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CEATEC 2010レポート 東芝、パナソニック編 [日常]

今更書くの?と言われそうですが、だいぶ遅れてCEATEC2010東芝と
パナソニックのレポートです。
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◆東芝

開幕ダッシュでも行列に並べないと言う情報を得ていたのですが、まさにその通り(笑)
ダッシュはしませんでしたが、開場してすぐに東芝ブースに向かったのですが、すでに
規制がかかっていて、並ぶ事すら出来ませんでした(汗)

おそらく、少し早く入場できる人たちがいたので、その人たちで埋め尽くされたと思われます。

がっかりしていると、東芝のメインステージでグラスレスが見れるというので、そのイベントを
見る事にしました。

意図がわかりやすすぎるデカいグラサンをかけた少し歳を感じるおねーさんがステージで
踊り出します。グラサンはいいとしてもこのおねーさんの踊りは今時のショーですか?(笑)
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10年前にタイプスリップした錯覚に陥りつつ(笑)、イベントを見ていると、おねーさんが
デカいグラサンを今世紀最大の苦しみからの解放と言わんばかりの笑顔で取り外します。

もう、わかったよ(笑) さっさとテレビ見せてよ(笑)

すると、グラスレス3Dテレビを持ってきました。12インチの一番小さいタイプです。
映像は見えたのですが、テレビの正面にいなかったので、立体には見えませんでした。
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その後、他のブースを見つつ、たまに東芝ブースをチェックしてたのですが、11時ぐらいに
規制が解除されていて、2~3時間掛かりますがと警告されながらも、グラスレスの
行列に並べました。
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実際は1時間40分ぐらいでした。

いよいよグラスレスとご対面。最初は12インチ。
自由に見れる方式ではなく、アテンダントさんに仕切られ、12インチの前に誘導されます。

テレビは1台ずつ仕切られ、床に立ち位置が3箇所ほど指定されていて、ここに誘導されます。
自分の時は運良く1人だったので、3つの立ち位置を移動しながら、グラスレス12インチを
見てみたのですが・・・

うーん・・・立体に見えない(汗)
前後に移動したり場所を変えてみたのですが、解像度がとても低くて、ドットの隙間が丸見えの
12インチが見えるだけ。ちなみに自分は少し乱視入ってます。

次にグラスレス20インチへ移動。これも同様に立ち位置まで指定されています。
お、これは立体に見えます。解像度もだいぶ高く感じます。

しかし、映像によっては縦線が9本ぐらい、画面全体に等間隔で並んで見えてしまい
何の縦線だかはわからないのですが、ちょっと気になる縦線でした。
どういう条件で縦線が出るかはわからないですが、これさえなくなれば
映像に集中できて、もう少し立体感を感じるようになるのかな?

最後に56インチの試作型を。解像感はかなりありましたが、またしても立体に見えませんでした。
一緒に行った友人に聞くと、すべてのサイズで立体を感じた事が出来たようなので
自分の見方とか視力とか、個人差があったのかもしれません。

最後に参考出展のノートPCで一部分だけ裸眼3Dになるディスプレイですが、これはちょっと(汗)
確かに立体に感じるのですが、立体部分の解像度が著しく低下していて、そこに懐かしの立体シール?が
無理矢理貼り付けられてるようで、自分にとっては、かなり違和感を感じました。

立体だけど、部分的に液晶壊れたよ!と思えなくもない(笑)
そのぐらい荒い映像になります。

自分の場合は、眼鏡の上に3D眼鏡をかける必要があるので、二重眼鏡は快適とは思えません。
しかし、裸眼といえど、立ち位置を調整したり、立体に個人差があるのは、商品として
どうなんだと思います。

テレビなんて、もっとも気楽に楽しみたい娯楽だと思います。
12インチや20インチなら、置き場所も見る姿勢もより気ままに楽しみたくなる
サイズだと思うんですよね。

でも裸眼で3Dを楽しむには、見る場所を調整しないといけない。
確かに眼鏡の呪縛からは解き放されていますが、トレードオフする内容が
眼鏡より大きいのでは?と感じました。

3D眼鏡も姿勢や視聴場所の規制はありますが、眼鏡を掛けた瞬間から3D世界に入れますからね。
本当に手軽に3Dを楽しめるのはどっちだ?と思ってしまいます。

ただ、今の3Dは大画面液晶とか映画館とか多人数を想定しています。
グラスレスのように12インチとか小型のテレビで個人用の3D空間を提供するのは
ありかなと思います。特に3D VAIOの立体感がすさまじかったので、PCなどでの
個人用立体の提供はどんどんして欲しいです。

あと、シャープのモバイル用裸眼3Dはグラスレスと比較にならんほど、立体に見える範囲の
自由度が高かった気がします。デジカメで立体撮影できる機種はすでに存在してるので
デジカメの背面液晶は裸眼3D化が進んで欲しいなと思いました。

今は3Dで撮影できても立体感の確認が3Dテレビがないと確認出来ない状態なので(汗)
撮影後にすぐ確認できないと、どう撮影すれば立体に見えるか試行錯誤できませんし(汗)

話がそれてしまいましたが、グラスレス3Dはもうすぐ発売されますが、その前に
店頭で設置して、いろいろな意見を吸収すべきだと思います。
今回のイベントで見たバージョンが、商品版手前のバージョンだとは思いますが
発売までにどのくらい立体感が向上し、規制が緩和できるか見守りたいと思います。


◆パナソニック

パナソニックはブースに入るだけでも並ばせられて、チケットをチェックされるという
厳格さ、というか面倒臭さ(汗)
ブースを3Dメガネで見て欲しいと言うことで、全員に3Dメガネを渡してるので、こういう
お粗末なことになっています(汗)

閉園間近だとさすがに並ぶ人も少なくて、メインステージでのイベントを見て
ブースの中に入りました。
_DSC6545.JPG


VIERAが良いのか映像リソースが良いのかわかりませんが、パナソニックの映像は
飛び出し立体を多用していて、それが効果的だと感じました。飛び出しが多いと
精神的な負担になるようで、そこまで多用してはいないのですが。

3Dビデオカメラと3Dレンズ+GH2に興味があったのですが、3Dビデオカメラは
やっぱりデカイですね・・・でも、ハンディカムでも出して欲しい(笑)
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GH2の3Dレンズですが、当然、ズームとかはなく、フォーカス合わせもなく
撮るだけでした。なるほど、3Dレンズはとりあえず作ってみました感が強いですね。
これなら画質の設定やズームも出来て、レンズ関係なしの3Dスイングパノラマの方が
自由度は高いかも?

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将来的には3Dアダプターみたいなのをかまして、どのレンズも3D対応!
・・・てのは、無理そうですね(汗)
でも、今後の3Dレンズに期待!

最後にフルCGのサイボーグ009のリメイク映画を作成しているようです。
009のモデルの出来はイマイチでしたが(笑)、マフラーが飛び出してヒラヒラしてるのは
なかなか良かったですよ(笑)

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どんな映画になるか楽しみ!

というわけで、長くなりましたが、CEATEC2010レポートはコレで終了です。
今まで業者向けだと感じてたショーですが、今回はちょっと楽しめました。
ゲームショーもこのぐらい見て触れればいいのにな・・・
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コメント 4

店員佐藤

楽しみにしていた東芝編をやっと読めました。なるほど
個人差がありそうですね。私は3つとも立体に見えました。

しかし、いつか、ミッキーさんの3Dアンテナくらい自然な立体映像が
楽しめる時代がくるでしょうか? 5年先ではやっぱり無理かなぁ。
by 店員佐藤 (2010-10-19 08:19) 

kozy

◆店員佐藤さんへ

遅れてすいませんでした(汗)
あと気になるのが疲労度ですね。何時間ぐらい視聴できるか。これはショーではわかりませんからね。

話によるとニンテンドー3DSは、立体感と疲労度の個人差がかなりあると聞いたので。

でも、これは3D全般に言えることかも知れませんね。
by kozy (2010-10-19 09:42) 

Virgo

009がとても押井監督とは思えない、無理して行かなくて良かったです。それが分かってとても良かった事に、謝謝。
by Virgo (2010-10-21 01:59) 

kozy

◆Virgoさんへ

押井監督なんですか!なら、ちょっと期待しても良いんですかね?(笑)

by kozy (2010-10-22 11:15) 

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