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FFXVI DEMO版レビュー [ゲーム]

FF16の体験版が配信され、クリアしましたので軽くレビューでも。
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◆プレローンチイベント
朝7時からFF16のプレローンチリアルイベントがロサンゼルスで開催され、さすがにもう何回か情報が発信され、特に新規の情報はないだろうと思っていたのですが、あのプラチナゲームズがFF16のコンテンツの一部を開発していたり、キングダムハーツ4の開発チームも一部のコンテンツを作成していたなどサプライズが発表されました。大量のスタッフが関与していると思いますが、アクションゲームを得意とするプラチナゲームズに一部ヘルプに入ってもらうとか、規模感が違いますね、さすがFF(汗)。普通は協力会社にまるっと委託するんでしょうが、一部を協力してもらうとか・・・

バトルディレクターのトークショーや実機でのお披露目バトルがあって、Sランクの強敵、レベル差が15もある強敵に挑むというコーナーがありました。海外のインフルエンサーがまず挑戦したのですが、これがまた見応えあるバトルでとても楽しい。敵の攻撃はわかりやすく、見ているだけで攻略法が思いつく感じで、実際に戦ってみたいと感じる良いバトルでした。



さらにディレクターが戦ったのですが、テクニカルなバトルを見せてくれて盛り上がりました。FFといえば、イベントという印象がありますが、バトルシーンを見るのが楽しいと感じたのはちょっと驚きました。

体験版は17時から配信開始ということでDLだけはすぐに済ませました。


◆ストーリー
体験版は冒頭の2時間となるので、イベントがとても多く、良くも悪くも従来のFFっぽさがあるといった感じですが、シナリオの内容は海外ドラマのゲーム・オブ・スローンズの影響が色濃く出ていて、話の内容や演技、軽い性的表現、少ないですが残虐的な表現があり、上質なシナリオが展開します。
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冒頭ではFF16の登場人物や世界観の把握するためのプロローグといった内容でしたが、ダークファンタジーで従来のシリーズと比べると重く暗い、しかしキャラクターの設定、世界観はベタでとてもわかりやすい。PS5ならではの高品質なグラフィックも伴い、まるで海外ドラマを見ているようだと。
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そうなると洋ゲーのようでFFらしさはあるの?と不安に感じるかもしれませんが、召喚獣とクリスタルが話の軸になっているので、やはりFFなんだと感じることは出来ます。特に召喚獣は人との関わりがとても濃く、このキャラは絶対タイタン持ちだよね?とか、次はどんな召喚獣が出てくるのか、とかFFらしい視点で展開を期待できるのがとても楽しく、こういうのがFFなんだと改めて思います。
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見た目はキャッチーな感じはなく地味な主人公ですが、ストーリーを進めると非常に感情移入できますので、他人がプレイする動画を見るのではなく、手に取って触って欲しいですね。話の展開は非常にうまく、体験版の続きがとても気になる展開でした。
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まとめるとゲーム・オブ・スローンズちっくでダークな展開や表現があり海外ドラマ風ではあるが、わかりやすいベタな設定と展開で感情移入しやすく、召喚獣やクリスタルが国や人の運命を左右するFFらしさ満載で、とにかく続きが気になる素晴らしいシナリオかと思います。


◆グラフィック

もうこれは説明不要かと思いますが、PS5専用ということで非常に高品質なグラフィックとなっています。ただ綺麗というのではなく、リアルさに異常なまでのこだわりがあります。

まず服装に関してですが、布や皮、金属などの質感がものすごいです。さらに服が汚れていたり、破れているなど細かい表現もあり、とても現実に近いリアルさがあります。弟のジョシュアは戦闘などしないので服も綺麗ですが、兄のクライブは最前線で戦うので、襟は汗で汚れがあったり、胸元は皮が剥がれている箇所があって戦闘で破けたのかな?とか想像してしまうまでのリアルさ。
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FFの場合は他のゲームに比べ服のデザインなどディテールが細かいので、ベースの時点で差が出るのかなと。


背景の方もリアルさにこだわっていて、壁や柱など、部分的に壊れていたり汚れがあったり、岩畳などは石の大きさなどが差があり、凸凹した地形になっていて、現実に近いリアルさがあります。
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なので、服や背景など綺麗なだけでなく、細部のリアルさの表現がすごくて、PS5クオリティーを感じることが出来ます。が、体験版の範囲だと汚れた地形が多いので、綺麗で幻想的なFFっぽい背景は今後に期待でしょうか。




◆バトル

アクションゲームになったことで不安に感じている人も多いのではないでしょうか?FF14以降アクションゲームに近い内容になってますので、何を今更という感じがしますが・・・アクションゲームになることで難しいのでは?とかコマンドRPGのような戦略性はあるの?ボタン連打の既存のアクションゲームじゃない?と怪しむ人もいるかもしれません。

序盤ということもあって、アクションゲームとしての難易度は低めです。複数の雑魚に囲まれるシーンもあるのですが、袋だたきに合うとか、カメラ外の敵に殴られるとか、理不尽に感じることがありません。雑魚はあくまでもやられ役に徹している感じがしまうが、これは序盤だからかと思います。
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ちなみに体験版はクリアすると、召喚獣アクショントライアルトイモードが追加され、バトルの要素をより体験できるようになります。序盤だと召喚獣を1種類、しかも中途半端な状態で装備しているため、手数が少ないのですが、召喚獣トライアルモードだと、3種の召喚獣を装備した状態になり、バトルに対する遊びが一変します。
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コマンドRPGだと属性攻撃を敵によって使い分けて弱点を突く、というのが主な戦略だと思いますが、FF16はまず属性の概念がありません。召喚獣はもちろん特色があるのですが、状況によって使い分ける感じです。たとえば敵が多かったら範囲攻撃に強い召喚獣スキルを使う、敵の攻撃力が高い場合はガードが出来るタイタンを使うなど。既存のRPGだと用意された答えを見つける遊びでしたが、今回は自由度がもう少し高い感じでした。

たとえば、ボスの場合だとガードの削りが得意なガルーダで早めに気絶させるか、あるいはガードに耐えて反撃を使うかなど、人の戦略によってどの召喚獣を使い分けるか差も出るかと思われ、アクションゲームでありながら召喚獣の使い分けの戦略を楽しめるかと思います。

今回はMPがなくクールタイムが終われば無限にスキルを使うことが出来ますので、結局は装備している召喚獣のスキルを絶え間なく使ってつなげるのが基本的な戦いになるかもですが(汗)。バトルもただ殴るだけでなく、気絶したときに一気にたたき込むとか、敵のイベント攻撃もたまに発生するなど飽きない展開が用意されていると感じました。

さらにはサポートアクセサリーがあって、これを装備することで、かっこいいコンボをボタン連打で出せるアクセサリー、ガードや回避を自動でしてくれる、ポーションをピンチの時に自由で使ってくれるなど、かなり便利なサポートアイテムが最初から渡されていて、これを使い分けることでアクションゲームが苦手という人も安心かと思います。

たとえば、アクセサリーによるオート攻撃はほれぼれするぐらいかっこいいコンボを出せます。これは本当に人力で出せるのか?と怪しむほど華麗です(笑)。また回避も完璧に出来てしまうので、慣れたらサポートアイテムを外して自力で戦うなどの調整が可能なのは素晴らしいと思います。
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ゲームスタート時にストーリーフォーカスかアクションフォーカスか選択しないといけないですが、これ、中身は一緒でサポートアイテムを最初から装備しているか否かの差があるだけ。なので、どっちから始めてもいつでも調整できるし、どうしてもボスに勝てないときはこのサポートアイテムに頼るなどもありかと思います。試せばわかりますが、このサポートアイテム有能すぎてびびります(笑)。
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じゃ、このサポートアイテムで最後までクリアできてしまうのでは?と突っ込まれそうですが、時さっさ伊それができる調整を行っているかは不明ですが、サポートアイテムは4枠しかないアクセ枠を潰すことになるので、攻撃力を10%アップなど、そういうアイテムが装備できなくなるので、サポートアイテムに頼ることが出来なくなるタイミングもありそうです。

◆世界観

召喚獣が出て、クリスタルがあってというのは普通ですがFF16の場合は、魔法の扱いが凝ってまして、魔法を戦いだけでなく日常生活に使っていて、そこは今までありそうでなかったかなと思いました。細かいところまで世界観を作り込んでいるような。
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しかし、魔法を使えるベアラーはこの世界では少数で、魔法が使えない人間に奴隷としてこき使われています。この扱いも普段とは逆で、ダークなところですよね。↑の画像では奴隷のベアラーが魔法を使ってクリスタルから水を供給しています。人間に井戸代わりをさせるとかひどい話です。


◆問題点

ネットの評判を見るといくつか指摘されている点がありました。まずはミニマップがないので少し迷ってしまうことがあるようで。これに対してはL3を押すとオオカミのトルガルが進行方向をナビしてくれうるのでシステムでフォローしています。
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これは思うにリアルなグラフィックになっているので、できるだけゲームっぽいUI表示を排除したいのと、レーダーを見てゲームを攻略するのも違うでしょってことですかね。正直、意図してミニマップを排除しているゲームは他にもたくさんありますからね。ボクは気になりませんでした。

気になったのはカメラの距離を変えられないこと。

キャラの迫力を出すためか、キャラとカメラが近いので、やや視界が狭いかも。これは好きなように距離を変えたいですね。


というわけで、イベント多くて、これだと判断できないなと思ったのですが、体験版の最後で怒濤の展開があり一気に引き込まれてしまいました。バトルに関しては召喚獣アクションとリアルを遊ぶことで不安は吹き飛びました。

プレイ動画もあちこち上がっていて、見るだけで満足してしまうかもしれませんが、プレイするとどっぷりヴァリスティアの世界に浸れますので、まずは体験版をプレイして欲しいですね。


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