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α7C体験レポート [Sony]
9月15日に発表があったα7Cですが、銀座で触ってきましたので軽くレポートを。
α7SIIIの時は開店30分前に行ったのですが、誰も並んでなく、思ったより空いていたので、今回は11時4分ぐらいに行ったのですが、結構人が並んでいて、整理券も配っている始末。約40分後の整理券をもらって待つことにしましたが、ボクより後の人は1時間待ちの人も出てきて、注目度の高さがうかがえます。α7RIVの時も30分待ちぐらいでしたが、今回はそれ以上。あと、並んでいるお客様も今までのカメラ好きって感じではなく、オールドレンズを持った人もいましたが、女性客もいました。
というわけで、コンパクトでライトなデザインが早速、功を奏したかな?と感じました。
では、個人的な感想を。まず、手に取った感想ですが、手ぶれ補正が入ってる分、意外と分厚く、超絶軽い!というほどではありませんでした。ただ、EVFのでっぱりがなく、本体上部が水平なので見た目のかっこよさ、コンパクトさはいい感じですよね。手に取りたい、欲しいと感じさせるソニーデザインの魅力を感じさせるところはさすがといったところです。
あ、でも軽いのは間違いありません。
手に持った感じですが、さんざん他社と比較され残念ポイントとして指摘されたグリップですが、α7RIVからグリップが大きくなり弱点を潰したのですが、α7Cは以前の浅いグリップに戻ってます。これは世界最軽量を目指した結果かなと思うのですが、手の小さい自分にとっては全く問題ありません。慣れの問題もあるかと思いますが、アクセサリーなどでもグリップに関しては改善できるので問題ないかと思います。
操作感に関してですが、ダイヤルやジョイスティックがない点で、α7RIVと差があるので、最初はちょっと戸惑いましたが、頭を切り替える必要がありますが、すぐに慣れました。AFポイントを指定するのにジョイスティックが欲しいところですが、これも慣れの問題か、エリアフォーカスに頼ってしまう、とかα7Cのコンセプトを理解して特長を活かして使っていけばいいのかな?と思いました。
少し手間が掛かった方が自分でカスタマイズしている感があって愛着がわくのかも?
◆バリアングル
もう、これがもっともうらやましい。こんな感じで縦撮りローアングルが簡単にできます。
これにコンパクトボディですから、取り回しはα7RIVより上かもしれません。オシャレなお店の中とか狭いラーメン屋のカウンターとかで、本格的なカメラであるα7RIVを取り出して撮影するのが毎回気が引けるんですよね。しかし、α7Cならスマートに撮影できそうですよね。(といっても大きめのレンズをつけちゃいそうですが)
◆システム的にはα7RIV
センサーはα7IIIと似ているので、性能的にもα7IIIと同等と思われていますが、リアルタイムトラッキングAFや瞳AFの右目、左目優先設定などα7RIVと同等の機能となっています。特にリアルタイムトラッキングAFは静止画撮影時にも便利なので、初心者の方にも優しい性能になっているのかな?とは思います。
◆キットレンズ
しかし、キットレンズのSEL2860ですよ。これはちょっと驚き。沈胴型のレンズで撮影しないときは、このようにとてもコンパクトにできるのですが、
撮影時には手動でレンズを引っ張り出す必要があります。
レンズを伸ばさないとこのような警告が表示されます。
ボクですらびっくりしたので、交換レンズ型のカメラを初めて買った人には意味不明でしょうね?(笑)。実際にはズームリングを回すだけでいいのですが、イラスト入りの警告表示でないと不親切かな?と思いました。ゲームだったらチュートリアルの動画が流れますよ(笑)。
NEX時代にも沈胴型のレンズはありましたがカメラのオンオフと連動して、電動でレンズが出たり沈んだりしたので便利でした。フルサイズのレンズだと電動式にすると重量や価格のアップにつながるので見送ったんですかね?
◆EVF
気になったのはEVFです。自分の視力と併せるのに調整ダイヤルが小さくて時間が掛かったのですが、思ったよりはEVFに慣れるのが早かったです。ただ、EVFが小さいのは確かなのでMFのピーキングとかEVFで併せるのは大変な気がします。拡大鏡の付いたアイカップや外付けEVFとかあるといいかもしれません。ただ、今の時代で外付けEVFなんて、結構な値段になりそうな気がします。さらにコンパクトモデルだって言うのに外付けとか本末転倒ではありますが、コンパクト故に合体して変形させるカスタマイズ感が楽しそうではあります。
◆まとめ
たったの5分しか触れなかったのですが、思ったよりちょっと厚みがあるなと感じたものの、意外と撮影時の操作感はα7RIVと似ていてとっつきやすさがありました。ただ、やっぱり違いがあるので、いろいろと理解してサブ機として使い分ける必要があると思うのですが、コンパクトボディなので活動範囲がすごいことになりそうなんですよね。
ただ、フルサイズカメラではあるので、どうしてもレンズが大きくなり、そのときはちょっと困ったり、装着が厳しいレンズとか出てくるかもしれないですね。
初心者の方には、安くて型落ちのカメラでもいいですが、使ってみて不満が出て買い直しってなるぐらいなら、最初からフルサイズでα7Cって選択肢はありかと思います。
α6000系からのα7Cへの乗り換えはちょっと考えようですね。きっとAPS-Cのコンパクトさを理解してα6000系を使っていると思いますので。ただ、ソニーからAPS-C用のレンズがこれから出るのかってところが不安要素かと思います。
というわけでまずは実際に触ってみることをオススメします。最後に待ち時間で暇だったのでソニーストア内で撮影した画像を。これはα7Cではなくα7RIVで撮影した画像です。
α7SIIIの時は開店30分前に行ったのですが、誰も並んでなく、思ったより空いていたので、今回は11時4分ぐらいに行ったのですが、結構人が並んでいて、整理券も配っている始末。約40分後の整理券をもらって待つことにしましたが、ボクより後の人は1時間待ちの人も出てきて、注目度の高さがうかがえます。α7RIVの時も30分待ちぐらいでしたが、今回はそれ以上。あと、並んでいるお客様も今までのカメラ好きって感じではなく、オールドレンズを持った人もいましたが、女性客もいました。
というわけで、コンパクトでライトなデザインが早速、功を奏したかな?と感じました。
では、個人的な感想を。まず、手に取った感想ですが、手ぶれ補正が入ってる分、意外と分厚く、超絶軽い!というほどではありませんでした。ただ、EVFのでっぱりがなく、本体上部が水平なので見た目のかっこよさ、コンパクトさはいい感じですよね。手に取りたい、欲しいと感じさせるソニーデザインの魅力を感じさせるところはさすがといったところです。
あ、でも軽いのは間違いありません。
手に持った感じですが、さんざん他社と比較され残念ポイントとして指摘されたグリップですが、α7RIVからグリップが大きくなり弱点を潰したのですが、α7Cは以前の浅いグリップに戻ってます。これは世界最軽量を目指した結果かなと思うのですが、手の小さい自分にとっては全く問題ありません。慣れの問題もあるかと思いますが、アクセサリーなどでもグリップに関しては改善できるので問題ないかと思います。
操作感に関してですが、ダイヤルやジョイスティックがない点で、α7RIVと差があるので、最初はちょっと戸惑いましたが、頭を切り替える必要がありますが、すぐに慣れました。AFポイントを指定するのにジョイスティックが欲しいところですが、これも慣れの問題か、エリアフォーカスに頼ってしまう、とかα7Cのコンセプトを理解して特長を活かして使っていけばいいのかな?と思いました。
少し手間が掛かった方が自分でカスタマイズしている感があって愛着がわくのかも?
◆バリアングル
もう、これがもっともうらやましい。こんな感じで縦撮りローアングルが簡単にできます。
これにコンパクトボディですから、取り回しはα7RIVより上かもしれません。オシャレなお店の中とか狭いラーメン屋のカウンターとかで、本格的なカメラであるα7RIVを取り出して撮影するのが毎回気が引けるんですよね。しかし、α7Cならスマートに撮影できそうですよね。(といっても大きめのレンズをつけちゃいそうですが)
◆システム的にはα7RIV
センサーはα7IIIと似ているので、性能的にもα7IIIと同等と思われていますが、リアルタイムトラッキングAFや瞳AFの右目、左目優先設定などα7RIVと同等の機能となっています。特にリアルタイムトラッキングAFは静止画撮影時にも便利なので、初心者の方にも優しい性能になっているのかな?とは思います。
◆キットレンズ
しかし、キットレンズのSEL2860ですよ。これはちょっと驚き。沈胴型のレンズで撮影しないときは、このようにとてもコンパクトにできるのですが、
撮影時には手動でレンズを引っ張り出す必要があります。
レンズを伸ばさないとこのような警告が表示されます。
ボクですらびっくりしたので、交換レンズ型のカメラを初めて買った人には意味不明でしょうね?(笑)。実際にはズームリングを回すだけでいいのですが、イラスト入りの警告表示でないと不親切かな?と思いました。ゲームだったらチュートリアルの動画が流れますよ(笑)。
NEX時代にも沈胴型のレンズはありましたがカメラのオンオフと連動して、電動でレンズが出たり沈んだりしたので便利でした。フルサイズのレンズだと電動式にすると重量や価格のアップにつながるので見送ったんですかね?
◆EVF
気になったのはEVFです。自分の視力と併せるのに調整ダイヤルが小さくて時間が掛かったのですが、思ったよりはEVFに慣れるのが早かったです。ただ、EVFが小さいのは確かなのでMFのピーキングとかEVFで併せるのは大変な気がします。拡大鏡の付いたアイカップや外付けEVFとかあるといいかもしれません。ただ、今の時代で外付けEVFなんて、結構な値段になりそうな気がします。さらにコンパクトモデルだって言うのに外付けとか本末転倒ではありますが、コンパクト故に合体して変形させるカスタマイズ感が楽しそうではあります。
◆まとめ
たったの5分しか触れなかったのですが、思ったよりちょっと厚みがあるなと感じたものの、意外と撮影時の操作感はα7RIVと似ていてとっつきやすさがありました。ただ、やっぱり違いがあるので、いろいろと理解してサブ機として使い分ける必要があると思うのですが、コンパクトボディなので活動範囲がすごいことになりそうなんですよね。
ただ、フルサイズカメラではあるので、どうしてもレンズが大きくなり、そのときはちょっと困ったり、装着が厳しいレンズとか出てくるかもしれないですね。
初心者の方には、安くて型落ちのカメラでもいいですが、使ってみて不満が出て買い直しってなるぐらいなら、最初からフルサイズでα7Cって選択肢はありかと思います。
α6000系からのα7Cへの乗り換えはちょっと考えようですね。きっとAPS-Cのコンパクトさを理解してα6000系を使っていると思いますので。ただ、ソニーからAPS-C用のレンズがこれから出るのかってところが不安要素かと思います。
というわけでまずは実際に触ってみることをオススメします。最後に待ち時間で暇だったのでソニーストア内で撮影した画像を。これはα7Cではなくα7RIVで撮影した画像です。
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