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カシオ EXILIM ZR200開発者セミナーレポート [みんぽす]

久しぶりにカシオのデジカメの開発者セミナーに参加してきました。EXILIM EX-FC100以来となりますので2年ぶりになるようです(汗)。というわけで、カシオ×みんぽすのEXILIM EX-ZR200セミナーのレポートでも。
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今回は日暮里のホテルに集合してセミナーが行われました。いつもなら初台にあるカシオ社に集合するのに、今回はいつもと違う展開になりそうな予感・・・

まず最初はカシオの開発スタッフから、今回の主役であるEXILIM ZR200の説明がありました。カシオのデジカメって、高速連写のイメージが強いですが、今回はそれをベースにしてもっと違った魅力を打ち出しています。

フルオートで高画質が撮影できたり、背景ぼかし、HDRなど、今時のデジカメのトレンドは網羅しつつ、コンパクトデジカメにしかできないことを追求したようです。カメラというよりAmaging Gearという発想の元、キレイで楽しく撮影できるものを目指したようです。
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何を楽しくするのかというと、まずはシャッターを押すこと。「快速シャッター」でAFも早く、撮影感覚も高速。基本的なシャッターを押すことから高速で気持ちよくなっているようです。
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次にHDRアート。絶妙なカラーバランスで日常を別世界に変えてくれる楽しい機能です。これを使えば、何の特徴もない景色もアートに早変わり!?(笑)。どんな絵が生まれるかわからないので、これは試したくなりますよね。
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他にもいろいろZR200の魅力はあるのですが、やはりカシオのデジカメは「スピード」が軸になってると感じました。スピードを生かした新しく楽しい提案がZR200で感じられ、従来のカシオのデジカメと流れが変わったなぁと感じましたが、根底に流れるものは従来通り「スピード」技術なので、正当進化なのかもしれません。

今回はカシオスタッフ以外に写真家の小城崇史先生が参加され、街撮りのコツを伝授してくれました。
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日常を切り取るって、ホントに楽しんですよね。以前、都電の撮影で自分の知らない都電との日常を切り取れた時、新鮮で楽しかったんですよね。自分の世界が広がったような(笑)
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なので、そんな素晴らしい日常を撮るべく動いて積極的に撮ることが大事で。でも、街なのでいろいろな人の生活を守ることも必要。撮る前に撮影しても良いのか判断することも大事。「さりげなく撮りましょう」は意外と大事だなというか、コンデジの強みだなと思いました。
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最近は一眼しか使ってないので、どうしてもレンズの突起が目立つんですよね。これって人によっては向けられるとちょっと抵抗感じる人がいるかもしれませんが、デジカメならものが小さく突起もないので、さりげなく撮影できますよね。久しぶりにデジカメを使って、良さを再認識した感じです。

では、小城崇史先生のアドバイスを元に早速街に出かけました!いつものセミナーなら室内の撮影で終わるので、コンデジのような持ち歩いてなんぼの商品だと、しっかり使用感を試すことが出来ますよね。今回のセミナーは素晴らしい企画ですよ(笑)


◆ZR200使用感

では、実際に街に出てZR200で撮影体験してきたので、軽くレポートしたいと思います。今回の舞台は谷中銀座です。

ZR200の外観に関してですが、最近のデジカメの中では少し大きめ?というか太め。でも軽いのとグリップがしっかりしているので握りやすいです。気になったのが電源ボタンでしょうか。地味で目立たないので、電源を入れたい時にボタンを探してしまうことがしばしば。さらに隣にHSボタンがあるので押し間違いも何度かありました。HSボタンに関しては存在意義があるのかどうかから検討して欲しいです。
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でも、コンパクトデジカメはコンパクトですね(笑)。久しぶりにコンデジを使ったのですが、軽くて小さいのでさっと取り出せるし、NEX-5もかなりコンパクトですが、ここまでの機動力はないですし、なんと言ってもレンズの威圧感はないですからね。町中でさくっと撮るには、最近のレンズ交換式のカメラより、コンデジが向いてるのかな?と再認識。

で、実際にZR200で谷中銀座を撮影散歩したのですが・・・まず、広角が気持ちいいです。コンパクトなボディで12.5倍ズームも便利ですが、24mmの広角も気持ちいいです。空の広さを活かしつつ街を撮るなど、広大でちょっと気持ちいい構図が取れるので、景色を撮る人が多い人にはオススメです。

次はやはりHDRアートですね。これの良いところは景色でも人でも何を撮っても楽しく変化するところ。これはノーマル撮影。
CIMG5761.JPG HDRアートで撮るとこんな感じで変化。かわいかった猫も火事にあったのか、質感が強調され汚れた感じで、妙な迫力が出てますよね?(笑)
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これもHDRアートで猫画像に比べると、変化が少ない感じですが、遠景のぼけが良い感じにとろけて、独特なぼけ味が出てると思います。なので、HDRアートって、撮ってみないとわからない予測不可能な意外性が楽しいんですよね。ついついいろいろなシーンでどんな変化が起きるか試したくなるんです。
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で、まだオススメがあって、それはベストショットです。これはいろいろな撮影モードが選択できるモードなんです。まずはワイドショットを試してみました。カメラを縦向きに構えて、左右に動かすとこのとおり魚眼のワイドな画像が撮影できます。
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ちょっとコツをつかまないとギザギザな画像ができあがりますが、慣れると楽しんでしょうね。しゃがんであおり気味で撮ると、魚眼の効果が高まるかと思います。 ちなみに普通に撮った画像がこれ。HDRアートがかかってますが、どれだけワイドに撮れてるかわかると思います。
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あとオススメなのが夕日モードです。文字通り夕日を強調するモードですが、昼間でも夕日っぽく撮れて、簡単に味わいのある画像が撮影できます。
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夕日モードにすると、なぜかパンフォーカスになってしまい、背景用途が強いモードになってしまうのが残念ですが、でもお手軽に味わいのある景色が撮れるのは良い感じ。 さて、最後にセミナーの〆に提出した1枚でも。谷中銀座の日常生活をHDRアートで特殊な感じに切り出せたかな?と思ってます。一瞬写真のようで、よく見るとちょっとイラストテイストがあって、不思議な感じで楽しいですね。
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というわけで、ZR200で巧みにモード変更をして、様々な画像エフェクトが楽しめました。が、コンパクトデジカメなので、モード切替がもう少し回数減るか、スマートにならないものかと感じたのも事実。 それと今回試した各画像のモードは撮影後に画像処理の時間が入り、次から次へサクサク撮影とはいきません。時間がかかると一般ユーザーがモードを使わなくなり、ZR200の魅力を使わなくなってしまわないか、ちと心配になりました。 今回はZR200をレンタルすることが出来たので、しばらく使ってみて、今後もレポートしたいと思います。コンデジを使うのは久しぶりなので、かなり楽しみであります。次回に続きます。
このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
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