PENTAX Q ナノ一眼を体感

銀座のVAIO Zイベントが終わった後、新宿に戻って、高島屋の入り口で開催されていたペンタックスQの体感イベントに行ってきました。

こちらは発売前のペンタックスQが置いてあって、自由に触ってOKといったイベント。奥に行けば、スタッフとマンツーマンで話ながら体験できる対談コーナー？もあり、そこでレンズ交換も試せました。

とりあえず触ってみた感想でも・・・

◆外見

とにかく小さいですね。現在発売されているコンパクトデジカメと比較しても小さいと感じるボディサイズですね。質感もしっかりしていて、高級感のあるボディ。

しかし・・・

ボディが小さいのにダイヤルやボタンがいっぱい付いていて、正直に言うと、電源ボタンがどこにあるかわかりませんでした(汗)
や、電源ボタンが上面にあって「ON/OFF」の文字も確認は出来ているのですが、肝心のボタンがわからなかったんです。これはシャッターボタンだとわかっていながらも、シャッターボタンを押してみたりして(汗)

電源ボタンに色もなく、ただの黒いボタンだったせいもあり気がつかなかったです(汗)

商品説明コーナーなるものがあって、会場の奥で係員付きでQを1人でじっくり触れるコーナーがあったのですが、そこですべてのレンズを触らしてもらったのですが、とにかく小さくておもちゃみたいですね。がちゃがちゃのカプセルの中に入るんじゃないかと思えるぐらい小さい(笑)
高級レンズとユニークレンズの2種類に分かれるのですが、ユニークレンズに関しては本当に小さくカプセルに入りますよ(笑)


◆触ってみて

まだ発売までに1ヶ月以上あるという事で、若干不安定なところがありました。AFがなかなか定まらなかったり、撮影した瞬間にハングしてしまったり。特にスマートエフェクトを使って撮影したときに落ちてしまう確率が高かったですね(汗)

UIに関してはお馴染みのペンタックスUIで、自分が使ったK-5と見た目もほぼ同じでした。なので、とても豊富なエフェクトやカスタムイメージが並ぶので、初めてペンタックスのカメラを触る人は、とまどいを感じるかも知れません。

そして、それらのエフェクトをボディ前面のクイックダイヤルに4種まで設定できるのですが、これがまた便利そうでちょっと残念な感じでした。クイックダイヤルには、スマートエフェクトやデジタルフィルターなどから4種類まで設定できるのですが、混同して設定することができません。スマートエフェクトを1つでもクイックダイヤルに設定したら、残りの３つもスマートエフェクトからしか設定できません。

しかも、クイックダイヤルの設定画面はとても小さなアイコンで設定しなければならず、文字での説明がないので、どのエフェクトなのか非常にわかりにくい(汗)

そして、トドメはクイックダイヤルを変更しても、何のモードの切り替わったか背面液晶にモード名すら表示されません(汗)。コレはさすがに・・・(汗)

と、マイナス面を書いてしまいましたが質感は高級感あるし、小さい割に中身はエフェクト満載で遊び心に満ちたペンタックスカメラ。最近流行の小型交換レンズがカメラが、初心者に媚びていてもっといじり甲斐のあるカメラを望んでいた人には良いかもです。

最後に気になるのはやはり画質と値段ですね。ライバル機と比べると、値段が高め。そして、レンズもセンサーもかなり小さいので画質はどうなるのか気になります。

あ、センサーが結構前に出ていて、レンズ交換の時にゴミが入りやすそうだなと感じました。

というわけで、Qはまたレポートしたいと思います。

タグ：PENTAX Q K-5