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世界一遅いVAIO SX14 レビュー [VAIO]

世界一遅いVAIO SX14レビューです。4ヶ月ぐらい使用してのレビューとなりますが、スペック的な記事はたくさん出回っておりますので、使用感とか個人的なレビューとなります。

購入時に簡単な記事を書いてますが、改めて・・・

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◆購入のきっかけ

限定色の勝色が素晴らしかったので無理して購入した感じですが、限定色がなかったら買ってなかったかもしれません。
VAIO A12が欲しかったがタブレットなどの分離ギミックは微妙。分離してディスプレイをタブレットとして持ってみるとディスプレイが細長く持ちにくいのと、iPadとかと比較すると重い。合体してノートPCにすると、めっちゃ普通のノートPCとしてしっくり来て、2in1PCの必要性はないと悟りました(笑)。

VAIOというと過去に尖ったPCが多くリリースされ、それを期待してる人が多くて、自分もその1人でした。VAIO A12を見たときに久しぶりに尖ったVAIOらしさを見た気がしたのですが、実際に触ってみて、考えてみたのですが・・・オーソドックスなノートPCが一番便利かなと思った次第です。PCを使うと言うことはある程度まとまった作業量があるということですよね?ならばそれにふさわしいディスプレイサイズ、キーボードが最低限必要かなと思うわけです。

いやいや、小型のVAIO PみたいなミニPCでスマートに持ち歩きたいんじゃ!という人も多いかと思います。が、VAIO Pはキーボードはしっかりしているモノの、ディスプレイは小さいですし、小型故に非力です。PCを使う→まとまった作業をする→11~14インチの軽くて見やすいサイズが妥当なのかな?と個人的には思うわけです。

というわけで、外見は至ってオーソドックスなノートPCであるVAIO SX14を購入する決心が付いたわけです。(色はオーソドックスではないですが(笑))


◆デザイン

過去にVAIO10周年の限定モデルを購入したのですが、これもまたしびれました。今見てもデザインは素晴らしいです。当時のノートPCとして性能は悪くなかったと思います。VAIOといえば昔はバイオレット。それが復刻した10周年限定モデルはもう最高ですぐにポチりました(笑)。
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シリンダーデザインに緑の電源スイッチがもう本当に好きでした。
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そして、今回の株式会社VAIO設立5周年モデルの勝色。今までにないオリジナルティーだけでなく、今まで見たことがないような高級感。勝色も紫系の色ではありますが、過去になかった新しい色としてVAIO史上に残るのではないかと思えるほどの色味ですよね。

VAIOロゴが上品な金色なのも高級感が出ていいですよね。
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しかしですね、デザインが悪いわけではないのですが、ちょっと問題がありまして。パームレストの汚れが目立つんですよね・・・色味はかっこいいのですが、目立たない色というか、素材というか。次期モデルは改善して欲しいです。シルバーとかだと色的に目立たないのでしょうか?
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◆性能

性能に関しましては、13インチの4Kディスプレイ外は普通の性能のノートPCといった感じです。とはいえ最近のPCなので、SSDは当然で起動も速いし、アプリなどの起動も素早く特に問題ありません。ま、ノートPCなので3Dゲームとかは無理ですが、2Dのゲームなど比較的処理が軽いモノなら動くかと思います。ゲーミングPCではないので、VAIO SX14でゲームをしようと思う人はいないと思いますが。ちなみにFF14ベンチを起動しましたが1280×720の解像度で「快適」の評価でした。3Dの描画性能的にはPS3と同等の性能ぐらいはあるのかもしれません?

STEAMで2Dグラフィックのゲームを遊んでみましたが、処理落ちなく遊べるモノもありました。ものによっては4K解像度で遊ぶこともできました。ファンの回転が尋常じゃないぐらいに回ってましたが(笑)
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ゲームをするつもりはないので、VAIO SX14を主に現像マシンとして使っています。「Capture One 20」のソニーカメラのみに対応した無料版を使っているのですが推奨環境が8GB以上メモリ、10GB以上のHDD、2GB以上のグラフィックカードと言うことで、条件を満たしているのかよくわからんのですが、特に問題なく動作はしています。ただ、画像の読み込みや処理の反映にたまに処理負荷がかかることがありますので、大量にRAW画像を処理する場合などは向いてないかもしれません。しかし、ほぼストレスなく現像作業に使えると思います。

しかし、13インチで4Kの解像度はとても素晴らしく、撮影した画像を確認する時には高精細さに感動してしまいます。4K、いや高解像度は正義です。

あとは、バッテリー性能ですが・・・これはどうなんでしょうか?最近のPCの相場がわからないのですが。画面の輝度は100%のままでネットワークなしで現像を数枚、ブログの文章を書くといった軽い作業で3時間ぐらいでしょうか?十分な気もしますし、もう一声!と言う気もします。ちなみにいたわり充電で使ってるので、フル充電することはなく最大でも90%で使用しています。

最近はスタバ、コンビニなどで電源席がかなりあるので、ボクはACアダプターも持ち歩いてしまっています。さらにFREE Wi-Fiも普通にあるので、外でPCを使うのにとても便利な世界になってるなと思います。重さやサイズ感は重要ですが、バッテリーの持ちはもうそこまで気にしなくてもいいのかもしれません。



◆用途

PCをずっと買わなかった他の理由ですが、PCを買って何に使うか?とそれが見当たらなかったんですよね。とはいえ、普段の生活でPCがあったら絶対に便利なはずですが。ほぼPCレスな生活に慣れてしまったので、このままPCレスで大丈夫?むしろiPad Proとかのほうが幸せになれる?とまで思ってました。しかし、1つ忘れていたことがありまして・・・RAW画像の現像をすっかり忘れてまして。今までずっとJPEG撮って出しだったので、チャレンジしてみました。
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現像って面倒なのかな?と思ってたのですが、そんなことはなかったです。さらにSX14の4Kディスプレイで表示する画像はかなり高精細で画像を扱うのに相性ぴったり。ボクの撮影生活はSX14とともに再スタートした感じです。

というわけで、ボクのお出かけと言えば、ほぼ撮影がメインなのでVAIOも常に一緒に持ち歩いて、撮影が終わったら、スタバかコンビニに行って現像するといった生活になってしまい、休日はVAIOを持ち歩くようになりました。過去、たくさんのVAIOノートPCを買いましたが、ここまで持ち歩いたVAIOは初めてです。

あと、ACアダプターにUSB端子が付いてるので、スマホを充電するのにとても便利なんですよね。ただし、充電速度は遅いので、PD対応のモバイルバッテリーなどを検討しています。
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スマホが出て久しく、スマホに駆逐されたモノも多いですが、それでもスマホでは代用できないモノもあると改めて認識できて、VAIOの便利さを再確認できました。2019ベストバイです(笑)。とはいえ、ノートPCって誰にでもお勧めするようなモノでもないのですが、ボクのように、何に使うの?とかスマホで良くね?と思ってる人もちょいと立ち止まってノートPCを検討してみるのもいいかもしれません。ボクの休日ライフとカメラライフを変えてくれましたからね。

あとは動画編集がどこまでできるか・・・というのが最近では重要なのかもしれませんが自分は動画を扱わないので、よくわからんですが、本格的に動画編集するなら外部グラボがないので厳しいかと思います。


◆まとめ

まとめますと・・・

VAIO SX14に向いている用途

・PCを常に持ち歩きたい
・フルHD解像度なんて、もう古い
・WEB閲覧、動画を見る、文書作成、ブログ更新などの軽い作業
・RAW現像、画像編集


向いてない用途

・3Dゲーム
・動画編集


仕事や趣味で長文などの書類を作成する必要があるとか、2D画像の編集が多いと言った軽めの作業が必要な人にはオススメできます。やはり、普通のノートPCという結論ですが、今時、特殊な作業をする人は少ないと思いますし、重い作業をするならノートPCではなく、別のPCになるのかと思うので、VAIOといえど、これでいいんだ!と今は思います。

13インチサイズに14インチ4Kディスプレイ、ほぼ1kgの超軽量で薄い、さらにとてもかっこいい勝色。ぱっと見て、かっこいい!欲しい!と思えるのは、VAIOならではと思いますしね。

というわけで、再びVAIOに戻ってほんとに良かったです(笑)。




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