Tweet
七ヶ浜ボランティア2日目レポート [旅行]
すでに帰宅しているのですが、七ヶ浜ボランティア2日目最終日の
ボランティアレポートです。
その前に宿泊したホテルのレポートでも。
グリーグリーンというホテルで、少し古い感じで修学旅行で使われそうな大きめの
ホテルでした。
17階建てなのでさぞかし部屋数もたくさんあるだろうと思ったのですが、4人の相部屋で(汗)
事前にもしかしたら相部屋になるかお、といったあやふやの情報しかなかったので
少し驚きましたが・・・ま、修学旅行みたいだし、ちょっと懐かしい感じも。
でも、初対面の人と相部屋って初めてだなぁ。
2日目は5時半に起きて朝風呂って6時に朝食。
7時15分には出発予定だったのですが、30人もいて3人しか時間を守らないという(汗)
今回のツアーは出発時にトラブルなぁ・・・(汗)
◆2日目、ボランティアの数は200人?
ホテルからボラアンティアセンターまでバスで1時間ぐらいで到着。
今日はセンターの中が片付けられて広々としていて、さらに多くのボランティアが
集まってました。昨日は300人と書いてしまいましたが、150人の間違いでした(汗)
今日は200人ぐらいはいたような気がします。
今日は運営スタッフの人も増えていました。昨日お休みのスタッフが多かっただけ?
たくさんのボランティアが来て、昨日みたいにマッチングでグズるかと心配でしたが
今日来た学生さんの団体は公民館清掃とか、あらかじめ仕事を決めて来ている団体が多く
スムーズにマッチングが進みました。
さらに今日は浜の大掃除という大イベントがあったため、ほとんどの人がそれに
割り当てられました。しかもリーダーまで選定されていて、グループ分けも
ささっとスマートに。今日は良い感じで進んでいます(笑)
瓦礫掃除ということで、軽装備で来た我々は、長靴と軍手の強力版をレンタルして
臨みました。
◆小豆浜海岸
マイクロバスで目的地の小豆浜海岸に向かいます。まずは画像を見てもらいましょう。
どうして、こんな巨大なコンテナが(汗)
昨日の道路に船も驚きですが、この光景も現実として受け止められないです(汗)
でも、今日の瓦礫撤去は、浜辺ではなく公園です。
ま、ご覧の通り、公園に見えません。公園になぜ民家が?(汗)
どこにあった家だかわかりませんが、浜辺がすぐ近くと言うことで想像を絶する
津波に襲われたんでしょうね。
この瓦礫を10人1グループに分かれ、8グループで瓦礫掃除に当たりました。
◆瓦礫掃除に必要な物
シャベルとか鍬も借りたのですが、瓦礫掃除にはこの手の道具があると
細かい瓦礫や雑草などが集めやすく、作業効率が飛躍的にアップします。
長靴は、濡れた場所ではなかったのですが、釘とか危険物がある可能性があるので
やはり長靴のほうが安全かなと思います。
あとはゴーグルがあったほうがいいですね。瓦礫を集める時にどうしても埃が舞うので
手で瓦礫を拾う時に目に入りやすいです。もちろん、マスクも。
あとは土嚢袋。瓦礫以外に雑草などのゴミが多く流されてるのですが、雑草とかは
袋にしまって処理をしないと風で飛ばされたりで、逆に汚れてしまいます。
なので、土嚢袋に詰めて処理した方がいいみたいです。
最後にカッターなどの刃物ですね。これは家屋の瓦礫だと電源ケーブルなどが
絡まって、思うように瓦礫を拾うことが出来ません。しかもケーブルって
相当に強くて、スコップで切断するのは無理です。なのでケーブルカッターのような
強力な刃物も必須です。
◆気持ちが1つの時に発生する超エネルギー
この画像の左に、流された屋根が出てますが、津波に飲まれても屋根の形はまだ
原型をとどめていて、容易に屋根を分解して撤去できないんですよね。
しかし、1つだけ屋根の分解に成功して、このように綺麗にできました。
ボランティアなので、参加者全員がやる気満々で参加してるので、人海戦術も
異常なほどのエネルギーが発揮され、2時間弱の作業で、ここまでの瓦礫を
集めることが出来たんですよ。
グループ分けはしましたが、細かい作業分担などはしてません。しかし、
みんなの気持ちが1つなので、自然に分業が進み、めちゃくちゃ効率が
良いんですよね。ベクトルをまとめることって、ホントに大事だなと実感しました。
しかし、民家なので写真集や年賀状など様々なモノが見つかり、安否はわかりませんが
切ない気持ちになります。年賀状には娘が生まれたばかりなどの報告が書いてあって・・・
そうそう、津波で運ばれた魚がカラカラに乾いた状態で瓦礫から見つかりましたね。
というわけで、12時半になり、昼休憩で一端引き上げたのですが、うちらは
帰路につかないといけない時間で、昼飯を食べて本日のボランティア活動は終了と
なりました。午後も活動できれば、もっと綺麗に出来たのに・・・ちと残念。
今日の炊き出しは豚汁でした。お代わりしたくなりましたが我慢(汗)
13時半から15時半までが午後のボランティア活動時間になるのですが
自分らは14時半ぐらいに帰路につきました。帰りは渋滞で、2時間半の遅れで
21時半ぐらいに池袋に到着しました。
今回、ボランティア未経験の自分が何が出来るのか?と不安でしたが
実際に足を運ぶと出来ることもあるし、生で見ないとわからない現実がたくさんあることを
知りました。悩んだら両方・・・ではなく、行ってみるのも大事なんだなと。
ただ、無理に行く必要はないと思いますが。
自分は、今回このボランティアプラットフォームで、このツアーを発見したので
自力で行くのはキツイけど、ツアーとかなら行ってみたいと思う人は
チェックしてみてはいかがでしょう?
↓
http://b.volunteer-platform.org/
すでに帰宅していますが、避難所の話など聞いたことや思ったことを引き続き
レポートしたいと思います。
ボランティアレポートです。
その前に宿泊したホテルのレポートでも。
グリーグリーンというホテルで、少し古い感じで修学旅行で使われそうな大きめの
ホテルでした。
17階建てなのでさぞかし部屋数もたくさんあるだろうと思ったのですが、4人の相部屋で(汗)
事前にもしかしたら相部屋になるかお、といったあやふやの情報しかなかったので
少し驚きましたが・・・ま、修学旅行みたいだし、ちょっと懐かしい感じも。
でも、初対面の人と相部屋って初めてだなぁ。
2日目は5時半に起きて朝風呂って6時に朝食。
7時15分には出発予定だったのですが、30人もいて3人しか時間を守らないという(汗)
今回のツアーは出発時にトラブルなぁ・・・(汗)
◆2日目、ボランティアの数は200人?
ホテルからボラアンティアセンターまでバスで1時間ぐらいで到着。
今日はセンターの中が片付けられて広々としていて、さらに多くのボランティアが
集まってました。昨日は300人と書いてしまいましたが、150人の間違いでした(汗)
今日は200人ぐらいはいたような気がします。
今日は運営スタッフの人も増えていました。昨日お休みのスタッフが多かっただけ?
たくさんのボランティアが来て、昨日みたいにマッチングでグズるかと心配でしたが
今日来た学生さんの団体は公民館清掃とか、あらかじめ仕事を決めて来ている団体が多く
スムーズにマッチングが進みました。
さらに今日は浜の大掃除という大イベントがあったため、ほとんどの人がそれに
割り当てられました。しかもリーダーまで選定されていて、グループ分けも
ささっとスマートに。今日は良い感じで進んでいます(笑)
瓦礫掃除ということで、軽装備で来た我々は、長靴と軍手の強力版をレンタルして
臨みました。
◆小豆浜海岸
マイクロバスで目的地の小豆浜海岸に向かいます。まずは画像を見てもらいましょう。
どうして、こんな巨大なコンテナが(汗)
昨日の道路に船も驚きですが、この光景も現実として受け止められないです(汗)
でも、今日の瓦礫撤去は、浜辺ではなく公園です。
ま、ご覧の通り、公園に見えません。公園になぜ民家が?(汗)
どこにあった家だかわかりませんが、浜辺がすぐ近くと言うことで想像を絶する
津波に襲われたんでしょうね。
この瓦礫を10人1グループに分かれ、8グループで瓦礫掃除に当たりました。
◆瓦礫掃除に必要な物
シャベルとか鍬も借りたのですが、瓦礫掃除にはこの手の道具があると
細かい瓦礫や雑草などが集めやすく、作業効率が飛躍的にアップします。
長靴は、濡れた場所ではなかったのですが、釘とか危険物がある可能性があるので
やはり長靴のほうが安全かなと思います。
あとはゴーグルがあったほうがいいですね。瓦礫を集める時にどうしても埃が舞うので
手で瓦礫を拾う時に目に入りやすいです。もちろん、マスクも。
あとは土嚢袋。瓦礫以外に雑草などのゴミが多く流されてるのですが、雑草とかは
袋にしまって処理をしないと風で飛ばされたりで、逆に汚れてしまいます。
なので、土嚢袋に詰めて処理した方がいいみたいです。
最後にカッターなどの刃物ですね。これは家屋の瓦礫だと電源ケーブルなどが
絡まって、思うように瓦礫を拾うことが出来ません。しかもケーブルって
相当に強くて、スコップで切断するのは無理です。なのでケーブルカッターのような
強力な刃物も必須です。
◆気持ちが1つの時に発生する超エネルギー
この画像の左に、流された屋根が出てますが、津波に飲まれても屋根の形はまだ
原型をとどめていて、容易に屋根を分解して撤去できないんですよね。
しかし、1つだけ屋根の分解に成功して、このように綺麗にできました。
ボランティアなので、参加者全員がやる気満々で参加してるので、人海戦術も
異常なほどのエネルギーが発揮され、2時間弱の作業で、ここまでの瓦礫を
集めることが出来たんですよ。
グループ分けはしましたが、細かい作業分担などはしてません。しかし、
みんなの気持ちが1つなので、自然に分業が進み、めちゃくちゃ効率が
良いんですよね。ベクトルをまとめることって、ホントに大事だなと実感しました。
しかし、民家なので写真集や年賀状など様々なモノが見つかり、安否はわかりませんが
切ない気持ちになります。年賀状には娘が生まれたばかりなどの報告が書いてあって・・・
そうそう、津波で運ばれた魚がカラカラに乾いた状態で瓦礫から見つかりましたね。
というわけで、12時半になり、昼休憩で一端引き上げたのですが、うちらは
帰路につかないといけない時間で、昼飯を食べて本日のボランティア活動は終了と
なりました。午後も活動できれば、もっと綺麗に出来たのに・・・ちと残念。
今日の炊き出しは豚汁でした。お代わりしたくなりましたが我慢(汗)
13時半から15時半までが午後のボランティア活動時間になるのですが
自分らは14時半ぐらいに帰路につきました。帰りは渋滞で、2時間半の遅れで
21時半ぐらいに池袋に到着しました。
今回、ボランティア未経験の自分が何が出来るのか?と不安でしたが
実際に足を運ぶと出来ることもあるし、生で見ないとわからない現実がたくさんあることを
知りました。悩んだら両方・・・ではなく、行ってみるのも大事なんだなと。
ただ、無理に行く必要はないと思いますが。
自分は、今回このボランティアプラットフォームで、このツアーを発見したので
自力で行くのはキツイけど、ツアーとかなら行ってみたいと思う人は
チェックしてみてはいかがでしょう?
↓
http://b.volunteer-platform.org/
すでに帰宅していますが、避難所の話など聞いたことや思ったことを引き続き
レポートしたいと思います。
ボランティアプラットフォームですが、GW終わりで
ボランティアセンターさんもあまり募集をかけていないん
ですかね? 今見ると、なかなか参加できそうなものが
見つけられません。
その中からこうして参加してしまう勇気があるところがさすがです。
by 店員佐藤 (2011-05-06 14:44)
◆店員佐藤さんへ
自分はツイッターでこのサイトを知ったのですが、その時にたまたま募集を見つけられた感じです。
GW直前だったので、募集も多かったのかも知れません。
by kozy (2011-05-07 07:36)
こんばんは。
初めまして。
私も同じ日にめもり~旅行のボランティアツアーに参加した梅田と申します。当日の最年少(19歳)参加者です。
その節はお世話になりました。
その後、9月中旬にも参加しまして4ヶ月間でも結構復興が進んだなと感じました。重機で活動できるような大きな瓦礫はほとんどなく、重機で取れない細かい瓦礫の撤去作業を2日間とも行いました。
他の地域よりは復興が進んでいるように思えました。
私はその後の経過に興味があり、また2月頃に参加する予定でおります。
by umeda (2012-01-11 19:04)
◆umedaさんへ
コメントありがとうございます!初めまして!というよりご無沙汰してます、のほうが正しいでしょうか?(笑)
こちらこそお世話になりました。自分が行った大槌町はボランティア活動も終了したみたいですが、七ヶ浜はまだまだなんですかね?
確かにその後の経過は興味あるので、今後も行きたいと思ってます。しかし、ボランティアでなく、違う形で行っても良いのかな?とも思っています。
2月はかなり寒いと思いますが、活動頑張ってください!!
by kozy (2012-01-15 12:19)