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IIIと4 WH-1000XM4ファーストインプレッション [Sony]
ソニーがいきなりとんもない商品を発売しました。
2021年、ソニーの最高級ワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4の限定カラーが発売されることになりました。すでに限定カラーのホワイトが定価+5000円で販売されていますが、今回のミッドナイトブルーは定価から14000円引きの29700円というとんでもない価格で販売されました。今まで長年ソニー製品を見てきましたが、限定カラーでこんな値引きがあった商品は前代未聞。型落ちの商品ならまだしも最新機種ですからね。しかも評価が高く人気のある商品で、ソニーが一体何を考えているか理解できません。
とはいえ、限定カラーといいつう、海外モデルのカラーだそうで、これはそれの在庫処分という可能性もありそうです。しかし、この時代に在庫処分が必要なほど過剰に生産したとは思えません。
となると、テスト販売の線もあるかと思いました。Amazonがよく期間限定セールやブラックフライデーセールなどやって、Youtuberなどが取り上げて話題になっています。なので、今後、ブラックフライデーとか何かとイベント仕立てで物を売ったらどうなるか?第1弾のテストケースとしてWH-1000XM4のミッドナイトブルーをやってみたのかもしれません。だとしたら、こういうサプライズを定期的にやってくれると嬉しいですね。
しかし、自分はWF-1000XM4という相棒がいますので、WHシリーズは買ったことがありません。そもそもオーバーヘッドホンって夏は使えないだろうし、見た目に派手で目立つのがあまり好きじゃなく、今までオーバーヘッドホンを買った試しがありません。しかし、WH-1000XM3の時に高音質を体験して、とても興味はありました。でも、高いし、たとえばB'zのニューアルバムが出るとか、そういうきっかけがないと買うつもりは全くありません。
そんなときに、25年ぶりのシリーズ最新作で、アルバム発売より先行してライブをやると言った思いっきり特別なミニアルバム「FRIENDSIII」が発売。WH-1000XM4が12月11日発売で「FRIENDSIII」が12月8日発売。もういっそ、コラボで同時発売ぐらいにして!と突っ込みたくなるような発売タイミング。「FRIENDSIII」を高音質で聞きたいという衝動は止まらず、ソニーストアのサーバー混雑をくぐり抜け、10時半ぐらいに購入してました・・・。というわけでファーストインプレでも。
◆同梱物など
パッケージは一昔前の豪華仕様で今のエコな素材は使ってない感じ。
同梱物はUSBケーブル、ヘッドホンケーブル、航空機用プラグアダプター、キャリングケース。キャリングケースは本体と同じミッドナイトブルー。とても硬くて軽く、高級感あります。
◆本体外観
まず、ミッドナイトブルーですが、独特で落ち着いた色合いでかっこいいと思います。他のヘッドホンにはない色だし、XPERIA1III、VAIO勝色などと色合いが似ていて、良い感じ。
見た目より、とても重量が軽く、身につけていても苦になりません。
頭部と耳の部分が柔らかい革になっていて、付け心地もよいです。ただ、経年劣化でこの革がぼろぼろになるかは心配です。
電源ボタンとカスタマイズボタンが付いていて、さらnヘッドホンジャックも付いています。ワイヤレスヘッドホンでありながらケーブルをつながれば有線でもきけるという素晴らしさ。バッテリーが切れても有線で聞くことが可能なようです。
折りたたみできるようになっていて、ケースにしまう際など小型化できるようになっています。
◆音質について
とにかく音の解像感が高いので、かなり高音質に聞こえます。楽器の1つ1つの音色がちゃんと解像されていて、細かい音を聞き取ることが出来ます。高音の透明感や抜け、低音はほどよく力強く、他の音を潰してしまうようなバランスの悪さはなく、解像感のおかげですべての音域がしっかりバランス良く聞こえるという感じがします。
WF-1000XM4もかなり音は良いですが、高音がちょっと物足りなかったりすして、WH-1000XM4の場合は物理的にも音の鳴る空間を作り出せるので、WF-1000XM4では実現的なかった音質や音の広がりを作り出すことに成功しています。とはいえ、WF-1000XM4もだいぶ高音質ですけどね。
◆ノイズキャンセルと外音取り込み
これもまたWF-1000XM4と比較すると、かなりパワフルになっています。もともとオーバーヘッドホンという構造で密閉性は高いと思うのですが、車の騒音、人の話し声などかなり抑えてくれています。なので、音楽が流れれば、ほぼほぼ騒音が聞こえることがなく純粋に音楽の曲だけが聞こえる状態に。
外音取り込みも、しっかり取り込んでくれますが、電車で音楽が流れているときの車内放送を聞き取るのはちょっと難しいかもと思いました。とはいえ、ノイズキャンセルの効きは相当なので、電車の騒音などが気になる人にはかなりお勧めできるノイズキャンセル性能になっています。これもまたWF-1000XM4より二回りぐらい効果が上という感じがします。
◆装着感
やはり、これが気になると思うのですが重量が軽いので装着して負担になることはありません。
12月の寒い夜の下、1時間ほど散歩したのですが・・・ちょっとだけ耳元に汗をかいてしまいました。ボクの耳とWH-1000XM4の相性がちょっと悪いのか、どうしても汗をかいてしまいます。夏での装着は難しそうに感じます。
あとは、マスクがめんどくさい。外出する前に先にマスクをつけてからヘッドホンをつけるなど、順番を気にしないといけません。WF-1000XM4はそんなこと一切気にせず、いつでも装着可能なので、普段の取り回しは格段にWF-1000XM4に分がありますね。キャリングケースが付いているとは言え、なかなか大きいです。重くはないのですが、鞄の中に入れるにはちょっと大きく感じます。
キャリングケースにしまわずに首に掛けっぱなしでいいじゃんっと思う方も居そうですが、今の季節、上着などの襟があったりして、服とヘッドホンが首元で干渉するのはちょっと落ち着かないです。
というわけで、音質は現時点では最強に近い感じ、とにかく解像感がよく、楽器の位置、コーラスの位置などが感じ取れるような解像感。バランスが良すぎてもう少しパンチが欲しいと感じる方はイコライザーで調整って感じですかね。
そして装着感は、かなり個人差によると思いますが、やはり汗をかいてしまうのが気になります。個人的には連続装着2時間ぐらいが限界かもです。
ノイズキャンセルと高音質を求める人にはお勧め出来ますね。ただ、装着感だけは店頭で一度確認してもらった方が良いと思います。
2021年、ソニーの最高級ワイヤレスヘッドホンWH-1000XM4の限定カラーが発売されることになりました。すでに限定カラーのホワイトが定価+5000円で販売されていますが、今回のミッドナイトブルーは定価から14000円引きの29700円というとんでもない価格で販売されました。今まで長年ソニー製品を見てきましたが、限定カラーでこんな値引きがあった商品は前代未聞。型落ちの商品ならまだしも最新機種ですからね。しかも評価が高く人気のある商品で、ソニーが一体何を考えているか理解できません。
とはいえ、限定カラーといいつう、海外モデルのカラーだそうで、これはそれの在庫処分という可能性もありそうです。しかし、この時代に在庫処分が必要なほど過剰に生産したとは思えません。
となると、テスト販売の線もあるかと思いました。Amazonがよく期間限定セールやブラックフライデーセールなどやって、Youtuberなどが取り上げて話題になっています。なので、今後、ブラックフライデーとか何かとイベント仕立てで物を売ったらどうなるか?第1弾のテストケースとしてWH-1000XM4のミッドナイトブルーをやってみたのかもしれません。だとしたら、こういうサプライズを定期的にやってくれると嬉しいですね。
しかし、自分はWF-1000XM4という相棒がいますので、WHシリーズは買ったことがありません。そもそもオーバーヘッドホンって夏は使えないだろうし、見た目に派手で目立つのがあまり好きじゃなく、今までオーバーヘッドホンを買った試しがありません。しかし、WH-1000XM3の時に高音質を体験して、とても興味はありました。でも、高いし、たとえばB'zのニューアルバムが出るとか、そういうきっかけがないと買うつもりは全くありません。
そんなときに、25年ぶりのシリーズ最新作で、アルバム発売より先行してライブをやると言った思いっきり特別なミニアルバム「FRIENDSIII」が発売。WH-1000XM4が12月11日発売で「FRIENDSIII」が12月8日発売。もういっそ、コラボで同時発売ぐらいにして!と突っ込みたくなるような発売タイミング。「FRIENDSIII」を高音質で聞きたいという衝動は止まらず、ソニーストアのサーバー混雑をくぐり抜け、10時半ぐらいに購入してました・・・。というわけでファーストインプレでも。
◆同梱物など
パッケージは一昔前の豪華仕様で今のエコな素材は使ってない感じ。
同梱物はUSBケーブル、ヘッドホンケーブル、航空機用プラグアダプター、キャリングケース。キャリングケースは本体と同じミッドナイトブルー。とても硬くて軽く、高級感あります。
◆本体外観
まず、ミッドナイトブルーですが、独特で落ち着いた色合いでかっこいいと思います。他のヘッドホンにはない色だし、XPERIA1III、VAIO勝色などと色合いが似ていて、良い感じ。
見た目より、とても重量が軽く、身につけていても苦になりません。
頭部と耳の部分が柔らかい革になっていて、付け心地もよいです。ただ、経年劣化でこの革がぼろぼろになるかは心配です。
電源ボタンとカスタマイズボタンが付いていて、さらnヘッドホンジャックも付いています。ワイヤレスヘッドホンでありながらケーブルをつながれば有線でもきけるという素晴らしさ。バッテリーが切れても有線で聞くことが可能なようです。
折りたたみできるようになっていて、ケースにしまう際など小型化できるようになっています。
◆音質について
とにかく音の解像感が高いので、かなり高音質に聞こえます。楽器の1つ1つの音色がちゃんと解像されていて、細かい音を聞き取ることが出来ます。高音の透明感や抜け、低音はほどよく力強く、他の音を潰してしまうようなバランスの悪さはなく、解像感のおかげですべての音域がしっかりバランス良く聞こえるという感じがします。
WF-1000XM4もかなり音は良いですが、高音がちょっと物足りなかったりすして、WH-1000XM4の場合は物理的にも音の鳴る空間を作り出せるので、WF-1000XM4では実現的なかった音質や音の広がりを作り出すことに成功しています。とはいえ、WF-1000XM4もだいぶ高音質ですけどね。
◆ノイズキャンセルと外音取り込み
これもまたWF-1000XM4と比較すると、かなりパワフルになっています。もともとオーバーヘッドホンという構造で密閉性は高いと思うのですが、車の騒音、人の話し声などかなり抑えてくれています。なので、音楽が流れれば、ほぼほぼ騒音が聞こえることがなく純粋に音楽の曲だけが聞こえる状態に。
外音取り込みも、しっかり取り込んでくれますが、電車で音楽が流れているときの車内放送を聞き取るのはちょっと難しいかもと思いました。とはいえ、ノイズキャンセルの効きは相当なので、電車の騒音などが気になる人にはかなりお勧めできるノイズキャンセル性能になっています。これもまたWF-1000XM4より二回りぐらい効果が上という感じがします。
◆装着感
やはり、これが気になると思うのですが重量が軽いので装着して負担になることはありません。
12月の寒い夜の下、1時間ほど散歩したのですが・・・ちょっとだけ耳元に汗をかいてしまいました。ボクの耳とWH-1000XM4の相性がちょっと悪いのか、どうしても汗をかいてしまいます。夏での装着は難しそうに感じます。
あとは、マスクがめんどくさい。外出する前に先にマスクをつけてからヘッドホンをつけるなど、順番を気にしないといけません。WF-1000XM4はそんなこと一切気にせず、いつでも装着可能なので、普段の取り回しは格段にWF-1000XM4に分がありますね。キャリングケースが付いているとは言え、なかなか大きいです。重くはないのですが、鞄の中に入れるにはちょっと大きく感じます。
キャリングケースにしまわずに首に掛けっぱなしでいいじゃんっと思う方も居そうですが、今の季節、上着などの襟があったりして、服とヘッドホンが首元で干渉するのはちょっと落ち着かないです。
というわけで、音質は現時点では最強に近い感じ、とにかく解像感がよく、楽器の位置、コーラスの位置などが感じ取れるような解像感。バランスが良すぎてもう少しパンチが欲しいと感じる方はイコライザーで調整って感じですかね。
そして装着感は、かなり個人差によると思いますが、やはり汗をかいてしまうのが気になります。個人的には連続装着2時間ぐらいが限界かもです。
ノイズキャンセルと高音質を求める人にはお勧め出来ますね。ただ、装着感だけは店頭で一度確認してもらった方が良いと思います。
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