雨の神宮外苑花火

遙か昔に神宮外苑花火を見に行った記憶があるのですが、3年ぶりの開催と言うことと近所ということで神宮外苑花火大会に行ってみることにしました。ちなみに今回の画像はほとんどXPERIA1IIIで撮影しています。

HPではすでに交通規制マップが公開されているのでそれに合わせて観覧場所を検討しますが、

基本は有料なので、タダでは絶対に見せない気迫を感じます(当然)。しかし、チケットが高いのと構図の自由度から、どうしても外で見たい(無料で)。ググったところ、どうやら聖徳絵画記念会館前の広場が良いっぽい。

なんといっても有料席のすぐ隣。しかも花火打ち上げ場所が目の前。すでにロケハン済みなのですが、この広場は結構広い。普段はスケボー広場とかになっています。さらに国立競技場も見えて素敵。

イメージ的にはこういう構図で国立競技場をわずかに入れて花火を撮るイメージ。

しかし、有料席の真横を無料解放するなんて引っかかります。ただ、検索するとこの場所をオススメすることが多い。そして改めて交通基規制情報を見てみると、ちょうどこの場所だけ規制が掛かってないじゃないですか。

というわけでここで決定。知り合いの1人が渋谷スカイに行きますと言い出したのですが、それは開店10時に突撃して場所取りして開演19時半まで、ずっと居座らないといけないので、そもそも厳しい、さらにそんな居座り行為は係の人に注意されそう。そもそも大勢の人が見に来ると思われるので三脚の使用禁止とか言われそうなので、リスクが高すぎる。というわけで、本番当日、朝早めに起きて場所撮りに行きました。近いのでもし駄目でもダメージは低いです。

んで、聖徳記念絵画館の広場に到着・・・

有料席の設営に使用する資材や車がたくさん止まっていて、ここで場所取りできそうな感じには見えないし、誰も場所取りしていません。

通路も空いてますが、ここを場所取りするのは非常識。

さらに絵画館の前にある広場がありますが、これはなんか・・・駄目な雰囲気。

検索するとツイッターに新情報が。交通規制情報が更新されていて、この絵画館の前は有料チケットを持っている人のみが入れると書いてありました。というわけで、さすがに有料席の真横は封鎖されたわけです。や～、朝一でこれはショック。近所だからダメージは少ないとか言ってたけど、朝一で予定が崩れるのはかなりショック(笑)。

というわけで、次の候補地である鳩森八幡神社へ向かいました。ここはネット上だと多くの人がオススメしてましたが、事前のロケハンで、境内では木が多く、全く花火が見えないことがわかっています。どこで見学しているかわからにのですが、当日朝でしたら場所取りしている人がいるかもしれないので、行ってみました。

神社に行く途中、東京体育館の裏を通るのですが、ここなら国立競技場の上で花火が撮れるのになと思いましたが。

当然、国立競技場や東京体育館周辺は立ち入り禁止にすると書いてあります。残念・・・で、神社に到着すると、やはり誰も場所取りしておらず、周辺を歩いてみましたが、ビルが多く、花火が見える場所もなさそう。花火が見えそうな道はすでに規制対象となっているのですでに封印されており、もう朝一で詰んでます(笑)。

新宿高島屋の屋上もオススメと情報があるので近いし、行ってみることに。高島屋の屋上なら素晴らしい絵が期待できますが、さすがにコロナ禍で人が集まってしまうイベントに何も対策しないとは思えませんが・・・行ってみたら・・・

ですよね。知ってた。というわけで、また絶望感を味わいます。他に東京タワー展望台、恵比寿の展望台、新宿NSビルの展望台などおすすめスポットとなってましたが、有料かつすでに展望台がなくなっているところもあり、これらは没。NSビルの展望台なんて、とっくの昔になくなっていそうです。

次に動画でアップされていた首都高と中央線の上に花火という、なかなかの場所があったので行ってみたのですが、金網が高くて無理そう。かなり背の高い三脚がないと厳しい。というわけで、ここも没。

次は信濃町の慶応大附属病院の裏の道からならどうだろうと思いました。打ち上げ場所とは反対方向だし、線路を超えた場所。会場から近いけど反対方向なので規制からも逃れられるのでは？撮影イメージはこんな感じ。

構図はつまらないですが、おしゃれな三井ガーデンホテルを入れて誤魔化します(笑)。打ち上げ場所がとにかく近いのでわり迫力ある花火が撮れそう。とりあえず、ここに決めて昼飯を食べることに。そういえば慶応大附属病院って坂井泉水の・・・

しかし、食後にもう一度慶大付属病院の道に行ってみると、警備員がたくさんいます(汗)。交通規制マップをのぞき見すると、ここも規制対象となっていました(汗)。しかし、無名橋までが規制対象で、もう半分は規制外のようなのでギリセーフ。しかし、やはり構図がつまらんとのことで、さらに再検討となりました(汗)。

もう、かなり混みそうだがビルの谷間から花火を撮るという都会的な構図に挑戦すると言うことで、外苑前駅の伊藤忠ビルまで向かいました。ここもかなりオススメスポットと挙げられてますが、規制対象の道にありますし、外苑駅前なのでかなりの混雑が予想されますが・・・行ってみると会場側の道は大混雑ですが、反対側の道は特に混んでもいないし、規制もされていない。そして構図的にはこんな感じ。

狭いですが、花火がよく見えるとの話ですし、谷間が花火で埋まれば良さげかも？というわけでここで待機することにしました。やっと撮影場所が決定です。しかし、花火の前に雨が降ってくるわ、撮影場所の前に大きめの車が止まってしまうなど大ピンチに。特に雨が止まないのがいやでした。そして、花火が始まって撮影したのがこちら。

想定より花火が低くて車が邪魔で全く撮れません(汗)。さらにレンズに水滴が付いてしまっています。カメラ本体は布で覆ったのですが、車が止まっているせいでかなりカメラの角度を上げる必要があり、水滴が付いてしまいました。もうこれは帰った方が良いと即決し、解散しました。散々ロケハンした挙げ句にこれはツライ結果となりました。帰り際にスマホで適当に撮った画像がこちら。

ビルの隙間から花火が見える姿は、非日常的で魅力的で、建物に反響する花火の音が大迫力で、帰りたくなくなってしまうのですが、駅に向かうだけでも超絶混んでいて、チケットを持っている人しか通れない道路、地元の人しか通れない道路、一方通行など、規制がかなり複雑で歩いているだけでも疲れてしまいます(汗)。さらに少しでも花火が見える場所だと、人が大量に集まってしまい、そこを通り抜けるのも困難。警備の人は必死に警告して、警告と花火の爆音が鳴り響いて、都内の花火はこうだったよねと懐かしくもあり、やはり花火はこんな都心でやるものではないと思いつつも非日常的な光景は素晴らしく、お台場の花火大会は結構して欲しいと思ってしまいます。

しかし、神宮花火はめちゃくちゃ本気で無料では見せないよう徹底されていて(当然)、最初の提案通り、渋谷スカイに行っていたら雨が降っていても問題なく、都心で花火を見るにはそれなりのコストを払う必要があるという結論でした(汗)。

神宮外苑花火の観覧場所まとめ
・聖徳絵画記念会館前：観覧×　有料チケット所持者のみ出入り可能
・鳩森八幡神社：観覧×　境内での観覧禁止。周辺だと多少見れる場所があるかもしれないけど厳しい
・新宿高島屋の屋上：観覧×　コロナ禍で花火の日は封印
・首都高と中央線の上：観覧○　撮影は金網があるので工夫が必要
・慶応大学付属病院裏：観覧？　規制からはずれている場所があるので見れたかもしれない
・伊藤忠ビル：観覧△　高い花火はよく見えるけど、ビルに隠れてしまう花火がほとんど
・渋谷スカイ：観覧○　撮影場所の確保が必要。再入場は禁止なのでずっと居る必要がある(汗)