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STRANGER OF PARADISE FF ORIGIN体験版レビュー [ゲーム]
E3で発表されたFFのスピンオフ的な位置づけである「STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN」の体験版をクリアしましたので軽くレビューでも。
◆ゲーム概要
FF ORIGINは従来のFFシリーズと異なり、高難易度のアクションRPGとなります。とはいえ、最新作のFFXVIもすでにデビルメイクライのようなアクションRPGとなってますが、FF ORIGINはいわゆるソウルライク、死にゲーに近い難易度になっています。
体験版では序盤のダンジョンと思われるお城のような場所を攻略して、ボスを倒したらクリアといった感じで、製品版もフィールドやダンジョンを探索し、ボスを倒したら新しいエリアへといった進行になるかと思います。敵を倒すと経験値が入ってレベルアップしたり、装備品を拾って強化することが可能です。さらに3人パーティを組むことができて、それぞれのジョブや装備変更をして状況に合わせたパーティが作れるようです。体験版では主人公のみカスタマイズ可能となってました。
こうして説明すると普通のアクションRPGのように聞こえますが、ソウルライクって何?って感じですよね。
ソウルライクとはFROM SOFTWAREが開発した「DEMONS SOULS」「DARK SOULS」というアクションRPGがあり、このゲームに似ているからソウルライクと呼ばれています。死にゲーと言われるほど、難しいので死にまくり、心が折れると言われるのですが、難しい故に攻略に手応えがあり、クリアしたときの達成感も高いので世界から人気のあるシリーズとなっています。またレベルデザインが素晴らしく敵の配置やルート、ボスの攻撃までがしっかり作り込めれていて、他社が簡単に真似できず追随を許さない感じになっています。コーエーテクモが仁王というソウルライクのゲームである程度成功を収め、今回の「FF ORIGIN」は仁王チームが制作を担当しています。「FF ORIGIN」は新たなソウルライクゲームとして生き残れるのか注目です。
◆FFならではの要素
他のソウルライクとの差別化となるFFらしさですが・・・やはり「ジョブシステム」と「3人パーティー」でしょうか?
ジョブに関しては戦士、竜騎士、黒魔道士といったおなじみのジョブが用意されており、2つのジョブをセットしていつでも切り分けできるようになっています。ジョブによって装備できる武器や使用できるスキルが変化しますが、防具は共通となります。敵によってジョブを着替えるとかは容易に想像つくかと思いますが、コンボの途中でジョブを切り替えてオリジナルコンボとかも可能なので、製品版ではナイトやモンクもあるとのことで戦略の幅は広がりそうです。
また3人パーティーですが、仲間の攻撃力はとても低く、存在意義が感じられないと思います、最初は。しかし、仲間が敵を引きつけてくれることで離れて安全に黒尾魔法をぶち込むことができたり、特にボス戦に関しては仲間がいるといないではガードゲージの削りにも差が出て、徐々に恩恵を感じるかと思います。
仲間のジョブや装備も変更できるようになるらしいので、ここでも戦略性が生まれそうです。さらには仲間も増えていき誰を編成するかの楽しみもあるようです。現在発表された3人のキャラはどうも見た目に好きになれそうにないですが、魅力あるキャラが出てくることを祈ります(笑)。
◆バトルシステム
序盤のチュートリアルでたくさんのバトルシステムをたたき込まれ、いきなり消化不良気味になりますが、プレイしていくうちに自然に覚えられます。攻撃手段と防御手段が思ったより多く、操作方法を覚えるのに最初は躓くかもしれません。さらにはシステムを理解しないと、いつまでもMPが回復しなくて強力な技が使えなくて通常技だけで飽きる・・・ちょっとここが難しいかと感じたところです。
MPは2ゲージぐらいしかなく、強力な技を使うと1ゲージ消費し、2回使うとしばらく技が使えない状態になってしまい、MPをいかに早く回復する手段を覚えるかが鍵となります。防御方法が2種類あり、普通の防御とソウルシールドがあり、ソウルシールドでうまくガードするとMPが回復するのですが、タイミングを合わせないといけないのでこれが慣れるまではちょっと難しい。
またソウルシールドで、敵の紫文字の攻撃をガードすると、敵のスキルを覚えて回数限定で使えるようになったり、赤い文字の技はガード不能技とかがあり、ちょっと覚えることが多めなんですよね。ただ、これは使用する敵が多いので自然と覚えることが出来るのですが、慣れるのにちょっと時間が掛かるかもしれません。
この辺はソウルライクゲームでもパリィといった要素があり似ていると思うのですが、FF ORIGINはちょっと覚えないと行けないルールが多いかなと思いました。ただし、他のソウルライクゲームと違ってデスペナルティがないのは良いことかもしれません。DARK SOULSでは死んでしまうとMAX HPが半分になり、なおかつ経験値をロストすると言った厳しいペナルティがあります。しかし、FF ORIGINではそういうペナルティはないので気軽にプレイできるかなと。
◆成長要素
高難易度ゲームではありますが、成長要素があるので、どうしても勝てない敵にはRPGの常套手段であるレベリングして再挑戦といった先方が使えます。レベルが上がるとジョブポイントがもらえて、スキルツリーで好みのスキルを獲得できます。
ジョブごとにレベルがあるので、頻繁にレベルアップして忙しいです(笑)。さらにハクスラ要素もあり、武器や防具もよくドロップするのでメニューを開く回数が超絶多いです(汗)。このように敵を倒すことで装備品が落ちて入手できます。
装備品にはレベルがあり、同じ武器でもレベルや着いている能力が違ったりして収集要素があるわけです。強い敵に勝てない場合は雑魚を倒して強力な装備を狙うと言った方法も採れるわけです。
武器や防具は見た目が変わるので、集め甲斐がありますね。
◆所感
バトルシステムがちょっと多めで覚えないといけないことがちょっとだけ多いこと、それに関する操作方法に慣れるのにちょっとだけ時間を要することなど、問題ありますが、他のソウルライクよりは易しめで遊びやすいかなと思います。難易度設定もあるのでEASYで遊んでみましたが、これなら誰でも遊べそうな難易度でした。ちなみにDARK SOULSシリーズは当然ながら難易度設定なんてありません(笑)。
しかし、ボスはとても強いのでそこだけはご注意を・・・
個人的には意外と楽しめたのですが、もっとも残念だったのがグラフィックですかね。グラフィック優先モードとパフォーマンス優先モードが切り替えできるのですが、どちらにしても解像度が荒く、ここは改善して欲しいですね。PS5なのに、場所によっては敵とかはいないのに処理落ちが発生するところがあったり、ちょっと動作が不安定に感じるところもありました。あと暗いので黒つぶれする場面が多く印象が悪いのかなと感じます。
そうそう、従来のFFと違ってシナリオドリブンではないのでストーリーイベントは極めて少なく、操作している時間が圧倒的に長いです。なのでいつものFFイベントを期待している人は物足りないかと思います。
というわけで強烈に楽しいと思える所は特にないのですが、この手のアクションRPGは好きなので製品版は買ってみようかと思います。
◆ゲーム概要
FF ORIGINは従来のFFシリーズと異なり、高難易度のアクションRPGとなります。とはいえ、最新作のFFXVIもすでにデビルメイクライのようなアクションRPGとなってますが、FF ORIGINはいわゆるソウルライク、死にゲーに近い難易度になっています。
体験版では序盤のダンジョンと思われるお城のような場所を攻略して、ボスを倒したらクリアといった感じで、製品版もフィールドやダンジョンを探索し、ボスを倒したら新しいエリアへといった進行になるかと思います。敵を倒すと経験値が入ってレベルアップしたり、装備品を拾って強化することが可能です。さらに3人パーティを組むことができて、それぞれのジョブや装備変更をして状況に合わせたパーティが作れるようです。体験版では主人公のみカスタマイズ可能となってました。
こうして説明すると普通のアクションRPGのように聞こえますが、ソウルライクって何?って感じですよね。
ソウルライクとはFROM SOFTWAREが開発した「DEMONS SOULS」「DARK SOULS」というアクションRPGがあり、このゲームに似ているからソウルライクと呼ばれています。死にゲーと言われるほど、難しいので死にまくり、心が折れると言われるのですが、難しい故に攻略に手応えがあり、クリアしたときの達成感も高いので世界から人気のあるシリーズとなっています。またレベルデザインが素晴らしく敵の配置やルート、ボスの攻撃までがしっかり作り込めれていて、他社が簡単に真似できず追随を許さない感じになっています。コーエーテクモが仁王というソウルライクのゲームである程度成功を収め、今回の「FF ORIGIN」は仁王チームが制作を担当しています。「FF ORIGIN」は新たなソウルライクゲームとして生き残れるのか注目です。
◆FFならではの要素
他のソウルライクとの差別化となるFFらしさですが・・・やはり「ジョブシステム」と「3人パーティー」でしょうか?
ジョブに関しては戦士、竜騎士、黒魔道士といったおなじみのジョブが用意されており、2つのジョブをセットしていつでも切り分けできるようになっています。ジョブによって装備できる武器や使用できるスキルが変化しますが、防具は共通となります。敵によってジョブを着替えるとかは容易に想像つくかと思いますが、コンボの途中でジョブを切り替えてオリジナルコンボとかも可能なので、製品版ではナイトやモンクもあるとのことで戦略の幅は広がりそうです。
また3人パーティーですが、仲間の攻撃力はとても低く、存在意義が感じられないと思います、最初は。しかし、仲間が敵を引きつけてくれることで離れて安全に黒尾魔法をぶち込むことができたり、特にボス戦に関しては仲間がいるといないではガードゲージの削りにも差が出て、徐々に恩恵を感じるかと思います。
仲間のジョブや装備も変更できるようになるらしいので、ここでも戦略性が生まれそうです。さらには仲間も増えていき誰を編成するかの楽しみもあるようです。現在発表された3人のキャラはどうも見た目に好きになれそうにないですが、魅力あるキャラが出てくることを祈ります(笑)。
◆バトルシステム
序盤のチュートリアルでたくさんのバトルシステムをたたき込まれ、いきなり消化不良気味になりますが、プレイしていくうちに自然に覚えられます。攻撃手段と防御手段が思ったより多く、操作方法を覚えるのに最初は躓くかもしれません。さらにはシステムを理解しないと、いつまでもMPが回復しなくて強力な技が使えなくて通常技だけで飽きる・・・ちょっとここが難しいかと感じたところです。
MPは2ゲージぐらいしかなく、強力な技を使うと1ゲージ消費し、2回使うとしばらく技が使えない状態になってしまい、MPをいかに早く回復する手段を覚えるかが鍵となります。防御方法が2種類あり、普通の防御とソウルシールドがあり、ソウルシールドでうまくガードするとMPが回復するのですが、タイミングを合わせないといけないのでこれが慣れるまではちょっと難しい。
またソウルシールドで、敵の紫文字の攻撃をガードすると、敵のスキルを覚えて回数限定で使えるようになったり、赤い文字の技はガード不能技とかがあり、ちょっと覚えることが多めなんですよね。ただ、これは使用する敵が多いので自然と覚えることが出来るのですが、慣れるのにちょっと時間が掛かるかもしれません。
この辺はソウルライクゲームでもパリィといった要素があり似ていると思うのですが、FF ORIGINはちょっと覚えないと行けないルールが多いかなと思いました。ただし、他のソウルライクゲームと違ってデスペナルティがないのは良いことかもしれません。DARK SOULSでは死んでしまうとMAX HPが半分になり、なおかつ経験値をロストすると言った厳しいペナルティがあります。しかし、FF ORIGINではそういうペナルティはないので気軽にプレイできるかなと。
◆成長要素
高難易度ゲームではありますが、成長要素があるので、どうしても勝てない敵にはRPGの常套手段であるレベリングして再挑戦といった先方が使えます。レベルが上がるとジョブポイントがもらえて、スキルツリーで好みのスキルを獲得できます。
ジョブごとにレベルがあるので、頻繁にレベルアップして忙しいです(笑)。さらにハクスラ要素もあり、武器や防具もよくドロップするのでメニューを開く回数が超絶多いです(汗)。このように敵を倒すことで装備品が落ちて入手できます。
装備品にはレベルがあり、同じ武器でもレベルや着いている能力が違ったりして収集要素があるわけです。強い敵に勝てない場合は雑魚を倒して強力な装備を狙うと言った方法も採れるわけです。
武器や防具は見た目が変わるので、集め甲斐がありますね。
◆所感
バトルシステムがちょっと多めで覚えないといけないことがちょっとだけ多いこと、それに関する操作方法に慣れるのにちょっとだけ時間を要することなど、問題ありますが、他のソウルライクよりは易しめで遊びやすいかなと思います。難易度設定もあるのでEASYで遊んでみましたが、これなら誰でも遊べそうな難易度でした。ちなみにDARK SOULSシリーズは当然ながら難易度設定なんてありません(笑)。
しかし、ボスはとても強いのでそこだけはご注意を・・・
個人的には意外と楽しめたのですが、もっとも残念だったのがグラフィックですかね。グラフィック優先モードとパフォーマンス優先モードが切り替えできるのですが、どちらにしても解像度が荒く、ここは改善して欲しいですね。PS5なのに、場所によっては敵とかはいないのに処理落ちが発生するところがあったり、ちょっと動作が不安定に感じるところもありました。あと暗いので黒つぶれする場面が多く印象が悪いのかなと感じます。
そうそう、従来のFFと違ってシナリオドリブンではないのでストーリーイベントは極めて少なく、操作している時間が圧倒的に長いです。なのでいつものFFイベントを期待している人は物足りないかと思います。
というわけで強烈に楽しいと思える所は特にないのですが、この手のアクションRPGは好きなので製品版は買ってみようかと思います。
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