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ソニー新BDレコーダー開発者セミナー1 起動時間への執念編 [みんぽす]
毎度お馴染みソニー×みんぽすセミナーにまたまた参加してきました(笑)
今回はかなり楽しみにしていた新ブルーレイレコーダーのセミナーになります。
自分は3年前に初めてブルーレイレコーダーBDZ-X90を買いました。
当時はダビング10も始まってなく、HD-DVDも生きていたし、まだ
ブルーレイレコーダーが混沌としていた時代でした。
X90は、当時は素晴らしいと思ったのですが、W録画の超絶わかりにくい仕様や
録画中にアレコレできない機能制限や起動時間の遅さなど、いろいろ問題ありました。
しかし、X90は数々のバージョンアップを行い進化し、買って良かったと思える時が
何度もありました。上記の機能制限もPS3を併用したり、ブルーレイを焼くときは
寝る前になど、いろいろと対応策を取り、3年うまくつきあってきた感じです(笑)
なので、それなりに不満があっても長年の付き合いがあるので、買い換えようとかは
考えてなかったのですが、このたび、気になる新ブルーレイレコーダーが発表され
さらにみんぽすセミナーもあり、追い込まれた気分(笑)
とりあえずセミナーーレポートでも。
◆商品コンセプト
まずは企画の朝青龍似の成田さんからのお話。
コンセプトは、3つの「パッ」と。
初期のコンセプトは速い(起動や操作が)!うまい(賢い)!安い(操作がし易い)!
これだと、安く売ってくれと客から言われそうなので、語弊がありそうなので変更。
他社との差別化を考え、「アッタマいいネ!」を軸に、ソニーならではの
簡単に賢く使えるBDレコーダーにしようとコンセプトが固まります。
アナログ停波に従い、デジタル放送初心者の方が、買い換えにやってくるので
この初心者の人たちに受け入れられる簡単さを狙ったそうです。
自分もビデオデッキから初めてHDDレコーダーに買い換えたときは、色々と疑問に
思ったことがありましたからね。それはまず誰もが感じる「起動時間の遅さ」だと
思います。
ブラウン管のテレビもスイッチ一つですぐ絵が出るし、チャンネル切り替えも
すぐ出来た。しかし、デジタル時代になり、液晶テレビはすぐ絵が出ないし
チャンネル切り替えも一瞬待たされる。
さらにビデオデッキは、電源入れたらすぐに操作可能でしたが、HDDレコーダーは
「LOADNG」なんて表示されて、待たされる羽目に。
絵は綺麗になっても、トレードオフで、何か不便になった・・・本当に
デジタルは進化しているのか?(汗)
今はすっかりデジタル時代に慣れてしまったので、何も感じなくなってしまいましたが
今回のコンセプトを聞いて、自分がデジタル時代に足を踏み入れたときに感じた疑問を
思い出しました。
果たして、新モデルのBDレコーダーはこんな疑問を持つデジタル初心者を救えるの
でしょうか?
コンセプトの具体的な内容が以下になります。
自分が使っている3年前のBDレコーダーX90と比べると、目新しい進化は特になく
既存の性能をブラッシュアップしただけ、という印象を受けました。
他社では解決しているポイントもあるし、今回の改善は長く待ち望んだもの。
3年前のX90から買い換えに至るには、もう少し新しい何かが欲しい・・・
最初はそう感じました。仮に奥さんがいたとしたら、この改善だけでは
買い換えを説得できない、とも(笑)
今回は、コンセプトにあるパッと起動と録画に関するデモを見せてもらいました。
では、その時の模様を動画でご覧ください。途中で映像が乱れます(汗)
ちなみに新機種のBDZ-AT500です。
一目瞭然でものすごく早くなってますね(汗)
X90も確かに遅いのですが、電力食うけど素早く起動モードにすると、もう少しだけ
早く起動できますが、やっぱり遅いですね。もう慣れましたが(笑)
起動が終わっても、まだ操作できない時間があったりして、どんだけ待たせるねん!と
怒りたくなるほど(汗)
初めて新BDレコーダーの起動を目の当たりにしたのですが、これは早いですね(笑)
確かにこれはビデオデッキから移行してきたアナログ世代の人も戸惑わない速度かも?
百聞は一見にしかず(笑)
◆起動時間の速さにこだわった理由
なぜ起動時間に拘ったかというと、ユーザーアンケートで圧倒的に、起動時間に関する
不満を持つ人が多かったからだそうです。
個人的には、他社のレコーダーも勝手に起動時間が遅いはずと決めつけていたので(笑)
起動時間に関する不満より、「2番組同時録画のわかりにくさ」と「マルチタスク」に
関する不満点が圧倒的なのでは?と思ってました。
要は、2番組同時録画もマルチタスクの弊害も、普段の生活ではイラっとする機会が
起動時間より少ないという事なんですかね?起動時間に関しては、
毎日体験する事ですからね。
◆起動時間短縮への開発秘話
次にエンジニアの伊久(これひさ)さんのお話です。
起動時間短縮に関しての技術的なお話です。
アナログ時代と比べ、1000倍のソフトウェアを読み込まないといけないため、起動時間が
遅くなってしまった。さらに起動時間を短くするため、常時起動しているのと
同じ状態にしないといけないため、消費電力が増えてしまう。
時代に逆行し、エコと起動時間短縮はトレードオフの関係に。
お客さんのクレームもあったが、その前に伊久さん自身が怒っていた(笑)
8年間、ずっと怒り続け、なんとか起動時間を短縮できないか、研究したようです。
エンジニアは、まず通常起動時間の40秒を何とかすべきで、
お客さんが買ってから何も設定しなくても素早く使えるべきだと考えたそうですが。
しかし、企画サイドからは高速起動モードも素早くしないと駄目だと。
議論の結果、通常起動も高速起動も改良することになりました。
では、高速起動を実現するために何をしたかというとサスペンドレジュームを採用した。
と言っても、簡単に出来ることではなく、ハードとOSを全部入れ替えることから
始まったようです。
プログラムの仕組みを説明すると、ロード→実行→ロード→実行の繰り返しになる。
しかし、サスペンドレジュームを採用すると、走っているプログラムを一時停止するだけなので
いちいちロードする必要がなくなる。なので、ロードの時間を短縮できるわけです。
しかし、この段階だとまだ20秒ぐらいしか短縮できず。
プログラムを実行させるタイミングを隙間を埋めるように順番を整理した結果、
高速起動が実現し85%減の6秒起動を実現したのです。
サスペンドレジュームを採用したことで、本来は待機消費電力がアップするのですが
他のモノをオフにすることで、従来機種と変わらぬ消費電力で標準起動モードの
起動時間を短縮。ちゃんとエコを守り短縮実現できたわけですね。
ただし、企画から指摘を受けた高速起動モードは、ちょっぴり消費電力がアップして
0.5秒起動という業界ナンバー1の起動速度をたたき出す。
しかし、エコだけは忘れたくなかった。
そこで、BRAVIAの学習モードを利用した。しかし、そのままでは利用できないので
まずは学習モードを研究することから始まりました。
学習機能は、曜日単位で時間帯で使用頻度を調べる。
翌週になるとこれにソニーオリジナルの計算方法で、ユーザーの使用時間帯を学習させることに
成功した。先ほどは消費電力がちょこっとアップすると書きましたが
ユーザーが使ってる時間帯にスタンバイの消費電力をコントロールする事で、総合的に
従来機種と比較し、7割以上の節電に成功したようです。
従来機種だと、一度高速起動モードに設定すると、ずっと消費電力は高くなったまま。
しかし、今回はユーザーが使ってない時間帯の消費電力は下げた・・・ということですね。
しかも、その時間帯は設定する必要がなく、学習してくれるという。
こうしてエンジニアの8年間の怒りと研究で、高速起動が実現しました。
伊久さんは緊張していたせいもあったかもしれませんが、とても力を込めて
起動時間の遅さに関して怒っていた事、どうにかしたかった事を力説してくれました。
開発者もユーザーと同じ想いだったと思うと、変なシンクロを感じて嬉しくなります(笑)
商品を買うときに開発者の想いなんか知る必要もないし関係ありません。
しかし、開発者の想いを知ると、商品への愛情もアップする事も間違いない。
値段が安くなるとか、機能が上がるなど、物理的な恩恵はありませんが、それとは別の
何かを得る。浅田真央ちゃんが銅メダルだったけど、試合後のインタビューを見て
あの涙に感動し、心の中で銅メダルがプラチナメダルに変化し、ずっと応援しようとか
熱い思いがこみ上げましたよね?これと一緒ですよ(笑)
商品は鉄のかたまりでなく、人のソウルも混ざっている。それを知ると、商品への
愛情や、明日の未来へ繋がる、何かが生まれるんです。たぶん(笑)
みんぽすセミナーで一番幸せだと感じるひとときです。
伊久さんの熱いソウルはとても良く伝わりました。
セミナーレポートは次回へ続きます。
今回はかなり楽しみにしていた新ブルーレイレコーダーのセミナーになります。
自分は3年前に初めてブルーレイレコーダーBDZ-X90を買いました。
当時はダビング10も始まってなく、HD-DVDも生きていたし、まだ
ブルーレイレコーダーが混沌としていた時代でした。
X90は、当時は素晴らしいと思ったのですが、W録画の超絶わかりにくい仕様や
録画中にアレコレできない機能制限や起動時間の遅さなど、いろいろ問題ありました。
しかし、X90は数々のバージョンアップを行い進化し、買って良かったと思える時が
何度もありました。上記の機能制限もPS3を併用したり、ブルーレイを焼くときは
寝る前になど、いろいろと対応策を取り、3年うまくつきあってきた感じです(笑)
なので、それなりに不満があっても長年の付き合いがあるので、買い換えようとかは
考えてなかったのですが、このたび、気になる新ブルーレイレコーダーが発表され
さらにみんぽすセミナーもあり、追い込まれた気分(笑)
とりあえずセミナーーレポートでも。
◆商品コンセプト
まずは企画の朝青龍似の成田さんからのお話。
コンセプトは、3つの「パッ」と。
初期のコンセプトは速い(起動や操作が)!うまい(賢い)!安い(操作がし易い)!
これだと、安く売ってくれと客から言われそうなので、語弊がありそうなので変更。
他社との差別化を考え、「アッタマいいネ!」を軸に、ソニーならではの
簡単に賢く使えるBDレコーダーにしようとコンセプトが固まります。
アナログ停波に従い、デジタル放送初心者の方が、買い換えにやってくるので
この初心者の人たちに受け入れられる簡単さを狙ったそうです。
自分もビデオデッキから初めてHDDレコーダーに買い換えたときは、色々と疑問に
思ったことがありましたからね。それはまず誰もが感じる「起動時間の遅さ」だと
思います。
ブラウン管のテレビもスイッチ一つですぐ絵が出るし、チャンネル切り替えも
すぐ出来た。しかし、デジタル時代になり、液晶テレビはすぐ絵が出ないし
チャンネル切り替えも一瞬待たされる。
さらにビデオデッキは、電源入れたらすぐに操作可能でしたが、HDDレコーダーは
「LOADNG」なんて表示されて、待たされる羽目に。
絵は綺麗になっても、トレードオフで、何か不便になった・・・本当に
デジタルは進化しているのか?(汗)
今はすっかりデジタル時代に慣れてしまったので、何も感じなくなってしまいましたが
今回のコンセプトを聞いて、自分がデジタル時代に足を踏み入れたときに感じた疑問を
思い出しました。
果たして、新モデルのBDレコーダーはこんな疑問を持つデジタル初心者を救えるの
でしょうか?
コンセプトの具体的な内容が以下になります。
自分が使っている3年前のBDレコーダーX90と比べると、目新しい進化は特になく
既存の性能をブラッシュアップしただけ、という印象を受けました。
他社では解決しているポイントもあるし、今回の改善は長く待ち望んだもの。
3年前のX90から買い換えに至るには、もう少し新しい何かが欲しい・・・
最初はそう感じました。仮に奥さんがいたとしたら、この改善だけでは
買い換えを説得できない、とも(笑)
今回は、コンセプトにあるパッと起動と録画に関するデモを見せてもらいました。
では、その時の模様を動画でご覧ください。途中で映像が乱れます(汗)
ちなみに新機種のBDZ-AT500です。
一目瞭然でものすごく早くなってますね(汗)
X90も確かに遅いのですが、電力食うけど素早く起動モードにすると、もう少しだけ
早く起動できますが、やっぱり遅いですね。もう慣れましたが(笑)
起動が終わっても、まだ操作できない時間があったりして、どんだけ待たせるねん!と
怒りたくなるほど(汗)
初めて新BDレコーダーの起動を目の当たりにしたのですが、これは早いですね(笑)
確かにこれはビデオデッキから移行してきたアナログ世代の人も戸惑わない速度かも?
百聞は一見にしかず(笑)
◆起動時間の速さにこだわった理由
なぜ起動時間に拘ったかというと、ユーザーアンケートで圧倒的に、起動時間に関する
不満を持つ人が多かったからだそうです。
個人的には、他社のレコーダーも勝手に起動時間が遅いはずと決めつけていたので(笑)
起動時間に関する不満より、「2番組同時録画のわかりにくさ」と「マルチタスク」に
関する不満点が圧倒的なのでは?と思ってました。
要は、2番組同時録画もマルチタスクの弊害も、普段の生活ではイラっとする機会が
起動時間より少ないという事なんですかね?起動時間に関しては、
毎日体験する事ですからね。
◆起動時間短縮への開発秘話
次にエンジニアの伊久(これひさ)さんのお話です。
起動時間短縮に関しての技術的なお話です。
アナログ時代と比べ、1000倍のソフトウェアを読み込まないといけないため、起動時間が
遅くなってしまった。さらに起動時間を短くするため、常時起動しているのと
同じ状態にしないといけないため、消費電力が増えてしまう。
時代に逆行し、エコと起動時間短縮はトレードオフの関係に。
お客さんのクレームもあったが、その前に伊久さん自身が怒っていた(笑)
8年間、ずっと怒り続け、なんとか起動時間を短縮できないか、研究したようです。
エンジニアは、まず通常起動時間の40秒を何とかすべきで、
お客さんが買ってから何も設定しなくても素早く使えるべきだと考えたそうですが。
しかし、企画サイドからは高速起動モードも素早くしないと駄目だと。
議論の結果、通常起動も高速起動も改良することになりました。
では、高速起動を実現するために何をしたかというとサスペンドレジュームを採用した。
と言っても、簡単に出来ることではなく、ハードとOSを全部入れ替えることから
始まったようです。
プログラムの仕組みを説明すると、ロード→実行→ロード→実行の繰り返しになる。
しかし、サスペンドレジュームを採用すると、走っているプログラムを一時停止するだけなので
いちいちロードする必要がなくなる。なので、ロードの時間を短縮できるわけです。
しかし、この段階だとまだ20秒ぐらいしか短縮できず。
プログラムを実行させるタイミングを隙間を埋めるように順番を整理した結果、
高速起動が実現し85%減の6秒起動を実現したのです。
サスペンドレジュームを採用したことで、本来は待機消費電力がアップするのですが
他のモノをオフにすることで、従来機種と変わらぬ消費電力で標準起動モードの
起動時間を短縮。ちゃんとエコを守り短縮実現できたわけですね。
ただし、企画から指摘を受けた高速起動モードは、ちょっぴり消費電力がアップして
0.5秒起動という業界ナンバー1の起動速度をたたき出す。
しかし、エコだけは忘れたくなかった。
そこで、BRAVIAの学習モードを利用した。しかし、そのままでは利用できないので
まずは学習モードを研究することから始まりました。
学習機能は、曜日単位で時間帯で使用頻度を調べる。
翌週になるとこれにソニーオリジナルの計算方法で、ユーザーの使用時間帯を学習させることに
成功した。先ほどは消費電力がちょこっとアップすると書きましたが
ユーザーが使ってる時間帯にスタンバイの消費電力をコントロールする事で、総合的に
従来機種と比較し、7割以上の節電に成功したようです。
従来機種だと、一度高速起動モードに設定すると、ずっと消費電力は高くなったまま。
しかし、今回はユーザーが使ってない時間帯の消費電力は下げた・・・ということですね。
しかも、その時間帯は設定する必要がなく、学習してくれるという。
こうしてエンジニアの8年間の怒りと研究で、高速起動が実現しました。
伊久さんは緊張していたせいもあったかもしれませんが、とても力を込めて
起動時間の遅さに関して怒っていた事、どうにかしたかった事を力説してくれました。
開発者もユーザーと同じ想いだったと思うと、変なシンクロを感じて嬉しくなります(笑)
商品を買うときに開発者の想いなんか知る必要もないし関係ありません。
しかし、開発者の想いを知ると、商品への愛情もアップする事も間違いない。
値段が安くなるとか、機能が上がるなど、物理的な恩恵はありませんが、それとは別の
何かを得る。浅田真央ちゃんが銅メダルだったけど、試合後のインタビューを見て
あの涙に感動し、心の中で銅メダルがプラチナメダルに変化し、ずっと応援しようとか
熱い思いがこみ上げましたよね?これと一緒ですよ(笑)
商品は鉄のかたまりでなく、人のソウルも混ざっている。それを知ると、商品への
愛情や、明日の未来へ繋がる、何かが生まれるんです。たぶん(笑)
みんぽすセミナーで一番幸せだと感じるひとときです。
伊久さんの熱いソウルはとても良く伝わりました。
セミナーレポートは次回へ続きます。
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)
> お客さんのクレームもあったが、その前に伊久さん自身が怒っていた(笑)
> 8年間、ずっと怒り続け、なんとか起動時間を短縮できないか、研究したようです。
> エンジニアは、まず通常起動時間の40秒を何とかすべきで、
> お客さんが買ってから何も設定しなくても素早く使えるべきだと考えたそうですが。
> しかし、企画サイドからは高速起動モードも素早くしないと駄目だと。
> 議論の結果、通常起動も高速起動も改良することになりました。
私も、Blu-rayレコーダの起動時間が長いことには驚き、なぜもっと短くしないのか不思議でした。
ただ、高速起動モードを ON にしたときに、電源OFFのときでさえ 20W以上 電力を消費する製品があることに驚きました。
このソニーのBlu-rayレコーダも 18W も消費するようなので残念です。
電源がOFFのときの時間は長いので、そのときの消費電力の影響は非常に大きく、
また販売台数も多い機器なので、温暖化や気候変動にも大きく影響します。
( 当然、ON にする人がいることを知っていてこの機能を搭載していると思いますし。)
エコとか、省エネとか言いながら、日本のメーカがこんなに反エコな製品を作っているとは知りませんでした。
どの程度の消費電力が許容範囲か分かりませんが、私は 1~2[W]以内にできないなら、高速起動モードは搭載してはいけないと思います。
( パソコンのスリープでの消費電力は 1~2W のようなので、できそうですが。)
エンジニアの伊久氏は、ある程度消費電力に対する良識 ( CSR ) があるようですが、
残念ながら企画や販売の方には、理解できないかも知れません。
このソニーの Blu-rayレコーダも瞬間起動モードだと 18W(電源OFFのとき) も電力を消費するようなので、
そのようなモードを搭載すべきでないと思います。
ぜひ、理系の人間の責任として、このような商品は製品化しないようにしてほしいと思います。
( 他のメーカの方も含めて )
( そういったことも、会社のトップが販売関係の人だったり環境に対する配慮がない方だと難しいのかもしれませんが。)
既に 6秒で起動するとのことですので、十分だと思います。
ぜひ、高速起動モードは ( 消費電力が 1~2[W]以下にできるまで ) 搭載しないようにしてほしいと思います。
また、他のメーカの方も起動時間が短くなくても、高速起動モードは消費電力を下げれるまで搭載しないようにしてほしいと思います。
そして良識を持った状態で技術開発をし、その範囲で起動時間を短くして欲しいと思います。
by goto (2010-10-25 20:56)
◆gotoさんへ
コメントありがとうございます。
まず、瞬間起動ですが、学習モードがありまして、ユーザーがもっとも試用する時間帯のみ高速モードに移行し、それ以外の時間は標準モードに移行するような設定が可能です。
↓
http://www.sony.jp/bd/products/BDZ-AX1000/feature_1.html#L2_20
確かに標準モードで十分だとは思いますが、それでも高速起動を使いたいというユーザーがいるとは思うんですよね。
モード切替の時に、消費電力に関するアナウンスもありますし、搭載しないより、使うかどうかはユーザーが選択できた方がいいのかなぁ?と個人的には思います。
でも、標準モードで低電力で高速起動が出来るのが一番ですよね。
いつか実現される事を祈りたいです。
by kozy (2010-10-26 00:25)