映画「SP　野望編」：ZERO SPIRITS：SSブログ

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映画「SP　野望編」　[映画] [編集]

土曜深夜枠ドラマで「ライヤーゲーム」に続いて映画化となった
「SP　野望編」を早速見てきました。

ハリウッド映画だと銃ぶっ放したり、爆発したり、血が飛びまくったり
とにかく絵的に派手なアクションになってしまいますが、SPは
絵的な派手さは多少ありますが、岡田君や真木よう子のリアルなアクションが
魅力的なドラマだと思います。

ハリウッドだと、現実とかけ離れるので、映画として見てしまうのですが
SPだと実際は知りませんが護身術というか実在のSPが本当に使いそうな
絞め技や警棒などのアクションを使い、しかもスタントなしの迫真の
アクションなので、リアルっぷりは半端ありません。

演技というか、本当に戦っているかのような息の詰まるアクション。
ドラマ「SP」の好きなところはこのリアルさですかね。

映画の「SP」もそのリアルさは半端なく、オープニングの20分間は
息ができないぐらい見入ってしまいます。
てか、この映画の魅力とコストのすべてが最初の20分に凝縮されてます(笑)

ドラマだと岡田君が9割方で、真木よう子がちょこっとアクションに
挑んでいたのですが、今回は他のメンバーもしっかりアクションしていて
さらにリアル感は向上。
とくにお笑い担当？の松尾さんまで、体型を活かした怪力アクションを
初披露したり、ちゃんとSPとして鍛えてるんだと感心します(笑)

しかし、最初から二部構成として撮影されてるので、バランス感というか
コストの掛け方がメリハリありすぎで、オープニングでものすごい期待を
以て続きを見てしまうのですが・・・最後のアクションシーンとかは
もう少し頑張って欲しかったかも？

ドラマで占拠された病院を救出する話があるのですが、これはアクションも
良かったし、頭を使って科学的な手段で敵を倒すなど、敵との戦い方が
バリエーション豊かだったんですよね(笑)

映画は、各キャストの迫真の演技にスポットを当てすぎで
戦い方のバリエーションが乏しかったかも？

それでも、やはり常にどこから敵が出てくるか？とか緊張感はかなりのもので
飽きることなく最後までドキドキしながら楽しめたのも事実。

ぶっちゃけ中途半端な終わり方ではあるのですが、次回予告がまた異様に
盛り上げてくれて、早く続きが見たい！！！！と言う気持ちで満たされ
結果、満足して終わってくれます(笑)

ドラマ版「SP」を見てない人でも、映画版でフォローする映像がたくさん
流れますが、映画版を見る前にドラマ版を見る事をおすすめします。

特にフジテレビお得意の特別版（と言いつつ総集編）がおすすめ。
全話の美味しい部分をコンパクトにまとめつつ、新規部分も追加され
映画版はその新規部分の続きとなっていますので。

ハリウッド映画にはないリアルなカッコ良さ、邦画でもここまで
いけるんだ感を味わいたい人にはおすすめです。