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WF-1000XM4触ってきましたレポート [Sony]

6月9日に正式発表されたWF-1000XM4を早速見に行ってきました。

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ソニーストア銀座でプレミアム体験イベントを行っていたので予約して見てきました。なお、WF-1000XM4の通常展示も行っているので、予約する必要はなさそうです。

正式発表前にPVがリークされ、XPERIA5II以来でしょうかね?PVまるごとリークするのは。画像だけはもっと前からリークしていて、ま、注目度が高いからリークするんだと思ってますが・・・今回はたくさんのYoutuberに試作機を配ったようで同時にレビュー動画もたくさん上がっていて、ソニーの力の入れようがうかがえました。


◆充電ケース

まずは充電ケースから。これが驚きのサイズダウンでWF-1000XM3と比較して40%も縮小されたようです。
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ここまでサイズダウンするか?と驚きですが、実はオミットされている機能があってNFCがなくなっています。XPERIAとかではタッチするだけでペアリングできるのでとても便利ですが、スマホに近づけるだけでペアリングできるFast Pairという機能があるのでNFCでのペアリングより便利でお役御免となったわけですね。

気になるのはバッテリーサイズです。WF-1000XM3では6時間再生で、3回フル充電できて、WF-1000XM4は8時間再生で2回フル充電できるようになっていて、本体の再生時間と充電可能時間を足すと、どちらも24時間再生できて、トータルの再生時間は変化なしとなります。さらにワイヤレスQi充電にも対応したので、WF-1000XM4の充電ケースの方が使い勝手が良さそうです。

さらにケースのランプですが、色によってバッテリーの残容量がわかるようになっているようでこれは便利でかっこいいですね。
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とにかく小型化されただけで驚きですがワイヤレスQi充電にも対応してさすがと言ったところ。ただライバル機であるAirPods Proと比較するとまだまだ大きめなケースなので、今後はさらなる小型化を狙うのでしょうか?


◆本体外観

こちらも前回に比較して10%ほど小型化されたようです。WF-1000XM3はデザインは最高ですが、確かに横に長く余分な部分がありWF-1000XM4は伸びている部分がなく耳の穴にすっぽりおさまる丸形。
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だいぶ小型化されたように見えるのですが、ちょっと厚みが増えて、見比べてみると丸みを帯びた分、そこまで小型化されてないようにも見えます。

ただ、耳にすっぽり収まるデザインはよく考えられていて、WF-1000XM3に比べるとより簡単に装着できる感じがしました。WF-1000XM3だと耳にはめて角度を調節して・・・と少し調整する必要がありましたが、WF-1000XM4は耳に入れて、すぐぴったし装着完了する感じでとてもスマートに装着できました。

WF-1000XM3のように出っ張りがあると、そこに指が当たって落下しやすいとかマイナスなイメージを持つ方もいるかもしれません。それでもWF-1000XM3の未来的なデザインが好みだったりします。リーク画像を見たときは、他のヘッドホンと似たようなデザインになったなと思ってしまいました。しかし、デザイン的な特徴はなくなりましたが、丸い形の方が何かと安心感があり良いのかもしれません。

WF-1000XM4でオミットされた機能ですが、ブルーのランプがなくなりました。蒼く光ってかっこよかったですが、特に光ることで利便性が上がるわけでもなく、サイズ縮小やバッテリー節約にもなるので、残念ですがオミットで良かったのかもしれません。


ちなみに充電ケースに入れるとケースのランプが光るので、充電開始したかどうかは判別できるようになっています。このように前作をすべて上回る勢いかと思っていたのですが、こっそりオミットされている機能もあるんですね。
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◆音質

ここが一番気になっていたのですが・・・LDAC対応と言うことでハイレゾを聞く分には差が出るとわかっていましたが、ハイレゾ以外の曲はどうなるのか気になってました。

しかし、これが杞憂というか大げさに言うと次元が違うレベル。音質の向上がとてもすごい。高音、中音域とも厚みが出て、音の解像感も高く低音に関しての音圧が強く、低音に関してはWF-1000XM3と天と地の差があるぐらい(汗)。低音のバスドラムなどの音圧が違うんですよね。WF-1000XM3のバスドラムだとペチペチといった弱くて薄い感じの低音でしたがWF-1000XM4だとズドンと迫力ある音だけでなくウーハーのような音圧を感じられるほど。ま、遮音性の高さも相まってより綺麗な音が出やすいのかもしれませんが、ここまで音質が向上しているとは思いませんでした。

DSEE Extremeの効果は・・・逆に言うとベースの音が良いので・・・なんか・・・これなくても綺麗というか。WF-1000XM3だとDSEEの効果が高いので必須と感じましたが、WF-1000XM4はなくても音が良いと感じました。

ただ、低音に押され、高音の抜けがちょっと物足りないかな?と感じましたが聞いた曲によるかもしれないし、イコライザでも改善できそうです。とにかくWF-1000XM3だとハイレゾの恩恵が削れてましたが、WF-1000XM4だとハイレゾの高音質を十分に堪能できるのがとても嬉しい。あとはB'z全曲がハイレゾ化されてmoraの売り上げベスト100を埋める日を待つばかりです。

ちなみにLDACですが、当然ながら音質優先モード時でしか使用できません。ただ接続優先モードでもかなり音がよくやはりDSEEなくても問題ないほど。


◆ノイズキャンセリング

ノイズキャンセリングの効果ってまずイヤーピースの遮音性がだいぶ重要かと思ってるのですが、今回のWF-1000XM4ではイヤーピースも改善されました。音質の向上も素晴らしいのですが、このイヤーピースの遮音性が素晴らしい。これも装着しただけでWF-1000XM3との違いがはっきりわかるレベルで、WF-1000XM4だとめっちゃ静かになります。
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テンピューロ枕のような低反発で形状記憶というか、ポリウレタンフォーム素材というのがあって、耳の形に馴染んでくれる印象を受けました。指で潰すと形状が変化し、人の耳に合う形に変化して遮音性と装着感が向上したのかなと。なので、遮音性が高い分、ノイズキャンセルの効果もかなり高いなと思いました。ソニーストアで隣にいる店員の声とかほとんど聞こえなかったので。
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ただ、これだけはフィールドテストをしないと結論は出ないので、自分の手元に届いたらまたテストしたいと思います。特に現在は電車やバスの窓が必ず開いているので、風の音が聞こえてしまいます。特に車両が小さい地下鉄だと音が響いてとにかくうるさいです。最近は電車に乗る機会も減りましたが、ちょっと試してみたいところ。


◆Bluetoothの接続安定性

これもフィールドテストしないとはっきり言えませんが少なくともソニーストア銀座でWF-1000XM3を接続すると、他のヘッドホンの電波などの影響を受けまくりで、接続が途切れまくりでした。しかし、WF-1000XM4はほとんど途切れることはなく、接続安定性に関してもかなり向上した感じがします。

◆まとめ

今回の体験会は25分ほどだったので試せることに限りがありましたが、音質や装着感は想像を遙かに超えたバージョンアップが施されていて、あまりの差に驚きました。リーク画像を見たときはデザインが微妙で見送っても良いかな?と思ったのですが、ここまで中身が変化しているとは想像つきませんでした。

AndroidでLDAC対応端末でなおかつハイレゾを聞いている方には断然お勧めできると思います。ハイレゾの聞けないiPhoneとなるとやはりAirPods Proのほうが最適化されて便利なんだろうなとは思います。とはいえ、現状考えられる欠点的な物はなく、幅広い方にお勧めできるワイヤレスヘッドホンに仕上がっていると思います。




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K

おじゃまします
私の場合、walkmanのFMチューナーで放送を聞きので、いまだワイヤレスに移行していないんですが、、、これはいろいろとネガをつぶした感じもして、よさそうですね^^♪。

by K (2021-06-14 21:33) 

kozy

◆Kさんへ

M4は本当にもう欠点がない感じですね。デザインとサイズぐらいですかね?音質は本当に良いのでお勧めです。
by kozy (2021-06-17 01:50) 

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