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SEL20F18Gレビュー [α7RIV撮影の旅]

アベノマスク、定額給付金、もういい加減全国民に行き渡ったかなと思います。

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当初は条件を満たした人にのみ配布される予定だった定額給付レンズSEL1635GMが配られることが発表されました。ボクは条件を満たしてないので、給付の対象外でしたが、これは仕方ないと諦めていました。しかし、すぐに変更され住民基本台帳に記録されている方にSEL20F18Gが配布されることが決まりました。コロナによってテレワークとなったものの、運良く仕事はできているのでとくに影響はなかったのですが、ソニー最新のレンズSEL20F18が配られるなんて夢のようです!!

オンライン申請をしようとしたら、なんと入荷次第出荷になっていて、いつレンズをゲットできるかわかりません。SEL24105Gを買うときに数ヶ月待たされた記憶があり、今回もそうなったらどうしよう・・・しかもコロナの影響もあるかもしれないのでだいぶ怖い・・・というわけで銀座区役所に電話したら、店頭在庫があり取り置きしてもらうことにしました。

・・・ま、冗談はさておき、念願の広角単焦点レンズSEL20F18Gをゲットしましたので軽くレポートでも。

普段、背景撮るのがメインでSEL24105Gを使ってたのですが、標準ズームレンズなので、便利なのですがどうしても足りないと感じることが多々ありまして・・・広角レンズがとても欲しかったのですが、明るいレンズも欲しい。しかし、広角の明るいレンズとなるとGMレンズになってしまい、とても高価になってしまう。

というわけで、タムロンの1728F28がコスパに優れていていいかなと思っていたのですが、ソニーにしては珍しくコスパに優れていて、さらにF1.8という明るさの割にコンパクトなレンズ。最新のモーターを搭載したこのSEL20F18Gに手を出さずはいられませんでした。ボクの広角レンズへの長い旅路は明るさ、単焦点というゴールを迎えました。広角、単焦点、明るい、コンパクトという相反する要素をすべて手に入れられかなり嬉しいです。というわけで開梱です。いつものオレンジの箱にレンズポーチ、レンズフード付きという内容です。

このレンズには絞りリングが付いていて、レンズで絞りを調整します。本体側では絞り操作ができません。メニューから変更できるかもしれませんがよくわかりません(笑)。
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さらに絞りリングをスムーズに切り替えるか、カチカチと1段ずつストップする切り替えにするか選択できます。動画撮影時にリングの切り替え音が入ってしまうとまずいので、動画時はクリックオフでしょうが、そうなると絞りリングが勝手に動いてしまうことが増えるので、個人的にはクリックオンで使っています。
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他には機能割り当て変更ができるフォーカスホールドボタンやAF、MF切り替えスイッチも付いています。コンパクトボディに一通りのスイッチ類が付いています。すごいですね。

では早速テスト撮影。銀座の不二家を撮影。
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こちらはSEL24105で撮影。
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24mmと20mmでは数値上ではあまり差がないですが、撮影して比べてみると数値以上の差を感じられますね。20mmだと不二家の隣のGAPビルが切れてますが、20mmだと切れずにビル全体がまるっと入ってます。

都庁でも比較。20mmで撮影。
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24mmで同じ位置で撮影すると都庁がはみ出まくります。
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ただ、20mmで都庁を撮影しても地下部分が入らず、20mmでもちょっと足りないと感じます。が、左上とか右上に余分な物が入ってきて、広角レンズの構図の難しさを感じます。

次は野村ビルを20mmで撮影。
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24mmだとビルも道路も入れることができずこのようにビルの夜景に道路の車のビームをつけることができませんでした。広角レンズを手に入れたらぜひ撮りたい1枚でした。単焦点の高解像感も出ていて、道路の質感が結構すごいですね。


これも20mmで撮影。初台のジャンクションですね。
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二股の道路がダナミックな感じで撮れたかなと思います。ここも24mmだとちょい物足りなかったので、広角のために取っておいた一枚となります。


これは新宿小田急デパート12階から撮影です。
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小田急マンハッタンヒルズと呼ばれているレストランフロアなんですが、ご覧のようにコクーンタワーと新宿西口ロータリーを絡めて、なかなかインパクトのある画像を撮影できます。しかも、ここ三脚OKで夜景撮影もできてしまいますが、夜になるとレストランの照明の反射が激しいので忍者レフとかフィルターとか必要になるかと思います。SEL24105Gだとコクーンタワーを入れるぐらいで終わってしまったので、ここも広角レンズが来るまで待っていた撮影ポイントとなります。ここも20mmでもやや物足りない感じですね。


ここは品川インターシティのエスカレーター。
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天井に雨が残っていて、かつエスカレーターをすべて入れ込んで広がりのある絵が撮れるかと思い撮影。何気ない場所も広角レンズによって、広がりを持たせて撮影すると楽しい感じがします。

最後は天王洲アイルです。

ここ、オシャレでデートに最適です(笑)。コロナで人が少ないんでしょうが、人が少なめで周りにいろいろ店があるので、オシャレな店で食べるのもいいし、テイクアウトして、ふれあい橋や川を見ながら食べるのもいかなと思ったりします。ドラマでもよく使われるらしいのですが、ふれあい橋を撮影してみました。

後ろのビルのそびえ立つ感や雲の流れを意識した構図にしてみました。
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かなりの強風だったのですが、風がなく川のリフレクションが綺麗だったら、リフレクションメインの構図にしたかもしれません。20mmだとこういう構図の選択ができるのが楽しいですね。


ふれあい橋ってあまり大きくなく短いのですが、広がりが感じられるいかにも広角的に撮ってみました。
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中央に人立たせたら、ドラマの1シーンっぽく撮れたかもしれませんね。ここでのポートレートもよく行われるようです。


というわけで、SEL20F18Gで撮りまくってみました。SEL24105Gのズームレンズだと、ズームするので、そのままの画角かアップにするか?という選択で、何を引くか?という構図の考え方でした。SEL20F18Gだと何を足すか?、何を引いてしまうか?の構図遊びができて、悩ましくも楽しさがあり、懐の深いレンズだなと思いました。ズームができないので自分の脚で移動する必要がありますが、そこもまた撮っている感があっていいじゃないですか(笑)。

感想まとめです。

良い点
・明るさの割にレンズがとても小さく軽く値段も安め
・広角ならではの構図の選択肢の広さとダイナミックな絵が楽しめる
・景色撮るのが好きな人にはオススメ

悪い点
・もう少し広角でもいいなと感じる場面がある
・近寄れない、離れることができないなど場所によっては使えない場合がある(当たり前)
・構図が難しい場合がある


普段ズームレンズしか使ってない人、明るいレンズを持ってない人に特にオススメしたいレンズです。今回は接写とか解放の作例を載せてないので、次回は物撮りとか解放を味わってみようと思います。




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コメント 2

K

おじゃまします
いいレンズ購入されましたね^^。望遠で1㎜変わってもほぼ無視されちゃいますが^^;、広角だと効果てきめん、その辺が広角レンズの面白さでしょうか^^?
縛り開放で寄り始めちゃうと、面白くて「泥沼」かもしれませんが^^;、超広角ライフ、楽しんじゃってください^^♪。

by K (2020-07-09 23:09) 

kozy

◆Kさんへ
念願の広角ゲットなので、最近はずっと20F18Gでしか撮影してないです(笑)。コスパ良し、小型レンズということで持ち運びもいいし、NEX時代の手軽さを楽しんでる感じです(笑)。

by kozy (2020-07-10 02:07) 

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