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PlayStation5 ファーストインプレ [ゲーム]

奇跡が起きてなんとか年内にPS5をゲットできましたので、軽くファーストインプレでも。
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◆開梱

まずはお約束の外箱と同梱物に関してです。箱は思ったより小さくて、最初PS5入ってるのか?と疑ったのですが、比べてみるとやはりPS4 proの箱より大きく、厚みもありました。

こちらは歴代のPS2からPS5までの外箱比較画像。厚みも大きさもPS5が一番でした。
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同梱物はおなじみの電源ケーブル、HDMI2.1ケーブル、USBケーブル、マニュアル一式、コントローラ1個となります。
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あ、そして、スタンドも標準で入ってます。横置きだろうが縦置きだろうがこのスタンドを使用します。
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◆本体の外観

PS5といえば、過去にVAIOやCLIE、ウォークマンなど様々なソニー製品をデザインしてくれた森澤有人氏のデザイン。PS5を初めて見たときは想像もしなかった奇抜なデザインに驚きましたが、森澤氏のデザインと聞いて納得がいきました。誰がデザインしたかも知らずに心奪われましたからね。そのぐらいPS5のデザインはすごいなと感じました。PS4があまり驚きがなく無難で冒険心がないデザインだったので、余計にそう感じたのかもしれません。


サイズですがPS4 proと比較してもかなり大きいですが、これはすぐに慣れてしまいました。あとはファンの音に関してですが、これはPS4 proと比べると大幅に改善されていて、ゲーム中は全く気になりません。近寄らないとファンの音が聞こえません。ただ、今はPS5を使いこなしたソフトがないからで、今後はうるさくなる可能性もありますね。
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コントローラも見ておきますか。これはPS4と比較するとずっしり重いです。
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そして、握ってみてもちょっと大きく、グリップも太くなり、手の小さめな自分にとってはPS4のコントローラの方が握りやすかったです。ただ、慣れの問題かなと思います。かなり重くなってるのに、持っていて疲れないし。操作感もPS4と変わりないですが、1点だけ・・・PSボタンが丸い形でなくロゴの形のボタンになったのですが、ボタンが小さくなったのと、すぐ下にマイクのミュートボタンがあって、押し間違えたりするんですよね。
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少し小さくなったデュアルセンスが出ると嬉しいです。あとはもう少し軽くして欲しいですね。最低でもPSボタンの形状だけ直して欲しいと感じました。


◆ホーム画面と操作

なかなか公開されなかったPS5のホーム画面とメニュー周りです。ホーム画面もぱっと見、大きな変化はありません。PS storeがホーム画面とシームレスでつながっていて、PS4よりスムーズにアクセス出来るようになっています。
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メニュー周りは見た目も内容もPS4から大きな変化はなく、PS5の設定はすぐに終わりました。さらに本体の起動音やランプの点灯パターンもPS4と同じなので、PS5というより、PS4 superみたいな超メジャーバージョンアップ版に感じてしまいます。
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ま、それだけPS4のホーム画面、メニューに無駄がなかったというわけで・・・ユーザーにとっても変わってなければすぐ使えるので、その辺はメリットとして受けとった方が良さそうです。

ただし・・・PS5のホーム画面は大きな変更がいくつかあります。それは誰もが躓くであろう決定ボタンが「×ボタン」になったこと。これは逆に言うと、日本だけが○ボタンが決定で特殊だったので、世界共通化したって話です。

ただ、これだけならまだ体がすぐに慣れるのですが、PS4のゲームは○ボタン決定なので、ゲーム中は○ボタン、PS5のメニュー周りは×ボタンと混在するのがややこしい(笑)。PS4のゲームもアップデートによって×ボタン決定にするかも?との話ですが、しばらくこのカオスの状態になれるしかないようです。


◆SSDとゲーム切り替え

PS5の最大の特徴といえば爆速SSDですが、それが活かされているのがアクティビティーです。アクティビティーとはプリインストールされているASTRO'S PLAYROOMを例に出すと、各ステージの情報がアクティビティーとして表示されます。

ご覧のように各ステージの情報が表示されています。だから何?という感じですが、実はこれ、アクティビティーを選択するとそこから再開することが出来るんです。PS4ならタイトル画面がまず表示され、データをロードしてゲームスタートというのが従来のゲームの流れになりますよね?ところがPS5の場合、タイトル画面をすっ飛ばして、アクティビティーで表示されているステージから始めることが出来ます。しかも高速SSDなんで、待たされることなくゲームが再開されます。
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アクティビティーの見た目が普通というか、これでゲームが再開できるとかちょっと伝わりにくく、ほとんどの人がタイトル画面から起動して遊んでそうな気がしますが、これを利用すればさらにゲームの起動時間が短縮されます。

ただし、アクティビティーはゲームによって対応内容が変化すると思われます。ゲームによっては好きな場所から開始できない場合もあるかと思います。


さらにアクティビティーにはヒント表示やヒント動画を見ることが出来ます(PS Plus契約が必要)。この動画をゲームの上に表示しながらプレイすることも可能です。
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あとはクリアするのにどのくらい時間が掛かるか時間も表示されます。アクティビティーを見て、今日はこのクエストに挑戦しようとか、そういう遊び方も可能かと思います。対戦ができるゲームでは、友人からの招待が表示されていて、すぐに参加することも可能だそうです。

文章で書くと地味なんですが、割と便利な機能かと思います。


◆デュアルセンスのハプティックフィードバックとアダプティブトリガー

PS5のSSDの次に注目されているのはコントローラの振動がどれだけすごいのか?実際に触ってみたい人が多いと思います。実は・・・ニンテンドースイッチのHD振動とほぼほぼ一緒で従来のデュアルショックより、細かい振動が設定できるようになっています。ニンテンドースイッチのHD振動も結局あまりちゃんと対応してないゲームが多くて、さらにジョイコンのサイズも小さくモーターもしょぼくHD振動が死にかけていますが、PS5のデュアルセンスというかASTRO'S PLAYROOMは振動だけでなく効果音を鳴らすことでより臨場感のある振動感触を出してします。

たとえば、風や雨などは効果音に合わせて振動させるのはもちろんですが、コントローラーのスピーカーからも雨や風の効果音が出て、振動だけでなく音からも臨場感を感じられて、実際にコントローラで風を受けているような錯覚に陥るわけです。PS4でもコントローラーから音は出せましたがこのような振動との合わせ技で使っていることはなく、PS5は新規技術だけでなく既存の機能も合わせて新しいゲーム体験を生み出したことにさすがだなと感心しました。

なので、ニンテンドースイッチもX-boxもコントローラさえ改良すればPS5のデュアルセンス体験が可能になるかと思います。

あとはアダプティブトリガーですが、これはL2、R2ボタンの押し込みが堅くなり、本当に力を入れないと押し込めなくなります。これも今まではR2長押しといった動作が、力を入れて長押しとなり、ゲームとのシンクロ率が上がり、臨場感が増すかなと思います。弓や銃の引き金、車のアクセルとかいろいろ応用できそうなのは容易に想像つきますしね。

というわけで、音と振動と操作感でのゲーム体験向上は今までの延長線上ではありますが、本気でテコ入れすることでここまで良くなるんだと驚きました。


◆今度こそ本当の4K体験

PS4 Proで4K表示が可能となりましたが実際は4Kに近い解像度をアップスケールで4K表示しているのがほとんどでした。しかし、PS5ではネイティブ4Kとなることで、見た目の差は歴然。というもののまだPS5オンリーで最大に使い切ったゲームは出ていません。PS5オンリーのゲームのデモンズソウルを見る限り、その映像クオリティーはなかなかのもの。

ボクはスパイダーマン マイルズモラレスを購入したのですが、レイトレーシングなど映像に力を入れた30fpsモードと、レイトレーシングもパフォーマンスも重視した60fpsモードがあるのですが・・・もうね、60fpsモードが快適で30fpsには戻れません。ただ、PS5も映像に力を入れるとなると30fpsがメインになりそうな気もしますが、今後はどうなりますかね。120fpsも可能なので120fpsモードも実装するゲームも増えていくか?
Marvel's Spider-Man_ Miles Morales_20201231190105.jpg


とにかくBRAVIAの2021年モデルは120fpsに対応したモデルが登場し、今後はそのなめらかさが流行となるかもしれません。PS5とBRAVIAの120fpsに期待です。

しかし、まだスパイダーマンのようなPS4とPS5同時に出ているゲームは見た目の綺麗さはさほど差がなく、街の人が多く表示される、レイトレーシングの差がある、とかはありますが、壮絶にグレードアップするわけではありません。今後2年はPS4、PS5両方で出るゲームが続きそうです。


◆PS5でPS4のゲームをプレイ

PS5専用ソフトがまだ少ないのでPS4のゲームを遊ぶことが多くなると思うのですが、PS4のゲームがとても快適に遊べるようになります。まずはロード時間の短縮。PS4のゲームなので、PS5用に最適化されているわけではないですが、SSD効果で爆速です。ただし、PS4 proでSSDをつないだ場合と同じ早さだそうです。
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あとはなんと言ってもフレーもレートの向上です。すべてのゲームが向上するか不明ですが何本か遊んだ限り、PS4 proの拡張設定で60フレームで操作感がとてもなめらか。これはもう体験したら30フレームに戻れません。あとはテクスチャもネイティブ4Kになり精細感が向上した感じがしますが、これはそこまで体感できるわけではないですかね。ロード時間の短縮と60フレーム、これだけでもPS4のゲームをPS5で遊ぶ価値がかなりあります。


◆PS5でPSVR

PSVRはPS5で遊んでもあまり変化はありませんでした。解像度はVRに依存しますし、もともと60フレームが基本なので、PS5になって特に変化することはありませんでした。試したゲームはスター・ウォーズ スコードロン。PS4でも遊んでいたのですが、なかなか難しい・・・
STAR WARS:スコードロン_20201220015215.jpg


でもVRはスター・ウォーズのために生まれたと言っても過言ではない(笑)。Xウイングに乗って操縦できるとか嬉しすぎます。このゲームは共和国、帝国両方の視点で展開するので、今回はたまたま帝国視点なのですが、タイファイターをこうやって眺められるのも感無量。
STAR WARS:スコードロン_20201220020829.jpg


Xウイングで飛行しているときは窓の視界が広いので、飛行中に周りを見渡せるのがまた臨場感があって良かったです。



◆まとめ

というわけでPS5で最も良かったのは60フレームのなめらかな操作感、そしてロード時間になりますかね。デュアルセンスの振動はまだASTRO'S PLAYROOMしか使いこなせてなく、スパイダーマンの振動はSEとの連動はなくイマイチで、まだまだこれからといった感じです。

良いところ
・PS4からの性能アップで高精細なネイティブ4Kとなめらかな操作感
・爆速SSDでの高速ロード
・ゲームを好きな場所から開始できるアクティビティー
・PS4のゲームを60フレーム、4Kでプレイできる
・デュアルセンスの新しい振動体験


悪いところ
・圧倒的品薄
・×ボタン決定とPS4ソフトの○ボタン決定の混在
・デュアルセンスがデカくて重い
・デュアルセンスのPSボタンが押しにくい(マイクボタンを別の場所に移動して欲しい)

というわけで本体の性能などに関しては不満は特にありませんがPS5オンリーのゲームがまだ少ないので、ちゃんとした評価はまだできないといったところでしょうか。今後レイトレーシングの映像美を取るか、120フレームなどのfpsを取るか、どっちに転ぶか読めないですが・・・一度120フレームを体験したいなとは思いますね。

で、一番問題なのが品薄の現状だと思います。X-boxが売れている地域に優先されているのと、転売などで入手困難で未だに普通に買えるようになる状況がいつになるか読めません。年明けからアジア向けの集荷台数を強化するという報道がありましたが・・・すぐに改善されるとは思えません。




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