３D BRAVIAセミナーレポート　世界を股に掛ける頭型職人誕生秘話！？：ZERO SPIRITS：SSブログ

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３D BRAVIAセミナーレポート　世界を股に掛ける頭型職人誕生秘話！？　[みんぽす] [編集]

またしても3D BRAVIAのセミナーに参加してきました(笑)
今回は、みんぽすさん経由のモノフェローズイベントです。

ソニーといえば、やはりウォークマンに代表する音楽系の技術がたっぷりな
イメージがおじさんにはあるのですが(笑)、耳型職人というヘッドホン開発部隊が
あるようで。

町中で変わった耳の形をしている人を見かけたら、声をかけて耳の型を取らせて
もらうこともあるとかないとか？とにかく耳型職人という開発に命をかけた方々が
いらっしゃるようですが・・・

ここに来て頭型職人誕生か？
そもそも頭型職人って？(笑)

今回の3D BRAVIAを開発するに当たって、新しい職人？を生み出す勢いの
亀友さんの世界全人類の頭型補完計画物語？をレポートしたいと思います。

◆NG!NG!連続NGのプロトタイプ

亀友さんがなぜ世界の頭型を測る必要があったかといいますと
3Dメガネのためなんですね。人の頭の大きさなんて、色々ありそうですよね。

まず、3Dメガネのプロトタイプの最終形が出来たときに最初のNGが(汗)

欧米の女性の頭が小さいようで、この女性の頭にメガネが大きすぎたようです。
ちなみにアジア圏が頭が大きく、インド、欧米圏が頭が小さいようです。

さて、この失敗を生かして、

　・ツルのカーブをヒンジ付近で曲げる
　・幅調整角度調整

などの調整を行い、対策を練ったようですが

これもまたNG(汗)

もう、これはサイズ違いのメガネを作るしかない！と腹をくくり
小型メガネを作ったようです。

そして、ソニーのネットワークを生かして、全世界にあるソニー工場に
頭幅を測るコレを渡して、頭のデータを計測したようです。

亀友さんが実際に掛けてくれました(笑)

改良を加えるだけでなく、さらに調査の幅を広げたんですね。
世界を股にかける頭型職人誕生です(笑)

イギリスオフィスに、ソニー内でもっとも頭が小さい女性スタッフがいて
その方に新しいスモールサイズメガネ2種をかけてもらったようです。

そして・・・念願の実験成功！？
ついにプロトタイプがもっとも頭が小さい女性でも掛けられるようになりました。

さらに亀友さんのお子さんでもテスト。
標準サイズはさすがに拷問サイズになってますが(笑)
スモールサイズは子供でもOK。緑とかかわいいですね(笑)

こうして3Dメガネは完成したわけです。

明るいリビングでも外光の影響を受けず常に最適な明るさで3D映像が楽しめたり
メガネがどんな頭にでもフィットするように、再度スイッチや鼻あて、
ツルの微調整が出来るようになってます。

メガネなのに、いろいろなギミックが付いていて、映像だけでなく
「掛け心地」もきっちり調整されているんですね。

XpanDの3Dメガネを掛けた人は、重すぎて辛い思いをしたかもしれませんが
BRAVIAの3Dメガネは、軽いほうなので、安心してもらって良いと思います。

しかし、メガネのシャッター開発でも苦労されたと思うんですが
こういう根本的な掛け心地にも大変な苦労があったんですね。

3Dという最新技術も大事かもしれませんが、やはりメガネはメガネ。
人の体に触れるものですから、フィット感の方も大事。
最新技術と対照的な根本的なアナログ部分？も大事にする姿勢は
いいもんですね。

セミナーでこういった地道な苦労話を聞くと、BRAVIAへの愛が深まります(笑)
と言っても、すぐ買うわけではないですが(笑)

さて、この後は、特別なお部屋移動して、みんなで3D BRAVIAを楽しみました。
この話は、また次回にでも。

気になる裸眼3Dに関しても聞いてみましたので次回に書きます！

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（WillVii株式会社みんぽす運営事務局）