なOSでコスト抑えてよりよく作るのが現状の流れ・・・というのは頭では理解できるのですがますますウォークマンから離れてしまいました。
今の時代に合わないデザインとはわかってますが、X1060のような落ち着いたカラーでサイバーな感じ?のする格好いいウォークマンが欲しい。もちろん、音質は妥協しないもので。
同じAndroidのXperiaは格好いいデザインが多いのに、なぜAndroidウォークマンは俺の琴線に触れないのか・・・と色々思っていたのですが、仕事が忙しくて音楽を聴くことことも減ってしまいました。ウォークマンではなく、音楽自体が遠のいていたのが現状です。通勤中や移動時は寝ているかXperiaをいじるかゲームするか・・・
そんな時に登場したのがNW-ZX1です。仕事が忙しいときに発表されたので、ZX1を知ったのは発表日の夜でした。初めて見て、もうびびっときました。
デザインはさほど気に入ったわけではないですが、ZX1のとんがり具合にびびっと来たわけです。
・初のハイレゾ対応
・コンデンサーとかで我外見が出っ張っても音質重視
・大容量128GB
・売る気ないのか高額の74800円
いやいやいや、もうなんか人の目を気にせず作りたいものを作ったけど買う?みたいなソニーの意気込みを色々なところから感じるわけです(笑)。これはもう4年も我慢した自分に対する挑戦状としか思えない。しかもデザインもサイバーな感じじゃないですか!しかもあの出っ張りは何!?良いもの詰め込んでますよアピールですよね(笑)
仕事で疲れていたのもありますが、もう詳細はあまり見ずにXperiaからぽちってましたよ(笑)。
個人的に絶賛の嵐ですがZX1の周りの反応は出っ張りのデザインがイマイチ、ウォークマンとしては高過ぎる、なんでAndroid?、もう少し小さく薄くならないの?有機ELはどうした?と不満もちらほら。
はいはい、同感です。
みなさんのZX1に対する不評、すべて受け止めます。自分も共感するところは大いにあります。ただ、誰も止められないです。こういうとんがったのが欲しかったんです。今年何度目でしょうか?買わないといけないという使命感を覚えたソニー商品は(笑)
これはZX1の箱ですが大事なものを作ったんだと言わんばかり・・・まるで宝箱みたいな形に見えますよ。
もちろんZX1本体も気合い入っていて、アルミフレームは高級感があり、最近のFシリーズにはなかった質感の高さを感じます。
背面はこのように出っ張ってますがここには高音質を再現する部品が詰まってるんでしょうね。背面はラバーになってますので出っ張っていても滑りやすい、持ちにくいと言ったことはないです。
さらに表も出っ張っているヘッドホンジャック。接触抵抗の低減や経年劣化を抑えて安定した音を実現するようです。見るからに音が良さそうと言う期待感が高まります(笑)
音質ですが、もうこれは期待以上です。今まで使っていたX1060でも特に不満はありませんでした。しかし、ZX1で同じ曲を聴くと、いかに音質がかなり異なります。ボーカル、ギター、ドラム・・・曲を構成するすべての楽器の音が混じりけなくくっきりはっきり聞こえて、とてもクリアに聞こえます。
たとえば、稲葉さんが高音、低音のコーラスを重ねてサビとか歌いますよね?X1060だと3人まで聞き取れますが、ZX1だと5人フルでコーラスの違いが聞き取れる・・・そんな解像感(笑)
サウンドの設定はこんな感じでシンプル。「ClearAudio+」にチェックを入れれば、良い感じの音にしてくれるようです(笑)
「各種音質設定」をいじれば、イコライザーの設定画面になり、プリセットの音質を選ぶか、自分で好みのカスタマイズが出来ます。少しイコライザーでいじってみましたが、ClearAudio+が優秀なんで音質はこちらを常にオンにしています。
ひとまずmp3とか非圧縮音源も聞いてみて、素晴らしいのはわかりました。しかし、ZX1はハイレゾウォークマン。ハイレゾの曲を聴かないともったいないのでハイレゾで欲しい曲なんてあるかな?と思ってmoraを覗いてみたら・・・おお!!!!旧FF14のオリジナルサントラとDURAN DURANのライブアルバムがハイレゾじゃないですか!!特にDURAN DURANは名曲ばかりそろっていて、もうベストアルバム状態(笑)
これは少しハンデがありますがハイレゾ未対応のX1060とZX1で聞き比べてみました。ハイレゾ未対応のウォークマンにハイレゾ楽曲を転送するとmp3に自動変換されてしまいます。それでもX1060で良い感じに聞けましたが、ギャップレス再生には対応しなくなります。
そしてZX1でハイレゾ楽曲を聴くと・・・もうバリバリの解像感。ハイハットが耳元のすぐ後ろで鳴っていて、サイドからニックのキーボードが挟み込んできて、観客の声が周りを包む・・・ライブの臨場感、空気感が半端ないです。今までセミナーとかでスピーカーアラハイレゾ体験はしましたが、ウォークマンでのヘッドホンでのハイレゾ体験も素晴らしいです。
しかし・・・自分のヘッドホンはEX1000というヘッドホンでハイレゾ未対応です。実はこのヘッドホンも素晴らしいので、二度と新しいヘッドホンは買わないと誓ったほど(笑)。しかし、繰り返しますがハイレゾ未対応。
もちろん、ハイレゾ対応のヘッドホンがいくつか販売されています。というわけで、早速ソニーストア銀座に足を運んで、ハイレゾ対応ヘッドホンを試してみたのですが・・・
こ、これはスーパーグレートハイパーアンリミテッドアルテマウエポンスペシャルローリングブーメランギャラクティカ音が良いです!!!(笑)
簡単に言うと、今までの音が2Dでハイレゾ対応ヘッドホンで聴くともう3D空間。全くの別次元です。ま、そうですよね。だって、非対応ヘッドホンと対応ヘッドホン。もう物理的に超えられない壁があるわけです。個人の好みとか感覚的なものではなく、はっきりとした違いを感じ取れます。
と、ベタ褒めしたいところが多いですが、欠点もあります。。Androidウォークマンを初めて買ったのですが、驚愕の真実がたくさんありました(笑)
かなり長くなってきたので、次回に続きます。
2013-12-19 17:30
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ヘッドホンが別売りっていうのもすごいですよね。
まるでコンポの売り方です。
by 店員佐藤 (2013-12-20 00:23)
◆店員佐藤さんへ
たしかにスゴイですが、このウォークマンの購入層からすると良いヘッドホンを持ってる人が多いでしょうから嬉しい仕様です(笑)
でも、ハイレゾ対応のヘッドホンが付属していたら・・・セットのバージョンもあるとなお良いかもですね。
by kozy (2014-01-03 14:00)