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大槌町ボランティアレポート初日 [旅行]

ボランティア活動第2弾!今回は、非営利団体のツアーで、岩手県大槌町に
来ています。今回はほとんど撮影が出来なくて、画像は途中で寄った
道の駅の風車です(笑)
DSC02280.JPG

今回の日程は
・5月4日 21時 東京駅集合。深夜バスで車中泊。
・5月5日 10~15時 ボランティア活動
・5月6日 10~15時 ボランティア活動 車中泊
・5月7日 6時頃 東京駅着

といった感じで車中泊2泊といった感じです。

今回は、写真が撮れてないのと、前回と同様な内容なので簡潔に
レポートしたいと思います。


◆大槌町の状況

海から近いという事で、津波の被害は壮絶でした。
瓦礫はとりあえずまとめて歩けるようにはした、といった程度で、ものすごい瓦礫の量。
自衛隊がまだ活動中で、重機による撤去作業が続いていて、さらに許可がないと
進入できないエリアがあるなど、七ヶ浜に比べると、復旧作業が大きく遅れているように
感じました。

瓦礫の中にマンションが残ってるなぁ、とよく見てみると、3階までは壊滅状態で
中身がくり抜かれているという壮絶な状態(汗)

大きな工場が半分もぎ取られていたり、線路がねじれて、途中からなくなっているなど
生々しく大きな傷跡がまだまだ残っていました。


◆活動内容

そんな中、何が出来るんだろうと思ったのですが、今回は非営利団体が
ボランティアセンターと話をつけていて、現地到着後、すぐにグループ分けされて
スムーズに活動に移行できました。

前回のツアーは軽装備で、大丈夫だ、問題ないと言われたのですが、今回は
前もって重装備で来るように言われたので、事前にこんな感じで長靴など用意。

着替えするところもないという事で、東京駅にすでに活動できる服装で
行ったぐらいなので、すぐ活動に移行できました。

今回の活動内容は、個人宅の庭の泥掃除。

庭に津波が運んできた泥をかき出す作業です。ヘドロは放置すると
異臭などが発生して、衛生上良くないですからね。

というわけで、1グループ10人程度の分かれて、掃除開始。

・・・しかし、一見して泥の区別が付きません(汗)
確かに臭いはするのですが、泥なのか土なのか区別か付きにくく。

正確に言うと、表面は泥なのですが、どこまでが泥なのか
わからなかったので、どこまで張り出せばいいのかわかりらずで(汗)

泥は掘り起こすと、せんべいみたいにペリっとはがれるので、
それで区別できるのですが、まぁ、よくわからなかったので
ちょっと深めに掘って、泥をかきだしました。

それほど広い庭ではないのですが、中腰での作業はちょっと疲れましたね(汗)
瓦礫撤去より疲れたかも?泥は土嚢に詰めて処分しました。作業の流れ的には
前回の瓦礫作業とだいたい同じ。

泥が完全に掘り起こせたら、最後に石灰をまいて消毒。
これで作業終了です。午前と午後の作業時間をフルに使って、何とか庭掃除を
終了する事が出来ました。

掃除した家の1階はすでに浸水で壊滅状態で、2.5mもの高さの波が
進入してきたようで、部屋の壁にくっきり跡が残ってました。
しかも、その波は海の方向からきたのではなく、海の反対方向から来たようで
川が氾濫して発生した波だったようです。

話を戻しますと、泥かきは、汚れるし、手に臭いが残るし、中腰で疲れるし
ゴーグルで目を守らないといけないしで、なかなかハードでした(汗)
しかし、リーダーの運営が素晴らしく、適度な休憩を入れてくれたり
泥のかき出し方を教えてくれたりと、非常に助かりました。

初心者だけだったら、どうなっただろう?と思うのですが、前回も
書きましたが、心が繋がってるので異常なエネルギーが発生するので
何とか乗り越えられると思います(笑)

というわけで、明日もたぶん泥かきなんだろうな・・・
手が疲れてるので、そろそろこの辺で、続きは明日は書けそうににないので
明後日になると思います。




タグ:大槌町
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かもめの玉子

大槌出身者です。
幸いに私の実家は高台にあり無事だった為、連休に帰省して来ました。
ボランティアの方、自衛隊の方々は、皆さんとても優しく接して下さるそうで地元住民はとても感謝しているようです。
私が行った時にも、大きなヒョウが降りましたが、そんな中でも交通整理をして下さっている方々や、瓦礫撤去をして下さっている方に頭が下がります。

重いヘドロは重労働だったと思います。
本当にありがとうございます。感謝します。
何年か先、キレイに戻った大槌にも是非来て頂きたいです。

by かもめの玉子 (2011-05-06 11:10) 

店員佐藤

まさかのボランティア2回目出発。。。
行動力ありますねぇ。

きっと、こういう経験がkozyさんの財産に
なっていくんでしょうね。
by 店員佐藤 (2011-05-06 14:47) 

kozy

◆かもめの玉子さんへ

コメントありがとうございます。

自分が行った前日にヒョウが降ったみたいで、その日のボランティア活動も半日で中止になって、残念だったと言ってました。

大槌周辺は住宅や店の密度が高く、瓦礫の数も相当な物で、線路もあり得ない状態になっていて、長い道のりになるなと思いました。
こういうのは報道だけではわからないし、実際に現地に訪れることで災害の規模を体感できて、今後も微力ながらやれることをやっていかなければと強く感じました。

復興とは関係なく、また行けたらと思っています。
by kozy (2011-05-07 07:43) 

kozy

◆店員佐藤さんへ

このツアーは前回よりハードになるのが装備品から想像できたので、最初はちょっと悩みました。ツアー募集を見てすぐに申し込まず、ちょっと考えて翌日に申し込んだ気がします。

今回の経験を今後に活かさなければいけませんね・・・(汗)
by kozy (2011-05-07 07:47) 

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