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第12世代インテルCoreプロセッサー搭載 VAIO SX14 性能レビュー [VAIO]

今回は第12世代インテルcore搭載VAIO SX14の性能に関して、3年前のSX14と比較してみたいと思います。
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◆プロセッサーのベンチマーク比較

今回はCore i7 1260Pのメモリは16GBを選択しています。BLACKエディションだと上位の1280Pが選択できるのですが、通常カラーだと1260Pどまり。12コア16スレッド2.5GHzとなります。
ちなみに3年前のSX14だと4コア8スレッド2GHz。Core i7 8565Uのメモリは8GB。コア数は3倍に増えてますが、ベンチマークの結果はどうなりますでしょうか?CINEBENCHR23を使って測定してみました。
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左が3年前、右が3年後の結果となりますが、マルチコアの結果は3倍、シングルコアだと約2倍という結果に。3年でここまで進化するんですね。すでに第13世代インテルcoreが出ていて、すでに40%アップしていると言うことで、今後はどんどん進化が加速していくんでしょうかね?

ちなみにM2 Macbook airのマルチコアスコアは7939でSX14のほうが少しだけ(数値的には)上回っております。M2 Macbook proは8900でこちらには負けておりますね。ただ、Macbook airはファンレスなので、これでファンがついたら・・・どうなるんでしょうか。


◆SSD速度比較

次はSSDの速度を比較。今回は第4世代ハイスピードSSD512GBを搭載。3年前は第3世代ハイスピードSSD128GB比較してみると・・・
スクリーンショット 2022-10-20 134414.png

読み込み速度は2倍、書き込み速度は3倍という結果が・・・これもまたすごい結果に。でも、3年前でも早いので、ここはあまり3倍という体感は・・・でも早くなったのは実感できます。


◆FF14ベンチマーク比較

そして、毎度毎度泣かされてきたFF14のベンチマークです。いつも微妙な結果でSX14ではFF14プレイできないという結論に至るのですがまずは3年前の結果。
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この評価だとグラフィック設定変えてもプレイは無理ですね。では3年後はどうなったかと言いますと・・・
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なんと!やや快適という評価。まぁ、フルHDですが。平均フレームレートも45ということで、これはエンドコンテンツの零式も挑戦していいのでは?ついにSX14でFF14がプレイ可能になりました!しかし、再来年に出るであろうパッチ7.0にて初のグラフィック大型アップデートが予定されており、FF14の敷居が上がってしまいそうです。


◆モンスターハンターライズ推奨PC

みなさん、知ってました?いつの間にかVAIOがモンハンの推奨PCになっていたことを!おいおい、さすがにこれははったりかましすぎだろ?と思ったのですが、モンハン最新作の「モンスターハンターライズ」の推奨PCになってました(汗)。
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モンハンライズはSwitchからスタートしたモンハンなので、描画に関しては軽量級なのかもしれませんが、マップも広いし、巨大なモンスターは暴れまくるわで大丈夫か?と怪しいのでSteamで体験版をプレイしてみました。
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PCスペックを自動判断して描画設定は最適化されているようで、なんと解像度が2560×1440。フルHDじゃない。ただ、グラフィック設定は中になっていて陰の処理など、かなり省略化されていました。んで、実際にプレイしてみると・・・ごらんのように巨大なモンスターが暴れます。
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ただ、平均して30フレーム以上は出ているような操作感。2560ドットなのでテクスチャの解像感もなかなかです。推奨PCの名は伊達じゃないといった感じでしょうか。というわけで、Steamだと様々なPCゲームが用意されていますし、VAIOでも遊べるタイトルの方がむしろ多いかと思われます。ゲーム目的でSX14を買う人はいないと思いますが、意外と遊べますよという報告でした。

実は3年前のSX14でもどのくらい動くのか試してみたのですが、2Dゲームなら結構動くどころか、3Dの軽いゲームなら動作しました。ボクが確認したのはDiablo immortalのようなスマホベタ移植のPC版や同じディアブロ系ですが、最新作の「UNDECEMBER」。ともに3Dゲームですが、3年前のSX14でもしっかり動きました。ただ解像度は1600ドットぐらいに落とせばですが。今回のSX14では試してませんがおそらく余裕で動きそうです。


◆Lightroom

最も使う予定のソフト「Lightroom」。正直3年前のVAIOだとちょっと重かったのですが、今回はかなり快適でした。
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以前は画像一覧を表示していると重い感じでした。ただ、色味の調整などで重くなることはありませんでしたが、同じ現像ソフトである「Capture one」のほうが動作が軽い印象です。ディスプレイも良くなったし、今後はSX14で現像する機会が増えそうです。


◆動画編集ソフト

もっとも気になっていた動画編集ソフトを試してみました。といってもAdobe Rushだけですが。
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3年前のSX14だと、プレビューの動画すら1コマ目が表示されるのみで、音声は流れるけど映像は止まったままという恐ろしい結果でしたが、今回は4K動画もちゃんと動きました。サクサクに動くという感じではないですが、普通に編集作業ができるレベルかと思われます。

ソニーの手ぶれ補正や編集が可能な「Catlyst Browse」も試してみました。
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3年前のSX14だとサムネイル表示にやたら時間がかかったり、4K動画の再生もまともにできませんでしたが、今回はサムネイル表示も早めで動画もバッチリ再生できました。
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というわけで、ディスプレイ、スピーカー、キーボードなど外側も地味にパワーアップしただけでなく、CPUやSSDは飛躍的に向上していて、ゲームやクリエイティブ面でもなんとか使えるぐらいにまでになって、もうビジネス用途向けだからと下を向かなくても良くなりました(笑)。VAIO社的にはSX15がクリエイティブ向けPCという位置づけでしょうけど、SX14もそこそこいけますので、ビジネス向けに特化したPC作りは卒業で、ビジネスもクリエイティブもいけるSX14を意識した方がVAIOっぽい姿かなと思いました。



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