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α7IVファーストインプレッション [Sony]
早速α7IVで撮影してきました。
主にα7RIVとの比較になりますが、1日触ってみての感想となります。
◆使い勝手
やはり、ここは大きくバージョンアップしていて、一番恩恵を受ける部分かと思います。まず、とても良くなったと感じたのが以下の3点。
・起動が速い
・連写してSDカードに書き込みが終わらなくても別の操作が可能に
・メニューなど操作レスポンスが快適に。
α7RIVは電源を入れて起動するのに時間が掛かり、さらにSDカードの認識にも時間が掛かります。気合いを入れて撮影開始したいのに出鼻をくじかれるようなことをされ、ちょっとここはげんなりしてました。慣れてるのですが(笑)。他に連写してSDカードに撮影データが書き込み終了するまで、他の操作が一切できなかったりして、間違えて連写設定になっていた日にはもうイライラします。
そして、BIONZ XRでメニューが一新され、操作がサクサクになったのもかなり良いです。設定を変更する際にすばやく変更できますし、新しいメニューが大量に増えたのですが、操作速度も向上しているので、すぐに見つけられる感じがします。さらにメニューの階層の内容も表示されるので、一覧性が良くなったのもポイント高いと思います。
とにかくカメラを素早く扱えるようになったので、フットワークが軽くなり、より撮影チャンスに恵まれるのではないでしょうか。
◆AFについて
BIONZ XRの恩恵はやはりAFでしょうか?α7RIVも遅くはなかったですが、それを上回る速度と精度は触ってみてすぐにわかる感じです。ボクは拡張フレキシブルスポットAFを使っているのですが、トラッキングの食いつきぶりの精度もより素早く正確になっていて、α7RIVでは動物瞳AFの時はトラッキングが使えなくなるのですが、α7IVでは瞳AFの種類関係なくトラッキングAFを使えるようになってました。
さらにAFの精度が上がって、解像感も向上していると聞いたのですが、これはちょっと体感出来ませんでした。α7IVのサンプル画像を見る限りかなり解像感が高いとは感じましたが。ただ、AFの速度がかなり上がってるので、撮れ高はα7IVのほうが確実に向上しているかな?とは思いました。新宿御苑でメジロを撮影したのですが、トラッキングの食いつきもすごいですし、鳥瞳AFも加わるので、鳥の撮影に関してもα7RIVより優位かもしれません。
これは撮って出しですが、小さいメジロが枝の中を飛び回りましたが、トラッキングでかなり食いついてくれました。ただ、間違えて枝をトラッキングした場合は、ずっと枝に食いつくので、間違えると大変なことになるなと思いました(笑)。
◆クリエイティブルックについて
BIONZ XRの恩恵として色味の良さもある?のかと思ってますが、クリエイティブルックの色味がエモイと評判がよさげです。RAWだと意味がありませんが、どれだけエモイのか試してみました。こちらの画像もjpeg撮って出しです。
こちらはクリエイティブルック「FL」。
落ち着いた発色とコントラストのメリハリをつけた感じだそうですが・・・自然物にはあまり合ってないかも?人気のあるルックなのでいの一番で試したのですが・・・
こちらは「SH」。
SHが何の略かわからなかったのですが(SHINE?)、透明感、柔らかさ、鮮やかさを持つ明るい雰囲気の絵作りに。確かにソフトフォーカスっぽく柔らかさは出ていますね。晴天下の桜とかに合いそうですね。
jpeg派の方には重宝するモードになるかと思いましたがルック名が何の略かわかりにくく、いざ選択しようとしたらどれにすればいいのかちょっと悩ましい。以前は風景モードとかの直球なネーミングだったのでわかりやすかったのですが。
◆バリアングルモニター
今や動画用途が増えて、バリアングルモニターがデフォルトになりつつありますが、あまり動画を撮らない自分にとっては縦ローアングルが撮れるのでそれが嬉しかったりするのですが。で、早速縦ローアングルで撮った画像がこちら。jpeg撮って出しです。
いいサンプルが見つからなかったので無理矢理ですが・・・バリアングルはかなり慣れが必要かと感じました。というかチルトでずっとやってきたので、その癖が抜けないというのもありますが。縦ローアングルで水平や角度を調整するのが思ったより難しく、横ローアングルに至ってはモニターとレンズの位置がずれるので、余計に難しいです。
ここは焦らずゆっくり慣れていく必要がありそうです。
◆暗所性能
α7RIVは6000万画素もありますので、当然ノイズも出やすく、暗い場所でシャッター速度を上げて撮るなんてことをしたら、それはもう黒つぶれ、ノイズの嵐で大変でした。α7IVも3000万画素ありますので、やや高画素ですが、暗所性能を試してみました。
こちらは現像した画像ですが、SSは1/1250でISO12800です。さらにPLフィルターをつけていたのでさらに暗いという悪条件でしたので、さすがにノイズはすごかったですが、現像でそれなりに救える感じに。電車の天井の金属のディテールもISO12800の割には残っているし。画像左の草木もじつは完全に潰れてはいませんでした。かなり暗いのに電車にぴったりトラッキングAFで撮影できたので暗くても楽に撮影できた感じです。とはいえ、PLフィルターのせいもあるかもしれませんがISO12800はちょっとノイズが多いので控えたいなと思いました。ただ、α7RIVのISO12800に比べたら、全然使えるかなと思います。
というわけで、使い勝手、AF精度、暗所性能といった面でα7RIVより使いやすく、活躍できる場面が多いのでは?と実感できました。とはいえ、まだ1日しか使ってないので、じっくり使って新しい発見があったらまたレポートしたいと思います。
主にα7RIVとの比較になりますが、1日触ってみての感想となります。
◆使い勝手
やはり、ここは大きくバージョンアップしていて、一番恩恵を受ける部分かと思います。まず、とても良くなったと感じたのが以下の3点。
・起動が速い
・連写してSDカードに書き込みが終わらなくても別の操作が可能に
・メニューなど操作レスポンスが快適に。
α7RIVは電源を入れて起動するのに時間が掛かり、さらにSDカードの認識にも時間が掛かります。気合いを入れて撮影開始したいのに出鼻をくじかれるようなことをされ、ちょっとここはげんなりしてました。慣れてるのですが(笑)。他に連写してSDカードに撮影データが書き込み終了するまで、他の操作が一切できなかったりして、間違えて連写設定になっていた日にはもうイライラします。
そして、BIONZ XRでメニューが一新され、操作がサクサクになったのもかなり良いです。設定を変更する際にすばやく変更できますし、新しいメニューが大量に増えたのですが、操作速度も向上しているので、すぐに見つけられる感じがします。さらにメニューの階層の内容も表示されるので、一覧性が良くなったのもポイント高いと思います。
とにかくカメラを素早く扱えるようになったので、フットワークが軽くなり、より撮影チャンスに恵まれるのではないでしょうか。
◆AFについて
BIONZ XRの恩恵はやはりAFでしょうか?α7RIVも遅くはなかったですが、それを上回る速度と精度は触ってみてすぐにわかる感じです。ボクは拡張フレキシブルスポットAFを使っているのですが、トラッキングの食いつきぶりの精度もより素早く正確になっていて、α7RIVでは動物瞳AFの時はトラッキングが使えなくなるのですが、α7IVでは瞳AFの種類関係なくトラッキングAFを使えるようになってました。
さらにAFの精度が上がって、解像感も向上していると聞いたのですが、これはちょっと体感出来ませんでした。α7IVのサンプル画像を見る限りかなり解像感が高いとは感じましたが。ただ、AFの速度がかなり上がってるので、撮れ高はα7IVのほうが確実に向上しているかな?とは思いました。新宿御苑でメジロを撮影したのですが、トラッキングの食いつきもすごいですし、鳥瞳AFも加わるので、鳥の撮影に関してもα7RIVより優位かもしれません。
これは撮って出しですが、小さいメジロが枝の中を飛び回りましたが、トラッキングでかなり食いついてくれました。ただ、間違えて枝をトラッキングした場合は、ずっと枝に食いつくので、間違えると大変なことになるなと思いました(笑)。
◆クリエイティブルックについて
BIONZ XRの恩恵として色味の良さもある?のかと思ってますが、クリエイティブルックの色味がエモイと評判がよさげです。RAWだと意味がありませんが、どれだけエモイのか試してみました。こちらの画像もjpeg撮って出しです。
こちらはクリエイティブルック「FL」。
落ち着いた発色とコントラストのメリハリをつけた感じだそうですが・・・自然物にはあまり合ってないかも?人気のあるルックなのでいの一番で試したのですが・・・
こちらは「SH」。
SHが何の略かわからなかったのですが(SHINE?)、透明感、柔らかさ、鮮やかさを持つ明るい雰囲気の絵作りに。確かにソフトフォーカスっぽく柔らかさは出ていますね。晴天下の桜とかに合いそうですね。
jpeg派の方には重宝するモードになるかと思いましたがルック名が何の略かわかりにくく、いざ選択しようとしたらどれにすればいいのかちょっと悩ましい。以前は風景モードとかの直球なネーミングだったのでわかりやすかったのですが。
◆バリアングルモニター
今や動画用途が増えて、バリアングルモニターがデフォルトになりつつありますが、あまり動画を撮らない自分にとっては縦ローアングルが撮れるのでそれが嬉しかったりするのですが。で、早速縦ローアングルで撮った画像がこちら。jpeg撮って出しです。
いいサンプルが見つからなかったので無理矢理ですが・・・バリアングルはかなり慣れが必要かと感じました。というかチルトでずっとやってきたので、その癖が抜けないというのもありますが。縦ローアングルで水平や角度を調整するのが思ったより難しく、横ローアングルに至ってはモニターとレンズの位置がずれるので、余計に難しいです。
ここは焦らずゆっくり慣れていく必要がありそうです。
◆暗所性能
α7RIVは6000万画素もありますので、当然ノイズも出やすく、暗い場所でシャッター速度を上げて撮るなんてことをしたら、それはもう黒つぶれ、ノイズの嵐で大変でした。α7IVも3000万画素ありますので、やや高画素ですが、暗所性能を試してみました。
こちらは現像した画像ですが、SSは1/1250でISO12800です。さらにPLフィルターをつけていたのでさらに暗いという悪条件でしたので、さすがにノイズはすごかったですが、現像でそれなりに救える感じに。電車の天井の金属のディテールもISO12800の割には残っているし。画像左の草木もじつは完全に潰れてはいませんでした。かなり暗いのに電車にぴったりトラッキングAFで撮影できたので暗くても楽に撮影できた感じです。とはいえ、PLフィルターのせいもあるかもしれませんがISO12800はちょっとノイズが多いので控えたいなと思いました。ただ、α7RIVのISO12800に比べたら、全然使えるかなと思います。
というわけで、使い勝手、AF精度、暗所性能といった面でα7RIVより使いやすく、活躍できる場面が多いのでは?と実感できました。とはいえ、まだ1日しか使ってないので、じっくり使って新しい発見があったらまたレポートしたいと思います。
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