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WF-1000XM4購入後レビュー [Sony]

WF-1000XM4が届きましたので軽くレビューでも。
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発売前に触ってきて、音質などはレポートしてますので、その辺は省略させてもらって、今回は外を歩いてみてノイズキャンセリングはどうなのか?外音取り込みはどうだったか?などWF-1000XM3と比較しつつレポートしようと思います。

◆パッケージ

まずはパッケージから。紙素材になって環境に配慮したパッケージとなってますが、前回のWF-1000XM3のパッケージはかなり豪華仕様になっていて、箱のサイズが大きく異なります。
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WF-1000XM3のパッケージが無駄に大きかったのもありますが、WF-1000XM4のパッケージは本当に全部入ってるのか?と不安になるぐらいコンパクトでチープな感じ。パッケージを開けるとこんな感じ。
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箱は二重構造になっていて、上段は充電ケースと本体、下段はUSBケーブルとイヤーピースと説明書が入っています。イラストで使用方法の簡易説明イラストが描いてありますが、ちょっとわかりにくいかも。

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イヤーピースはS、M、Lサイズが着いていて、好みで使い分けが出来ますが、ヘッドホンコネクトのアプリを使うとどのサイズのイヤーピースが適しているか判定してくれます。好みと言いましたが最適なサイズのイヤーピースを使うのがもっとも重要なので、ヘッドホンコネクトというアプリでしっかり調べてちゃんとしたサイズを使うことをお勧めします。
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◆ノイズキャンセルフィールドテスト

ソニーストアでは検証できなかったフィールドテストを行いました。早速外を歩いて、ノイズキャンセルを試してWF-1000XM3とWF-1000XM4両方とも交差点で立ち止まったり、歩いたりして聞き比べしてみました。
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WF-1000XM3の場合
車が走る音とかはそれなりに聞こえる感じです。音楽に支障をきたすわけではありませんが、ノイズキャンセル、外音取り込みの差がないぐらい車の走行音が聞こえる感じです。自転車の音や人の話し声などはあまり聞こえてこない感じです。


WF-1000XM4の場合
車の走行音はかなり軽減され、音楽が流れていると、ほとんどの車の走行音が聞こえない感じです。ノイズキャンセル効果がかなりあるように思えます。外音取り込みモードにすると多少車の走行音が聞こえるようには鳴りますが、人の声などは聞き取れない感じ。いずれにせよ、遮音性が高く街中でもノイズにやられることなく音楽を聴ける感じです。


◆ノイズキャンセル電車テスト

次は電車内でテストしてみました。大江戸線がトンネルが小さく車両も小さいので音の反響というか騒音すごく、さらに今は窓が開いているのでかなりうるさいです。そんな中聞き比べてみました。
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WF-1000XM3の場合
ちょっと音楽に支障が出るぐらい電車の走行音が聞こえてしまう感じです。

WF-1000XM4の場合
やはり電車の走行音は消えることはありませんがかなり軽減され、音楽を聞くのに影響はない感じです。やはりイヤーピースの遮音性がかなり優秀なのでは?と思えてしまいます。電車内で外音取り込みを試してみましたが、車内アナウンスの声は聞き取りにくい感じでした。ただ、車内アナウンスのスピーカーの近くに行くとかろうじて聞き取ることができました。

WF-1000XM3だと、外音取り込みのレベル設定をいじってもその差を体感できませんでしたが、WF-1000XM4だとちゃんとレベル設定の差を感じることが出来ました。なので、WF-1000XM3からのバージョンアップ度合いを体感することが出来ました。しかし、外音取り込みで車内アナウンスの声を聞き取るのはちょっと難しいので、初めて行く駅などではちゃんと目視で駅を確認するなど注意してください(笑)

というわけで、かなりの騒音がうるさい電車の中でもちゃんと使えるようになった感じです。


◆接続テスト

街中を歩いて接続が途切れるかテストしてみました。今はコロナで人が少なくなっている分、途切れにくくなっていると思うのですが、人が多い交差点、改札口などで途切れることは少なかったです。改札では一度途切れましたが、その他の場所で途切れることはなかったです。音質優先モードで接続先はウォークマンA100です。スマホがズボンの後ろポケットなどに入れている方はそもそも途切れやすい位置になってますので胸ポケットに入れて電波が届きやすい位置にしてみてはいかがでしょう?

WF-1000XM3もそれなりに安定して接続できてましたが、安定を優先し、接続優先モードを使ってました。WF-1000XM4は音質優先でもかなり安定して接続できているので、音質優先モードのみで使っています。
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またスマホに接続した場合の音の遅延ですがこれは多少WF-1000XM3より遅延が短くなっている気がしますが、ほとんど変わらない感じです。YouTubeなどはBluetoothヘッドホンに対する処理が入っていると思われるので、映像と音の遅延はありません。ゲームアプリに関してはそういった対策が入ってないのか必ず遅延します。ただし、音楽ゲームじゃなければ許容範囲かと思います。


◆不具合?

ウォークマンA100でDSEEモードをONにした状態でハイレゾ曲の後に非ハイレゾ曲を再生すると、頭2秒ぐらい音が出ない現象があります。どの曲でも100%発生し、DSEEモードをOFFにすると発生しません。またXPERIA1で同様のことを行うと、DSEEモードに関係なく発生することはありませんでした。ウォークマンアプリの問題かもしれませんが、ハイレゾ曲とそうじゃない曲を混在して聞くことが出来ないので原因調査をお願いしたいところ。
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◆まとめ

まだ購入してから数日ですが良い点と悪い点を。

良い点
・なんといってもLDAC対応で高音質。特に低音が強化され音の解像感が素晴らしい。
・ハイレゾ曲は特に素晴らしい音質を楽しめる
・低反発のイヤーピースが素晴らしいので遮音性が高くノイズキャンセル性能が高い
・本体に出っ張り部分がないので、装着しやすいのと安定性が増した

悪い点
・外音取り込みモードにしても人の声を聞き取ることが難しい
・スピーク トゥ チャットは誤爆することがあって、ちょっと使いにくい印象。便利なのに。
・高音の抜けがもう一声欲しいところ。イコライザーで調整できますが。

ということでLDAC対応のAndroidスマホやハイレゾ曲を持ってる方には強くお勧めできるかと思います。ハイレゾでなくても音質はとにかくいいので、幅広くお勧めできそうです。ただ、外音取り込みがちょっと弱いかなと感じますので、音楽聴きながら電車のアナウンスが聞き取れないと絶対駄目とかそんな人にはお勧めできません。

あとはデザインですかね。悪くはないのですがWF-1000XM3のように一見して判別できるデザインではなく、普通のデザインになったので、街中でWF-1000XM4使ってる人を見つけにくい。WF-1000XM3だとすぐに見分けが付いたのですが・・・。とにかくとても完成度が高いので非常にお勧めできるワイヤレスヘッドホンです。





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K

おじゃまします
サスガ、いろいろな点を見直して、正常進化している感じですかね^^♪。

by K (2021-07-09 23:49) 

kozy

◆Kさんへ

今回はかなりのバージョンアップで大満足ですね。M3の時点でもかなり満足してましたが、M4は本当に非がないですね。
by kozy (2021-07-10 02:46) 

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