FE PZ 16-35mm F4 G体験会レポート

3月25日に予約が始まった1635Gレンズが銀座のソニーストアに展示されたので早速触ってきました。

例によって正式発表前に画像やらスペックやらがリークされていて、事前情報通りのものが発表された感じがありますが、これがまた実際に触ってみると衝撃が走ります。スペック上ではかなり軽いレンズだとはわかっていた物の、実際に手に持ってみるとかなり衝撃的な軽さで、本当に中身が入ってるのか？と疑いたくなるほど異常に軽い。こんな軽くて1635の超広角ズームレンズなので恐ろしい。似たサイズの20mmF18Gレンズを持ってますが、これを遙かに上回る軽さ。ズームレンズというとでかくて重いというイメージがあるので、これはもう産業革命(笑)。というわけで、実物を一度は持ってみることをオススメします。

他の特徴というかｍ一番の特徴はパワーズーム。側面にズームレバーがついていて動画撮影時に無音でズームできるのは便利。静止画撮影時は使わないかもしれないですが、あっても邪魔になるモノではないですよね。さらにはインナーズームなので、ズームしてもレンズの全長が伸びることなく、ずっとコンパクトな状態で使えるのが非常にポイントが高いですね。やはり、今回のポイントは軽量＆コンパクトかと思います。

では、作例でも。ショールームなのでたいした画像は撮れないのでご容赦を。こちらは16mm広角で撮りました。

RAWで撮って自動調整したのみの画像です。かなりワイドに映っていて、しまりがない画像かと思います。次は同じ場所から35mmで撮影。

ここまでズームが出来て先ほどの画像より普通の画角になっているかと思います。この2枚が同じレンズで撮れるというのがすごいなと思います。超広角な画角から通常の画角まで使えるので、二刀流が楽しめるレンズになっているかなと思います。

ただ超広角ってたくさんのものが映るのでレイアウトをまとめるのが難しいかなと思います。あとパースが着くのが絵的に拒絶する人も居るかもしれません。ただ16mmもあるとインパクトのあるパースで迫力ある絵を撮れるので楽しいかと思います。ボクは20mmを使ってますが、画角が足りないと感じることもしばしばあり、16mm付近のレンズが欲しいと思っています。ハマると迫力ある絵が楽しめますからね。

ちなみにXPERIA1IIIではもっとも多用しているのが16mmかと思います。なので、スマホでも超広角レンズが着いていますので、わりと馴染みのある画角かもしれませんね。

というわけで、迫力あるワイドな画角と汎用性の高い標準画角が同居する二刀流レンズ、さらに動画で自撮りなどに適したワイド画角なので今の時代に適した新標準レンズになるといっても過言ではないかもしれません。静止画にも動画にも適していてお値段もそれなりに手頃というのが素晴らしいですね。

というわけで、非常にポテンシャルの高いレンズだと感じました。ここまでコンパクトだと機動力が高く鞄にもしまいやすいし苦にならないと思うので今後も軽量コンパクトな良レンズをどんどん出して欲しいですね。