α7IV体験会レポート

10分だけですが、ソニーストア銀座にて発売前のα7IVを触ってきましたの軽くレポートでも。

もう、性能的には申し分なく、気になっている点はEVFと背面液晶。やはり自分の目の代わりとなるEVFですからね。369万ドットの解像度でどうなのか？せめてα7RIVと同じ567万ドットにしなかったのか少し不満でした。というわけで結論からですが、369ドットのEVFは全く問題ありませんでした。α7RIVとα7IVを交互に覗いてみて比較したのですが、全く遜色ありません。EVFぐらいの小さいディスプレイだと、567万と369万ぐらいの差は見分け付かないんですね。

フォントを見比べると、若干α7RIVのほうが解像感がありましたが、些細な差で映像的にはもうまったく遜色ありません。では他に新しくなった外見を・・・

背面液晶を比較してみました。

α7RIVの背面液晶は4：3のディスプレイなので、3：2の画像だと下か上下に黒帯が表示されて液晶に余白がありました。α7IVは液晶が3：2のアスペクト比になったので、黒帯がなく画像が全画面表示されます。なので、画像が従来のαより大きく表示されるようになりました。

ちなみに新型のα7RIVの背面液晶は200万ドットとかなり解像度が上がりましたが、古いα7RIVの100万ドットと比較してみましたが、全く違いを感じることが出来ませんでした・・・

あとアスペクト比が変わったことでメニュー系のレイアウトにも影響出ていると思うのですが、そこは問題なさそうに見えました。

他にはモード切替レバー。

新規で追加された静止画、動画の切り替えレバー？ですが、これ・・・カメラを握ったままだと指が届かず切り替えることは出来ませんでした。ボクの手は小さいですが、指が長い人も届かないかと思います。これはちょっと改善の余地がありそうですが、動画と静止画の切り替えってそうリアルタイムに頻繁に切り替えないので問題ないかもですが。


そしてカスタマイズ可能になった露出ダイヤル。

ボクも露出ダイヤルをいじることはほとんどないので、この変更は嬉しい限り。といっても割り当てたい機能はありませんが(笑)。
そして、背面。

ここはα7RIVとほとんど変わらずですね。

というわけで、α7IVの懸念点はすべて解消されました。しかし、最大の問題点は供給不足。ソニーストア銀座のスタッフにいくつか聞いてみました。

質問1：α7IVの発売日当日、ソニーストア店頭での入荷はありますか？
返答：100％店頭入荷はありません。当日、凸しても駄目ってことですね。

質問2：今、α7IVを予約したらいつぐらいの入荷になりそうですか？
返答：α7SIIIが現在3ヶ月待ちなので、同等となる可能性が高い。

というわけで、α7IVを今から予約しても3ヶ月は掛かってしまいな勢いですね・・・(汗)。ちなみにAPS-C機が軒並み受注停止となってますが、これはAPS-C機に使うパーツが入手困難になっていると聞きました。ソニーだけでなくFUJI FILMも大変なことになっているとか。

さて、来年には出るであろうα7RVですが・・・私の予想だと・・・
解像度：6000万画素から変化なし。おそらくセンサーもα7RIVと一緒？
描画エンジン：当然BIONZ XR搭載で画像処理、メニュー系が大幅にバージョンアップ。しかし、静止画面はこのぐらいの変化にとどまるような。
動画：大幅に性能アップして4K60Pクロップなし、8K24P 30分までとか制限付きで8K録画可能になるのでは？

静止画面での性能アップはないが、今の流行に乗ってα7Rシリーズも動画性能がアップし、静止画も動画も高画質というウリになるのかな？と思いました。8K撮れるとなるとα7RVも値段が上がりそうですよね・・・ただ、α7SIIIよりは安くなるかと思うのですが、どうでしょうかね・・・
仮に高画素をいかしてスーパー低画素モード（1500万画素）みたいなモノを用意して、スーパー連写、スーパー手ぶれ補正、高感度アップなどができたら楽しそうな気がしますが、そんなことはないでしょうね、高画素がウリなので(笑)。となると、ますますα7Rシリーズは自分との相性は悪くなり、今のうちにα7IVに乗り換えたいところですが、α7RIVを買ってまだ2年経ってないので、どうしたものかと(笑)。

というわけで10分だけしか触れませんでしたが、ほぼ不満点がないα7IVでした。