孤独のグルメ Season8 第7話 由比ガ浜のドイツ風サバの燻製とスペアリブ

久しぶりに孤独のグルメ聖地巡礼に行ってきました。Season8の第7話の舞台となった由比ガ浜のシーキャッスルです。

この日はとてもいい天気で海、青空、サーフィン。まるで夏のよう。

こんな冬で並もたいしてないのにサーファーはたくさんいるんですね。ちょっとびっくり。ちょっと早めに到着したので海岸で時間を潰してましたが、予約の12時になったのでお店に向かいました。

12時の開店時間だけど・・・お店は暗い。看板もCLOSEのまま。食べログで事前に情報を集めてみたのですが、挨拶しないと怒られるとか、食べ残しはとても怒られるとかいろいろと作法にうるさそうなお店の予感。しかもテレビでの放映でも、とてもとてもキャラが濃い・・・ではなく味のあるおばちゃんが出ていて、シリーズ史上最強のキャラ立ち(失礼)。これはとても緊張せざるを得ないのですが、時間がもったいないので凸することに。

お店には当然お客がいないので静まりかえっていて、緊張感が加速する(笑)。ぼくらは窓際の席に座ることになったのですが、おばちゃんがゆっくりゆっくり、ぼくらの席に近寄ってきます。そして、友達の背後に手を伸ばしながら歩いてきて、指の先からはもうフォースライトニングが出そうな感じで、一体何が起きるのか？？

おばちゃんが友達の肩をたたき、こっちの席に座りな、と。海が見えていい景色を楽しめるでしょ？と。友達はフォースライトニングで丸焦げになることはなく、絶景を手に入れたわけです。その後もいろいろと話しかけてくれて、暗黒面への勧誘・・・ではなくフレンドリーに接してくれました。おばちゃん、かわいい。けど、緊張感はなぜか継続(笑)。

というわけで、注文した料理が届きます。まずは本日のスープ。

日替わりのスープだそうで、運良くおそらくドラマと同じ味のスープに。特別な味ではなくいかにも家庭料理的な味。

そして、続々とメインの料理が運ばれてきます。ドラマでも再現されてましたが、ワゴンでガラガラと音を立てておばちゃんが運んできます。食べログではスペアリブはなかったという書き込みを見たのですが、メニューにしっかりスペアリブがありました。

スペアリブって店によっては薄くて堅くて切れない・・・と残念なケースがありますが、シーキャッスルのスペアリブはとても柔らかくておいしい。肉の脂身が見えるけども処理して抜いてあるよ、とおばちゃんが言ってました。


続いてはカレー風味のソーセージ。

漬物と一緒に食べてね、とおばちゃんのアドバイス。ソーセージを見ると、何も考えずにまずは一口食べちゃうでしょ？まずは単体で肉を楽しみたく一口。そしてザワークラウトと一緒に食べる。どんな食べ方をしてもソーセージはうまい(結論)

次はサバの燻製。

画像だとハンバーグに燃えますが、サバの燻製です。サバの脂とカリカリのポテトのハーモニーがなかなかおいしく。ドイツ料理はおそらく初体験ですが、食材や見た目は和食と似ていても、多少差があるんだなと思いました。

すべて食べ終わった後にアップルパイを追加注文しようとしたのですが、おばちゃんがミートボールを薦めてきました。番組でも久住さんが食べていて、注文したかったのですが、ミートボールの下には当然のようにマッシュポテトがあって、これ以上のポテトはさすがにヤバイということで、アップルパイとコーヒーだけを注文しました。ここでミートボールを注文していたら、真の「ラストオーダー」により、新しいシスの時代が到来してたかもしれません(ぉ)。

そしてアップルパイ到着。

ボクはお店でコーヒーを頼むことはないのですが、おばちゃんが砂糖とミルクを持ってきたよ、必要そうな顔してたよ、と言ってくれて、ボクの心がフォースリーディングされてました(笑)。砂糖（青のライトセーバー）とミルク（緑のライトセーバー）を混ぜてコーヒーを飲むことができました。これで銀河のバランスが保たれたわけです。

アップルパイは生地がしっかりしていて甘くておいしかったです。生クリームは甘すぎずちゃんとパイを引き立てる仕事をしっかりしてました。

お店もちょっと薄暗くて、独特な空気感が流れて緊張しっぱなしでしたが、おばちゃんがいろいろと話しかけてくれて、楽しい時間を過ごすことができました。料理の味だけでなく、お店の雰囲気やおばちゃんとのフレンドリーな会話、独特な体験が銀河の歴史に刻まれました。聖地巡礼はこういった体験が楽しいのでついつい巡礼しちゃうんですよね。今回もおいしく楽しいお店でありました。

シーキャッスルHP